《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》 [編集]
メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ KGM 水/火文明 (7) |
クリーチャー:フェニックス/美孔麗王国 12000 |
<ビビッドロー>[水/火(5)](自分のターン中、攻撃の前にこのクリーチャーをドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーを[水/火(5)]支払って召喚してもよい) |
スピードアタッカー |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。 |
このクリーチャーはブロックされない。 |
このクリーチャーの攻撃中、自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを、相手はバトルゾーンに出せない。 |
DMRP-15で登場した水/火のフェニックス/美孔麗王国。
初となる非進化フェニックスである。スピードアタッカー、アンブロッカブル、T・ブレイカーというビートダウンの三拍子に加え、cipの3枚ドローと、攻撃中に手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを出せないようにしてしまう能力を持ち、ビビッドローなしに考えても中々のスペックを誇る。
マナゾーンに余裕があればcipの手札補充で更にビビッドローを発動できる。
ブロッカーに邪魔されず、クリーチャーによるS・トリガーやニンジャ・ストライクによる反撃を大幅カット出来る為、フィニッシャーとしては十分。《サファイア・ウィズダム》やファイナル革命を発動させた《時の法皇 ミラダンテXII》の様に安心してブレイク出来るだろう。
手札が全くない状態で出してもcipで3枚引けるため、このクリーチャーの攻撃中、(手札を減らしていないのなら)確実に《終末の時計 ザ・クロック》をケアできる。
一刻も早くビビッドローを発動させるため、《テンペスト・ベビー》や《ロスト・ウォーターゲイト》、《パッピ・ラッピー》などで確実に山札へセットしておきたい。
多色のカウンター封じ持ちとして【5色ドギラゴン剣】のフィニッシャーにしても良いだろう。ロックに必要な手札も《アクアン・メルカトール》によって供給できる上に、1ショットキルに必要な打点もこのクリーチャーが呼び出し範囲内に収まる《DOOOPPLER・マクーレ》を絡めれば何とかなることも。
【クラッシュ“覇道”】に使うにはビビッドローを考慮しても若干重いが、《三・騎・繚・乱》のギャラクシーGOを使うなどすることで大量ドローと終盤にマナをフルに使える状況を両立して何とかビビッドローで召喚しよう。現在殿堂入りだが、《海底鬼面城》が無制限であった頃はそちらを複数枚要塞化するという手もあった。
そしてこのクリーチャーのもう1つの注目点は、やはり登場時は唯一の、現在においても数少ない非進化フェニックスであること。
《究極銀河ユニバース》に進化させれば、すぐさまエクストラウィンを決められる。これまで《究極銀河ユニバース》で特殊勝利させるには、メテオバーンで一気に進化元を消費できる《超神星 DEATH・ドラゲリオン》などで一度は攻撃してから進化、《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》を立てて墓地のフェニックスから進化など一工夫を噛ませたものが主な運用だったが、このクリーチャーはバトルゾーンに出してから、何もせずにそのまま《ユニバース》へ進化・攻撃することで即座にエクストラウィンする事が可能になった。
このクリーチャーの登場によって【強欲ユニバース】は闇抜き4色で構築できるようになったが、今度は非進化であるが故に《進化設計図》の対象外となる問題も浮上してきた。今後は補充量は4枚だが、《ジャンボ・ラパダイス》を主軸にする事も考慮しなければならないだろう。
大量ドローが可能で優秀なマナ基盤を求める【オボロティガウォック】にもうってつけの1枚。
水系の【ドギラゴン閃】では両プレイヤーがコスト踏み倒しメタを立てて膠着状態になった時の今引きフィニッシャーとして使われるケースがある。
美孔麗王国のキングマスター。
美孔麗王国の劇を突然「祝え、この物語の終幕を!」のセリフとともに降臨し、世界を滅亡させる事で終わらせるデウス・エクス・マキナ的存在。
いつ降臨するかはランダムで、1幕のダンスシーンや準備の最中で降臨する事もあるらしい。
人々の「美」への憧れがイデア・フェニックスの不死の力と一体化することで永遠の存在となったものだが、《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》に敗れ美学を奪われた事で刹那の美を永遠に求め続け、真のエンディングを迎えられなくなった。
以前は主役だったが、《ジャオウガ》が遣わした監視役の《結晶龍 プロタゴニスト》に主役の座を奪われ、「劇の外から飛来するつまらぬ異物」に貶められてしまった。
