無月(むげつ)(もん) [編集]

月刊コロコロコミック2018年2月号付録で登場したキーワード能力

卍 デ・スザーク 卍 MDS 闇文明 (8)
クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 9000
無月の門:自分の魔導具が出た時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップして出る。

自分の魔導具バトルゾーンに出した時に誘発し、バトルゾーン墓地から2つずつ、合計4つの魔導具を選び、それらをにしてコスト踏み倒し召喚できる。出したばかりの魔導具をそのまま使うことも可能。

手札だけでなく墓地からも召喚することができ、条件と合わせて墓地肥やしとの相性が非常に良い。
変わったところでは《神秘と創造の石碑》などにも反応する。

ルール [編集]

  • 無月の門は進化とは異なる。
  • 無月の門によって出たクリーチャーは、素材となった魔導具の状態に関わらず、新たに召喚酔いする
  • オーラがついた魔導具を無月の門の素材にした場合、ついているオーラ召喚するクリーチャーの下に重ねる。この時、魔導具とついていたオーラを重ねる順番はカードの持ち主が好きに決められる。
    (2022/08/10公式Q&A回答変更)
    • この時、魔導具バトルゾーンを離れているわけではない。
      この処理は「オーラがついているクリーチャーがバトルゾーンを離れる時」の処理ではなく、総合ルール310.8bで定義された特別な処理である。

その他 [編集]

  • 魔導具カードには魔法陣の弧が描かれており、これ4枚を四方に並べることで魔法陣、すなわち無月の門が完成するというデザインになっている。『デュエル・マスターズ 双極篇フルコンプリートBOOK』も無月の門で出すクリーチャーの下に置く魔導具を「魔法陣」と呼んでいる。
    • 公式動画などでも魔法陣の形の上に《卍 デ・スザーク 卍》を置いてプレイしている。封印もそうだが、特に演出を気にしないのであれば、進化と同じように縦に揃えて重ねてもルール違反ではない。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《卍 デ・スザーク 卍》無月の門の能力で召喚しました。このクリーチャーをどのように扱えばよいですか?
A.5枚重なった状態で1体のクリーチャーとして扱います。この時、進化クリーチャーと同じようにこのクリーチャーの下に重ねてあるカードは特性が失われています。
引用元(2019.7.2)

Q.《卍 デ・スザーク 卍》無月の門の能力で召喚した時、これはバトルゾーンの魔導具から進化しているのですか?
A.いいえ、魔導具は単純に召喚するための道具として使われただけで、同一のクリーチャーとはみなされず、タップ状態や付加されていた能力など魔導具のいかなる状態も引き継ぎません。進化クリーチャーと違って召喚酔いもします。
引用元(2019.7.2)

Q.5枚のカードが重なった状態で1体のクリーチャーとしてある時、《卍 デ・スザーク 卍》が破壊されたらどうなりますか?
A.進化クリーチャーと同じように5枚すべてのカードが1体のクリーチャーとして扱われ、同時に墓地に行きます。手札やマナゾーン、山札など他のゾーンに移る時も同様です。
引用元(2019.7.2)

Q.5枚のカードが重なった状態で1体のクリーチャーとしてある時、《卍 デ・スザーク 卍》に重なっているうちの1枚がカード指定効果によってゾーン移動するとどうなりますか?
A.クリーチャーとして表にある一番上のカードがいずれかのゾーンに移動した場合、どこに移動したかに関わらず下の4枚のカードは存在できなくなってすべて墓地に置かれます。下の4枚のカードのうちのどれかが移動した場合はクリーチャーとして残り続けます。
引用元(2019.7.2)

Q.《堕魔 グリギャン》をバトルゾーンに出した時、その能力で山札の上から無月の門を持つクリーチャーが墓地に置かれた場合、《卍 デ・スザーク 卍》無月の門の能力を使うことができますか?
A.いいえ、使えません。無月の門は、魔導具をバトルゾーンに出した時点で手札か墓地にないといけません。
引用元(2019.7.2)

Q.《堕魔 グリギャン》をバトルゾーンに出した時、墓地に無月の門を持つクリーチャーがいますが、必要な枚数の魔導具がありませんでした。《堕魔 グリギャン》の能力で山札の上から魔導具が置かれた場合、それを元に《卍 デ・スザーク 卍》無月の門を使うことはできますか?
A.はい、使えます。無月の門は、魔導具をバトルゾーンに出した時点で手札か墓地にあると発動し、使用宣言をすることが可能です。その解決時にバトルゾーンと墓地から必要な枚数の魔導具を集めて使うことになるので、宣言時に魔導具がそろっている必要はありません。ただし、解決時に必要な枚数の魔導具がなければ失敗し、無月の門を使ったことにはなりません。
引用元(2019.7.2)

+  類似裁定(2023.4.10)

