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月と破壊と魔王と天使 KGM 光/闇文明 (7) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/月光王国 11500 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。 |
自分のターンの終わりに、このクリーチャーは自分のシールドを1つブレイクする。 |
<オシオキムーン>カードが自分のシールドゾーンを離れた時、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。 |
DMRP-15で登場した光/闇のエンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/月光王国。
cipで2枚のシールド追加を行う大型ブロッカー。
自分のターン終了ステップに自分のシールドを1枚ブレイクするデメリットを持ち、オシオキムーンで任意で相手のシールドを1つブレイクできる。7コストのブロッカーとしてはパワーも11500と中々に高い。
単体で見ると、cipでシールドを増やしつつ自らブレイクする事で手札補充やS・トリガーの暴発、相手へのシールドブレイクを通す事ができる性能。自分へのブレイクは強制なので、2体以上並べると過剰にシールドを削る危険がある事に気をつけたい。
素直に使っても、相手からすると攻撃すればオシオキムーンにより逆に追い詰められるリスクを負う嫌らしいクリーチャーとして働く。ブロッカーを素通りして相手のシールドを減らせるため、防御をブロッカーに頼るデッキには強気に出られる。
《デビル・ドレーン》や《ヴァリアブル・ポーカー》等でシールドを一気に別のゾーンに移動させれば実質ワールド・ブレイクを通す事も可能。
これだけでも十分強力だが、登場時点の高速化した環境では生き残りにくく、毎ターンシールドを減らすデメリットも中々に重い。やはり、他のカードと組み合わせる事で真価を発揮する性能と言える。
キングマスターなだけあって、【白黒オシオキムーン】ではデッキの中核を担う。シールドの枚数がオシオキムーンの発動回数に直結するので、cipで増やす事が出来るのは嬉しい。さらに、自分のターンの終わりに確実にオシオキムーンを発動させられるため、相手への妨害や展開をサポートできる。
種族が優秀でブロッカーなので、様々なデッキで採用が検討できる。ポテンシャルは高いので、今後も活躍の機会が見込めるカードだろう。
共に月光王国の屋台骨を担うクリーチャー。《魔王と天使》をオシオキムーンでコスト踏み倒しでき、さらに自分のターンの終わりのブレイクで展開を後押しできるので相性が良い。《魔王と天使のサイン》で《ロンリネス》をリアニメイトすると、そのまま《魔王と天使》の踏み倒しに繋げる事が可能。
単純にシールドの総数を増やせるブロッカーでありながら、《音感の精霊龍 エメラルーダ》と共にS・トリガー暴発を狙えるのが強力。さらに《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》とは相性が良く、EXライフを自らブレイクしたり、そちらの効果で《ヴァリアブル・ポーカー》を唱える事で一気に相手を追い詰める事も可能。他にも《悪魔聖霊バルホルス》で攻撃を強制したり、《冥界を統べる新月のハーデス》と盤石の布陣を築くなど様々なカードとシナジーを形成できる。
光のデーモン・コマンドなので《クリスティ・ゲート》で踏み倒し可能。序盤に踏み倒した場合もドローソースに成りつつ暴発を狙えるので無駄がない。
《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》は自分のシールドを見てから踏み倒しを行うので、残弾のシールドを増やせる上に暴発で更なる展開を狙える《魔王と天使》はサポートとして優秀。オシオキムーンを積極的に発動したり、《ヴァリアブル・ポーカー》辺りでサポートすれば《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》であまり展開できなかった時のサブフィニッシャーにもなる。
デーモン・コマンドなので採用が可能。単純な《東京ミステリーサーカスからの挑戦状》の暴発要員としては《音感の精霊龍 エメラルーダ》などに劣るが、デーモン・コマンドなので《「謎」の頂 Z-ファイル》からリアニメイトできるのが強み。1ショットキルしきれなかった時の保険としても使える。
闇のエンジェル・コマンドではあるものの、光を含むため《ウェディング・ゲート》では出せない。しかし、闇エンジェル・コマンドの戦略とかなり相性がいいため、それを踏まえても採用の余地はある。《零王の円卓》や《インフェルノ・サイン》、《戒王の封》などによるリアニメイトを前提にすればタッチ光の構築でも運用できるだろう。
月光王国のキングマスター。
かつて魔王の気まぐれで助けられた天使がお礼に勇者に滅ぼされかけていた魔王と一体化する事で誕生した存在。その生い立ち故か、「魔王」と「天使」の2つの人格を持つ。
魔王の威厳・厳格さと天使の慈悲深さを兼ね備えた名君だったが、《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》に愛を奪われた結果バランスが崩れ、悲しみの心を抱きながら砲撃するという矛盾した行動を取るようになってしまった。
20万年以上前から戦いを続けており、その戦いを詩集「ダークヒストリー&ライトストーリー」にポエムとして書き記している。
外と影の中に存在する本体を同時に攻撃しないとダメージが入らない特性を持つ。また、魔王と天使両方の力を同時に持つ《魔王と天使》の前では、《十・二・神・騎》の力をもってしても影と光は常に消えることがない。
チーム銀河を襲撃し、上述の特性で《「正義帝」》を追い詰めるが《∞龍 ゲンムエンペラー》の乱入により撤退。
その後《断影龍 ユスティーツァ》に半ば脅される形でチーム銀河への総攻撃を決行するも、前回の戦いでの経験から《「正義帝」》は戦わずに影の世界に飛び込む。
「天使」の人格が《「正義帝」》に助けを求め、それを咎めた《断影龍 ユスティーツァ》に断罪の光を放たれるが《「正義帝」》が断罪の光を跳ね返し、ユスティーツァを倒した事により、正気を取り戻した。
最終決戦では、《弩闘!桃天守閣》に他者を信じる力を与え、互いに理解しえないものとして理解しあった《「正義帝」》と共にモモキングとジャオウガの戦いを見届けた。
最期は極鬼夜城の爆発を抑えるために、他の3王国のキングマスターと共にその身を犠牲にした。
しかし続く王来篇にて、他の王国のマスターである《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》と共にメテヲシャワァとギガンディダノスが持つ不死の力によって復活していた事が判明。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》に追い詰められたレクスターズの元へガイアハザードや他国の王と共に救援へ駆け付け、《超神龍アブゾ・ドルバ》の力を受け継いだ《魔王と天使 <アブゾ・ドルバ.Star>》として味方勢力であるレクスターズに加勢した。
Q.相手の《三界 ナラカ・マークラ》が自分のシールドを2枚ブレイクしました。それによってトリガーした自分の《月と破壊と魔王と天使》の「オシオキムーン」能力で、相手が《三界 ナラカ・マークラ》の「攻撃の終わり」の能力で追加したシールドをブレイクすることはできますか?
A.いいえ、できません。《月と破壊と魔王と天使》の「オシオキムーン」能力でシールドをブレイクしたあとで、「攻撃の終わりに」の能力が発動するためです。
引用元(2020.9.18)