かつてハッキングで自爆させる事に失敗したInstant Waveを物理的に破壊すべく、火の玉になってチームウェイブを襲撃。手下に着弾までの時間稼ぎをさせるも、《∞龍 ゲンムエンペラー》に着弾を止められ失敗。
この着弾失敗後、本日の公演終了のアナウンスと共にオーロラへと姿を変えている事からフェニックスの種族通り何らかの再生能力を持っていると思われる。
その後《結晶龍 プロタゴニスト》に騙され再び破壊を目論むも、屈指の面白コンテンツ100時間耐久動画を空に向けて配信するという奇策を受け拘束される。この時メテヲシャワァがまだ主役だった頃の演劇の映像を見せられた事で《結晶龍 プロタゴニスト》の支配が解け正気に戻り和解。《キング・マニフェスト》との共闘で遂に《結晶龍 プロタゴニスト》と《偽代助演 スケプティック》を破る。
最終決戦では、美を愛する者同士のシンクロを経て、もはや互いに相棒と呼べるほどの仲となった《キング・マニフェスト》と共に戦いを見届けた。
最期は獄鬼夜城とともに爆散するが、このような形で刹那の美しさを見せてくれたメテヲシャワァの遺志を継ぐために美孔麗王国は変わらず劇を上演し続けることにしたようだ。
しかし続く王来篇にて、イデア・フェニックスの不死の力で蘇り、同じくフシギバースで復活したギガンディダノスと共に他の王国のマスターである《月と破壊と魔王と天使》と《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》を復活させていた事が判明。
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》に追い詰められたレクスターズの元へガイアハザードや他国の王と共に救援へ駆け付け、《超竜バジュラ》の力を受け継いだ《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》として味方勢力であるレクスターズに加勢した。
- 「メテヲシャワァがまだ主役だった頃の演劇の映像を見せられた」とあるが、このような映像があるという事は記録を残さない美孔麗王国の主義に反している。これについて、デュエチューブでは「《メテヲシャワァ》が主役になる以前に撮られたのではないか」という考察が挙げられている。
アニメ・漫画での活躍 [編集]
その他 [編集]
- キングマスターカードだが、「王」に関係する名前を冠していない。(無理やり解釈するなら「ヲヲ」の部分の語感が「王」を連想させる。)
- それゆえか使い手であるキングも女性であるチョウキである。ちなみにキングは男性に使われ女性の場合はクイーンである。
- どぎついメイクをした顔が超アップで……というより顔しかないクリーチャーが描かれており、初見ではぎょっとする様なイラストである。所々に蛇や羽の装飾があるので、モチーフは「メドゥーサ」と「孔雀」、そして宝塚歌劇団のトップスターだろう。まさにビックリなキングマスターである。
- 読み辛いカード名だが、恐らく「メテオシャワー・オーロラシアター」という言葉の「オ」を「ヲ」に、「ー」を「ァ」に変換した名称だと思われる。
- 「メテオシャワー」は流星群、「オーロラシアター」はオーロラ写真を動画にしたもののことである。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《一撃奪取 トップギア》などが持つ、召喚コストを少なくする能力で《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》の「ビビッドロー」のコストを少なくできますか?
A.はい、召喚コストを少なくする能力で「ビビッドロー」を使うのに必要なマナコストを少なくできます。
引用元(2020.9.18)
Q.相手の手札は3枚です。相手の《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》が攻撃し、自分のシールドを3枚ブレイクした際、自分は《終末の時計 ザ・クロック》と《スパイラル・ゲート》の「S・トリガー」を宣言しました。先に《スパイラル・ゲート》を唱えて《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》を手札に戻してから《終末の時計 ザ・クロック》を召喚できますか?
A.はい、召喚できます。
引用元(2020.9.18)
Q.相手の手札は3枚です。相手の《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》が攻撃し、自分のシールドを3枚ブレイクした際、自分は《終末の時計 ザ・クロック》と《ゴースト・タッチ》の「S・トリガー」を宣言しました。先に《ゴースト・タッチ》を唱え、相手の手札を1枚捨てさせてから《終末の時計 ザ・クロック》を召喚できますか?
A.はい、召喚できます。
引用元(2020.9.18)
スーパーコンピュータへのハッキング→イロウル 自身そのものを質量爆弾とする攻撃→サハクィエル。原典においてはサハクィエルの方が先に現れている