代替(だいたい)コスト [編集]

「カードを『使う』」際に、そのカードの名目コストとは異なるもの・ことをコストの支払いとして充てる形態のこと。総合ルール601.1bでこの用語が登場している。

メインステップカードプレイする(またはクロスギアクロスする)際に、本来支払うマナコストの代わりに代替コストで支払うことができる。

G・ゼロのようにマナコストの支払いを免除した場合も、支払い形態を変化させているため代替コストに分類される。

代替コストはカード能力によって定義される。自身のプレイの際に代替コストを与えるものと他のカードプレイの際に代替コストを与えるものがある。

代替コスト能力は大きく分けて以下の種類がある。

  1. マナコストとは別のコストを支払うもの
    1. 本来のマナコストとは別のマナの支払いを要求するもの
    2. マナの支払い以外の何らかの動作を要求するもの(コストを支払うかわりに、〜してもよい)
  2. マナコストの支払いを免除するもの(コストを支払わずにプレイしてもよい)

共通ルール [編集]

代替コストそのものは置換効果ではない。
これはは支払うコストを変更しているのであって、イベントを置き換えているのではないため。ただし、いくつかのルールの論理は置換効果と共通している。
また、テキストに「このカードのコストを支払う時、かわりに」と書いてある場合には置換効果となる。

1.ⅰ.の解説 [編集]

ビートル・モグッタン C 自然文明 (3)
クリーチャー:ビークル・ビー 3000
W・ソウル
マナ爆誕4(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コスト4を支払って召喚してもよい)
連唱 ハルカス・ドロー C 水文明 (2)
呪文
カードを1枚引く。
リサイクル[水(3)](この呪文を墓地からコスト[水(3)]を支払って唱えてもよい。そうして唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く)

通常とは形式などが異なるが、マナコストの支払い自体は行うもの。

マナ爆誕リサイクルなど、通常ではできないプレイのために専用のマナコストを要求するもの、ギャラクシールドパンドラ・シフトなど、マナコストを支払ってプレイ以外の事をするものなどがある。
代替となるマナコストは、カードによって本来のコストより軽かったり重かったりとまちまち。これは各々の代替コスト能力の性質にも左右されるところがあり、ビビッドロームゲンクライムは本来より軽く、逆にフシギバースは本来より重く設定される傾向にある。

  • なんらかのキーワード能力によってもたらされるものが大部分を占めている。

特殊なマナコストの支払いを要求するカード・能力 [編集]

クロスギアをクロスする時に、特殊なマナコストの支払いを要求するカード [編集]

1.ⅱ.の解説 [編集]

ジョルジュ・バタイユ SR 闇文明 (8)
クリーチャー:マフィ・ギャング 12000
コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを4体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードを数える。それと同じ枚数のカードを、自分の山札の上から墓地に置いてもよい。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにカードを6枚、自分の墓地から好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。
龍覇 ザ=デッドマン R 自然文明 (8)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー 8000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自然のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
コストを支払ってクリーチャーを召喚する時または呪文を唱える時、そのコストを支払うかわりに自分のマナゾーンにある光のカード、水のカード、闇のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ1枚ずつタップしてもよい。
W・ブレイカー

このタイプは「コストを支払う時、コストを支払うかわりに〜してもよい」「コストを支払うかわりに〜して、このカードプレイしてもよい」というテキストで表現される。
キーワード能力能力語化されているものはなく、カード毎に個別の条件を持つ。

代替コストの支払いが不可能な場合は代替コストでプレイする事はできない。例えば《ジョルジュ・バタイユ》クリーチャー4体を破壊することを要求するが、バトルゾーンにある自分のクリーチャーが4体に満たない場合は代替コストによる召喚はできない。

このタイプのコストの支払いは置換効果に該当する。例えば《ジョルジュ・バタイユ》破壊することを選んだクリーチャーは、モヤシなどの置換効果でその破壊をさらに置き換えるということはできない。

マナの支払い以外の代替コストを与えるカード・能力 [編集]

2.の解説 [編集]

無重力 ナイン C 火文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジMAX 1000
G・ゼロ―バトルゾーンに自分のアウトレイジがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
龍素王 Q.E.D. VIC 水文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 11000
呪文の効果で相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。
各ターン、自分の水のクリーチャー1体目を、コストを支払わずに召喚してもよい。
各ターン、自分の水の呪文1枚目を、コストを支払わずに唱えてもよい。
W・ブレイカー

「〜をコストを支払わずにプレイしてもよい」というテキストで表現される、いわゆるコスト踏み倒し能力の一種。
代表的なキーワード能力G・ゼロが存在する。

代替コストとは言うものの、上記と違ってコストの支払いそのものが免除され、いわばタダでカードプレイすることができる。
強力である代わりに条件付きのものが多い。

支払いが免除されているため、コスト加重の影響を受けることはない。この点は《ゾンビポンの助》召喚するなどの「コスト0でプレイする」のとは決定的に異なる。

コストを支払わずにプレイできるカード・能力 [編集]

