【白緑巨大天門】 [編集]白緑で組まれる《巨大設計図》軸の【ヘブンズ・ゲート】。《超七極 Gio/巨大設計図》が無制限の頃はそちらが優先採用であった。 能動的に《我怒の鎖 パンサーベア》や《∞龍 ゲンムエンペラー》の踏み倒しを狙えることが最大の特徴となっている。相手に攻撃されないと始まらないことが【ヘブンズ・ゲート】の共通の弱点と言われていた時代には革新的なデッキタイプだった。
主要カード [編集]
候補カード(光ブロッカー) [編集]
候補カード(その他) [編集]
このデッキの回し方 [編集]2ターン目から《巨大設計図》を唱えて、まずは《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》の回収を目指す。勝ち切るためにマナも手札も両方必要なデッキなので、《ギャラクシー・チャージャー》をゲーム中1回は唱えるのが望ましい。2枚以上手札に来たら、クリーチャーとして出すために片方ハンドキープするのもよい。 《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》《闘門の精霊ウェルキウス》《∞龍 ゲンムエンペラー》の3枚を手札に揃えたら《ウェルキウス》を経由して《ゲンムエンペラー》を出す。手札の《ウェルキウス》の枚数分ドローできるので最悪《ゲンムエンペラー》は手札にない状態でコンボを開始してもよい。 もちろん状況によって最速《ゲンムエンペラー》を諦めることもある。 フィニッシュは《ゲンムエンペラー》と《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》を並べて相手のS・トリガーや革命0トリガーをケアしつつワンショットする。《支配の精霊ペルフェクト》があると《「真実を見極めよ、ジョニー!」》などの高コストS・トリガーでも頓挫することがなくなり安定感が増す。 環境において [編集]DMPCD-01・DMPCD-02末期からオリジナルでの上位入賞が散見された。当時は《光の兄妹 るる&ルシファー》で《我怒の鎖 パンサーベア》を踏み倒す型が主流だった。 『DMGP2022』Day2(オリジナル)ではベスト16に同じく《超七極 Gio/巨大設計図》と《巨大設計図》の基盤を採用した白青黒緑型が残った。 【絶望神サガループ】が環境に進出すると、そちらに対してメタ張りをしながら3ターンキルを狙える【我我我ブランド】や【赤緑“逆悪襲”ブランド】に対してリソースとブロッカーで勝負できるデッキとして環境に復帰。 DM23-EX2で大幅強化を受け、オリジナルで続々上位入賞が報告されるように。この時期には《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》や《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》、《聖魔連結王 ドルファディロム》や《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》の火を足した【白赤緑巨大天門】なる派生形も結果を出した。またアドバンスでは、派生形として【ムザルミ天門】が環境に進出している。 《超九極 チュートピア》による打点補強と手札以外メタ、豊富な手札を盾にした耐性付与を図る型もある。もっとも大抵は《支配の精霊ペルフェクト》のような不死ブロッカー、《∞龍 ゲンムエンペラー》や《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》といったロック持ちで除去は十分ケアできる。 DM23-BD4・DM23-BD5・DM23-BD6・DM23-BD7期に《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》を獲得。光のブロッカーでこれだけ汎用性の高いマナ回収というのは画期的で、序盤のマナ埋めをケアできるなどデッキの動きの安定性・柔軟性が増したと言える。 『超CSⅥ in福岡』ベスト128進出者の中に7人残っており、予選実績5位。しかしベスト8は逃している。 『超CSⅥ in群馬』ベスト128進出者の中に5人残っており、【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】と並んで予選実績6位タイ。しかしベスト8は逃している。 『全国大会2023』ではオリジナルの使用デッキとして使用率1位となる参加者48人中14人使用を記録(【巨大天門】括りで集計)。その14人中5人が《Rev.タイマン》を使用していた。 2024年3月末には、《ミステリー・キューブ》を5枚目以降の《ヘブンズ・ゲート》として採用した型がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝。メインデッキの約7割がヒットな上に、《∞龍 ゲンムエンペラー》のようなゲームエンド級の大当たりもある。単純にS・トリガーの嵩増し、自然単色マナの確保という意味合いもある。 『全国大会2023』終了後、同大会での流行の影響でチャンピオンシップでも《Rev.タイマン》が流行。【青赤マジック】の《単騎連射 マグナム》による詰み盤面を回避するための防御札である。 DM24-SD1・DM24-SD2・DM24-SP1発売2日目、《ギガジャドウ》や《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》、《闘うべき時!!》を使ってソリティアを行い破壊とブレイクを撒きつつ《闘うべき時!!》でエクストラウィンを狙う【巨大ギガジャドウ】なる型が、64人規模のオリジナルのチャンピオンシップで優勝。同レシピにはエクストラウィンが決まらなかった時の保険として《時間龍 ロッキンスター》が1枚積みされている他、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》とのシナジーを考慮して《魔弾 マッド・ゲンド・チェスター》が1枚積みされている。 DM24-RP1期には《終末縫合王 ミカドレオ》で安全に勝ちに行く型がオリジナルで上位入賞した。従来型の【白緑巨大天門】が流行し過ぎて《∞龍 ゲンムエンペラー》と《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》のセットが対策されるようになった流れを受けてのことと思われる。ミラーでもエクストラウィンはS・トリガーで返そうと睨む【白緑巨大天門】の目論見を粉砕できる。 『DMGP2024-1st』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、【ヘブンズ・ゲート】括りで本戦進出の64チーム192人中13人が使用と予選実績3位。ベスト8にも2面使用のチームが1チーム残った。そのうち1人は《光の兄妹 るる&ルシファー》で《聖魔連結王 ドルファディロム》にアクセスする型であった。 稀に一気に攻め込む用に《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》を1枚積みした型も存在する。 グランプリ終了後は徹底的に研究・対策され尽くした感があり、2024年5月に入ると環境上位から陥落した感がある。 そんな中、5月の終わりには《∞龍 ゲンムエンペラー》を0枚採用としつつそれに伴い《闘門の精霊ウェルキウス》を2枚まで減らした代わりに、《光の兄妹 るる&ルシファー》4枚と《聖魔連結王 ドルファディロム》3枚を採用した変則の型が結果を出した(オリジナル、83人参加、優勝)。 DM24-EX1発売日には《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》不採用で最速《ゲンムエンペラー》着地に特化した型が結果を出した(オリジナル、80人参加、優勝)。 『ジュニア グランプリ2024』ではD4賞にこのデッキの使用者が1人選出された。ベースは【白緑巨大天門】であったが《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》3枚と《夢幻の無》1枚、《水晶の王 ゴスペル》1枚を採用するなど呪文戦術が取り入れられており、他に妨害枠として《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》が1枚投入されるなど、若干変則の型であった。ベスト32進出者中5人使用と予選実績1位。 『超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では優勝チームが1面使用。3位入賞のチームも1面使用。ベスト4進出チーム12人中2人が使用と、【白青赤ゴスペル】と並んでベスト4実績3位タイ。予選突破のベスト128の384人中40人が使用と予選実績4位。 DMGP2024-2nd時点ではメタ耐性の低さや実戦での受けの弱さから【白青天門】に押され白緑型はすっかり衰退。 その他 [編集]
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