Q.《ヘブン・デ・エンドレーサ》無月の門でバトルゾーンに出た《無明夜叉羅ムカデ》を選んだ場合どうなりますか?
A.無月の門でバトルゾーンに出たクリーチャーは下にある魔導具を含めて1体のクリーチャーとして扱いますので、5枚すべてをシールドに置くことになります。この時、それら5枚は1つのシールドに5枚重ねられた状態で置かれるのではなく、バラバラの5つのシールドとしてシールドゾーンに置かれます。進化クリーチャーの場合も同様に処理にします。
引用元(2019.7.2)

Q.《「深淵より来たれ、魂よ」》の効果で墓地のクリーチャーを出すとき、先に魔導具2枚を戻してから[3]墓地にある魔導具2枚を使って無月の門で墓地のクリーチャーを出すことができますか?
A.いいえ、呪文の解決中に置換効果以外のクリーチャーの能力を割り込んで解決することはできません。この場合すべてのクリーチャーを先に出し、その後で発動している無月の門の解決をすることになります。
墓地にあった無月の門を持つクリーチャーはすでにバトルゾーンに出てしまったためそれ以上無月の門で出すことはできませんが、例えば無月の門が手札で発動していた場合、すべてのクリーチャーをバトルゾーンに出した後、待機している効果を解決する過程で2体以上の魔導具が墓地に置かれ、バトルゾーンにも魔導具クリーチャーが2体いれば手札の無月の門を解決することが可能です。
引用元(2019.7.2)

Q.「無月の門・終」で魔導具を選ぶ時、バトルゾーンにあるドルスザクの下に敷かれている魔導具を選ぶことができますか?
A.いいえ、クリーチャーの下に置かれているカードは特性が無視されていますので、魔導具として選ぶことはできません。
引用元(2019.10.18)

Q.前のターン、相手が《ジェイ-SHOCKER》の能力でコスト3の《パーリ騎士》を「Jトルネード」しました。自分はこのターン、墓地やバトルゾーンにある《堕魔 グリギャン》を選んで《卍 デ・スザーク 卍》の「無月の門」を使えますか?
A.はい、使えます。カードの下にカードを置く行為は《ジェイ-SHOCKER》の能力で制限されません。コスト3の魔道具を選んで「無月の門」を使った場合でも、《卍 デ・スザーク 卍》を召喚してバトルゾーンに出すことができます。
引用元(2020.2.10)

Q.相手の《地封龍 ギャイア》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《凶鬼卍号 メラヴォルガル》を「無月の門」能力で召喚しました。どうなりますか?
A.《凶鬼卍号 メラヴォルガル》は「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を持つ能力を持ちます。「無月の門」能力で召喚するクリーチャーは下に4枚重ねた状態でバトルゾーンに出ますので、《凶鬼卍号 メラヴォルガル》は下に重ねたカードと一緒に《地封龍 ギャイア》の置換効果によってマナゾーンに置かれます。
引用元(2020.10.25)

Q.自分の《斬龍電融 オロチリュウセイ》がバトルゾーンにいて、山札の一番上のカードが《卍 デ・スザーク 卍》である状況です。自分が魔道具をバトルゾーンに出した時、この山札の上の《卍 デ・スザーク 卍》の「無月の門」を使えますか?
類似例:《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》
A.いいえ、使えません。「無月の門」は《卍 デ・スザーク 卍》が手札か墓地にある時にのみトリガーします。

+  総合ルール 110.4b

引用元(2021.4.16)

Q.相手の《とこしえの超人》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《ガル・ラガンザーク》を「夢幻無月の門」で墓地からバトルゾーンに出す際、下に重ねる4枚はどうなりますか?
A.《ガル・ラガンザーク》のみがマナゾーンに置かれ、下に重ねる4枚は、元あったゾーンに残ります。
引用元(2021.7.16)

Q.《かぼちゃうちゃうちゃう》がバトルゾーンにいる状況で、《卍 デ・スザーク 卍》を「無月の門」で手札から召喚できますか?
類似例:《封鎖の誓い 玄渦》《死神術士デスマーチ》の「墓地進化」
A.召喚できますが、バトルゾーンに出ません。下に重ねようとしたカードはバトルゾーンと墓地に残り、《卍 デ・スザーク 卍》は手札に残ります。クリーチャーを構成するべきカードが一部でも用意できない場合は、そのクリーチャーを出せません。
引用元(2021.12.17)

Q.自分は《堕呪 バレッドゥ》を唱えた時、手札にある《ガル・ラガンザーク》の「夢幻無月の門」の使用宣言をしました。カードを2枚引き1枚捨てる際、その使用宣言した《ガル・ラガンザーク》を捨てましたが、その《ガル・ラガンザーク》を「夢幻無月の門」によって墓地から召喚できますか?
A.いいえ、召喚できません。手札から「夢幻無月の門」の使用を宣言した《ガル・ラガンザーク》が解決の前に他のゾーンへ移動した場合、それは以前のゾーンでの状態を継続しません。「夢幻無月の門」の宣言をした《ガル・ラガンザーク》とは別のカードとして扱われてしまいますので、能力の解決はできません。

+  総合ルール 400.5

引用元(2022.5.20)