コストを支払わずにクロスできる能力を持ったカード [編集]

その他 [編集]

B・A・Dなど、コストを支払う際に軽減するか否かを選べる能力は代替コストではなく追加コストだが、選択のタイミングは同じ。

デュエル・マスターズ プレイスでのクロスギアは、ルール(仕様)上ジェネレートクロスコストが別々になっている。そのため、これらが持つクロスコストは代替コストにあたらないが、そのシステムをTCGに逆輸入して再現した《超銀河弓 ANOTHER》は従来のクロスギアのシステムがそのまま残っているため、プレイスの仕様と似ている1マナでのクロス能力は上述の通り代替コストにあたる。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.相手の《ジェイ-SHOCKER》の能力により、自分はコスト8のカードがバトルゾーンに出せない状況です。
この状況で《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》の代替コストによる召喚を行い、自分のクリーチャーを3体破壊できますか?
A.いいえ、できません。コスト8のカードがバトルゾーンに出せない状況では、コスト8のクリーチャー・カードを使用し、召喚することもできません。召喚ができないので召喚手順を開始できず、代替コストを支払うこともできません。
引用元

Q.相手の《絶十 <九極.Star>》がバトルゾーンにいる状況で、自分の墓地にある《大樹王 ギガンディダノス》の「フシギバース」を使用できますか?
類似例:《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》《検問の守り 輝羅》
いいえ、使用できません。クリーチャーをバトルゾーンに出せない状況では召喚の宣言もできませんので、「フシギバース」の使用を宣言することができません。
(総合ルール 601.1a)
引用元

Q.自分の《斬龍電融 オロチリュウセイ》がバトルゾーンにいる状況で、その能力で山札の上から《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を召喚する場合、マナコストを支払うか代替コストを支払うかのどちらかを決定する前に、《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》の下にある山札のカードを見れますか?
A.いいえ、見れません。マナコストを支払うか代替コストを支払うかを決めてから、どこでもないゾーンに移動します。代替コストで召喚すると決めた場合、山札の一番上にあった《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》がどこでもないゾーンに移動しているので、その下にあるカードを見てから破壊するクリーチャー3体を決められます。
引用元

Q. 《大樹王 ギガンディダノス》を「フシギバース」で召喚する際、《龍覇 ザ=デッドマン》の能力を使って、コストを支払うかわりにマナゾーンの光、水、闇、火、自然のカードそれぞれ1枚ずつタップして召喚することはできますか?
A. いいえ、できません。「フシギバース」は代替コストであり、《龍覇 ザ=デッドマン》の2番目の能力も代替コストです。代替コストを代替コストで置き換えることはできないので、「フシギバース」のコストをこの能力で置き換えて召喚することもできません。
引用元

Q.自分の《龍素王 Q.E.D.》が1体のみバトルゾーンにいる状況で、自分は墓地にある《夢幻の無》の「ムゲンクライム」能力を、コストを支払わずに唱えることはできますか?
A.いいえ、唱えられません。「ムゲンクライム」能力は代替コストです。代替コストが支払えない場合、《夢幻の無》の使用宣言もできません。また、代替コストを支払える状況で使用を宣言した場合、その代替コストを支払う必要があります。
(総合ルール 601.1a)
引用元

Q.《神出鬼没 ピットデル》の最初の能力で、「このクリーチャーを墓地に置くかわりに自分の手札に戻す」という能力を持つクリーチャーを捨てました。どうなりますか?
A.置換能力はそれ以上置換されないルールがありますので、最初の能力で召喚を置換する場合、かわりに手札に戻すことは出来ません。
引用元

Q.《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》の「コストを支払うかわりに~」の能力で、代替コストとして《零龍》のような「バトルゾーンを離れない」能力を持つクリーチャーを破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。「破壊されない」や「離れない」能力を持つクリーチャーを破壊して、かわりに破壊する置換効果を使用することはできません。
引用元

Q.《大樹王 ギガンディダノス》を「フシギバース」で墓地から召喚する時に、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》をタップしてマナゾーンに置こうとしました。「エターナルΩ」によってかわりに手札に戻りますが、この場合でも《大樹王 ギガンディダノス》は召喚できますか?
A.はい、召喚できます。「フシギバース」でマナゾーンに置こうとしたクリーチャーが結果的にマナゾーンに置かれなかったとしても、「フシギバース」を使ったクリーチャーは召喚できます。また、支払うコストもその分減るので、この場合、闇と自然のマナを含む3マナを支払って召喚できます。
引用元

Q.「フシギバース」で《大樹王 ギガンディダノス》を墓地から召喚する際、1体タップしてマナゾーンに置くクリーチャーを《零龍》としました。《零龍》はバトルゾーンを離れませんが、《大樹王 ギガンディダノス》を墓地から召喚できますか?
A.はい、召喚できます。また、離れないクリーチャーを選んだ場合でも、そのクリーチャーのコストだけ、召喚するコストが軽減されます。
引用元