Q.相手の《ブラキオ龍樹》がバトルゾーンにいる状況で、自分の魔導具クリーチャーがバトルゾーンに出た時、《ガル・ラガンザーク》の「夢幻無月の門」の使用宣言はできますか?
類似能力:「無月の門
A.はい、使用宣言できますし、召喚もできます。《ブラキオ龍樹》の能力「相手のクリーチャーの能力がトリガーする時、かわりにその能力はトリガーしない。」は、バトルゾーンにクリーチャーとして出ているクリーチャーにしか影響しません。手札や墓地にある《ガル・ラガンザーク》の能力は通常通りトリガーします。
引用元(2022.5.20)

Q.自分の、下にカードが置かれた《堕魔 グリール》《堕魔 グリギャン》がバトルゾーンにいる状況です。
《卍 デ・スザーク 卍》の「無月の門」で、バトルゾーンから《堕魔 グリール》《堕魔 グリギャン》を選んだ場合、《堕魔 グリール》の下に置かれていたカードはどうなりますか?
A.《堕魔 グリール》の下に置かれていたカードも、《卍 デ・スザーク 卍》の下に置かれます。「無月の門」でバトルゾーンから魔導具クリーチャーを選んだ場合、その構成カードも「無月の門」で出すクリーチャーの下に置かれます。
引用元(2022.8.10)

Q.自分の、下にカードが4枚置かれた《卍 デ・スザーク 卍》《魅力医 ミョウオウ》がバトルゾーンにいる状況です。
《凶鬼卍号 メラヴォルガル》の「無月の門」を使って、バトルゾーンから《卍 デ・スザーク 卍》《魅力医 ミョウオウ》を下に置こうとした場合、《卍 デ・スザーク 卍》の下に置かれていた4枚のカードはどうなりますか?
類似能力:《ガル・ラガンザーク》の「夢幻無月の門
A.《卍 デ・スザーク 卍》の下に置かれていた4枚も、《凶鬼卍号 メラヴォルガル》の下に置かれます。
無月の門」でバトルゾーンから魔導具クリーチャーを選んだ場合、その構成カードも「無月の門」で出すクリーチャーの下に置かれます。そのため、墓地から選んだ2枚と、《卍 デ・スザーク 卍》の構成カード5枚、《魅力医 ミョウオウ》の、合計8枚が《凶鬼卍号 メラヴォルガル》の下に置かれることになります。
引用元(2022.8.10)

Q.オーラが付いた《堕魔 ドゥザイコGR》《卍 デ・スザーク 卍》の「無月の門」で選びました。《堕魔 ドゥザイコGR》に付いていたオーラは《卍 デ・スザーク 卍》の下に置かれますか?
A.いいえ、「無月の門」でオーラの付いた魔道具クリーチャーを選んだ場合、クリーチャーのみが《卍 デ・スザーク 卍》の下に置かれます。オーラは単体ではバトルゾーンに残れないので、状況起因処理により墓地へ置かれます。
A.はい、付いていたオーラと《堕魔 ドゥザイコGR》の両方が《卍 デ・スザーク 卍》の下に置かれます。
(総合ルール 310.8b)
引用元(2022.8.10回答変更)

Q.バトルゾーンに相手の《とこしえの超人》がいる状況で、自分の《ガル・ラガンザーク》を「夢幻無月の門」で手札からバトルゾーンに出そうとした場合、どうなりますか?
A.《とこしえの超人》がいたとしても、《ガル・ラガンザーク》は下にカードが4枚置かれた状態でバトルゾーンに出ます。
カードの下にカードを置いても、そのカードはバトルゾーンに出たことになりません。ですので、《とこしえの超人》がいても手札から《ガル・ラガンザーク》を召喚できます。
引用元(2022.12.16)

Q.「無月の門」や「夢幻無月の門」のテキストには「召喚してもよい」とありますが、一度これらの能力の使用宣言をした後、他の効果処理の結果などを見て、召喚をやめることはできますか?
類似例:《卍 デ・スザーク 卍》《ガル・ラガンザーク》
A.いいえ、できません。使用宣言が必要な誘発型能力は、その使用宣言をした場合には必ず使う必要があります。
一度能力の使用宣言をしてしまったら、後からやめることはできません。
例えば、《堕呪 ゴンパドゥ》を唱えて「夢幻無月の門」を使いたい場合、《堕呪 ゴンパドゥ》の効果を解決する前に能力の使用宣言を行う必要がありますが、《堕呪 ゴンパドゥ》で山札の上3枚を見た後で「夢幻無月の門」の使用をやめることはできません。
引用元(2023.4.10)


[1] 能力や効果によってカードを選ぶ場合、選ばれるのはそのカード自身のみです。複数枚のカードで構成される進化クリーチャーやシールド・プラスされたシールドであっても、指定されたカードのみが直接影響を受けます。
[2] ルールや文章に「カード」と記されていた場合、デュエル・マスターズのカードを指します。
[3] 編集者注:「バトルゾーンに出してから」という意味