Q.自分の《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》《龍覇 ザ=デッドマン》がバトルゾーンにいる状況です。
自分の《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》を召喚する際、《龍覇 ザ=デッドマン》の能力でそのコストを支払うかわりに自分のマナゾーンにある光のカード、水のカード、闇のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ1枚ずつタップしました。《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》の能力で、その《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》の進化元を墓地から選べますか?
A.はい、進化元を墓地から選べます。《龍覇 ザ=デッドマン》の置換効果と《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》の置換効果はそれぞれ別のものを置換しています。代替コストで召喚する場合でも、《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》の効果によって《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》の進化元を墓地から選べます。
引用元

Q.相手の《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》がバトルゾーンにいる状況です。自分はこのターン中、既に2体クリーチャーをバトルゾーンに出しているのですが、3体目に《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を代替コストで召喚してバトルゾーンに出せますか?
類似例:《リツイーギョ #桜 #満開》
A.いいえ、召喚はできますが、バトルゾーンに出るかわりに墓地に置かれます。《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》の効果はコストの支払いを置き換えていますが、《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》の効果はバトルゾーンに出ることを置き換えていますので、置換効果の連鎖には該当しません。
引用元

Q.コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを1体破壊し、自分の山札の上から1枚目を墓地に置き、自分の手札を1枚捨てて《暗黒鎧 ダースシスK》を召喚した際、相手の《ポクチンちん》の「相手がコストを支払わずにクリーチャーを出した時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。代替コストを支払った結果、マナコストを支払わなかった場合、《ポクチンちん》の能力の対象になります。
引用元

Q.自分の《希望のジョー星》《ゼロ・ルピア》がバトルゾーンにある状況で、墓地から《罪無 ウォダラ垓》の「ムゲンクライム」を使いました。マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャータップだけを行った場合、相手の《ポクチンちん》の「相手がコストを支払わずにクリーチャーを出した時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。「ムゲンクライム」は代替コストです。代替コストを支払った結果、マナコストを支払わなかった場合、《ポクチンちん》の能力の対象になります。
引用元

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で、自分は《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》代替コストを支払って、自然のカードを超次元ゾーンに置けますか?
A.いいえ、置けません。置換効果を含む代替コストも、その効果が無視されるので、超次元ゾーンに置くこともできません。
引用元(2022.02.18)

Q.相手の《偽Re:の王 ナンバーナイン》がいる状況で、自分は《「カレーパンを食ってやるぜぇ!」》代替コストを支払って、自然のカードを超次元ゾーンに置けますか?
A.いいえ、置けません。呪文を唱えられない状況ではカードの使用宣言ができませんので、超次元ゾーンに置くこともできません。
引用元(2022.02.18)

Q.自分の《レディゴ・カリゾミダーマ》《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》がバトルゾーンにいる状況で、自分はコストを2支払って、墓地にあるドラゴン・ゾンビとファイアー・バードを進化元に《暗黒王デス・フェニックス》を召喚できますか?
A.はい、2コスト支払い、墓地から進化元を重ねて召喚できます。
《レディゴ・カリゾミダーマ》の置換効果と《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》の置換効果はそれぞれ異なる手順を置換しているためです。
引用元(2022.12.16)

Q.自分の《レディゴ・カリゾミダーマ》と相手の《ポクチンちん》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ドラン・ゴルギーニ》を召喚するコストを支払うかわりに、2コストを支払いました。相手の《ポクチンちん》の「相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時」の能力はトリガーしますか?また、そのターンの終わりに相手は《流星のガイアッシュ・カイザー》を出せますか?
A.いいえ、通常のマナコストは支払っていませんが、《レディゴ・カリゾミダーマ》の能力でマナコストを支払っているので、《ポクチンちん》の能力はトリガーしません。また、その際マナもタップしているので、《流星のガイアッシュ・カイザー》も出せません。
引用元(2022.12.16)

Q.《レディゴ・カリゾミダーマ》の「自分がコスト4以下の、クリーチャーまたはタマシードを使う時」の能力で《ウマキン☆プロジェクト》を召喚する際、「バズレンダ」の追加コストはどうなりますか?
A.《ウマキン☆プロジェクト》の「バズレンダ」の追加コストを支払いたい場合、《レディゴ・カリゾミダーマ》の代替コストを支払った上で、追加でコストを支払う必要があります。
例えば、バズレンダのコストを1回支払う場合、マナは合計で4支払います。
引用元(2022.12.16)

Q.《レディゴ・カリゾミダーマ》の「自分がコスト4以下の、クリーチャーまたはタマシードを使う時」の能力は、《フィーバー・ナッツ》の召喚コストを少なくする能力や、《光霊姫アレフティナ》の自身の召喚コストを増やす能力の影響を受けますか?
A.いいえ、この能力は、召喚コストを増減する能力の影響を受けません。《フィーバー・ナッツ》がいても光を含む2マナを支払う必要がありますし、シールドが5つあったとしても《光霊姫アレフティナ》を光を含む2マナのみを支払って召喚できます。
引用元(2022.12.16)