零分後の世界(ハードボイルド・アンダーワールド) [編集]

零分後の世界 R 水文明 (6)
呪文:チーム零
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。相手のクリーチャーを、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように好きな数選び、持ち主の手札に戻す。

DMEX-14で登場したチーム零呪文

《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》同様、捨てた手札コスト以下になるようなコスト割り振り火力を持つ。あちらと同様、名目コストの高さがプレイに影響しない《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》《∞龍 ゲンムエンペラー》などのカードと相性がよい。

《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》よりもコストが重い代わりに、ディスカードの前に1ドローが付いた。コストが重くなったことで手打ちは難しくなり、コストを支払っての手打ちも前提としてデッキに採用されていたあちらとは異なる運用が求められる。一方で、ドローが付いたことで手札の消耗が抑えられ、効果の不発も起こりづらくなっている。
また、コストが重くなったことで《∞龍 ゲンムエンペラー》無視されなくなっている。先述の通り《∞龍 ゲンムエンペラー》はこのカードで捨てるカードとして優秀なので、併用する際に支障が出ないのは長所と言える。他にも《正義の煌き オーリリア》ラビリンス発動中にも唱えられる。

先述の通り手打ちするには高めのコストだが、コスト7以下の呪文なので《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》で相手ターンに手札から踏み倒せる。あちらの能力ディスカード用の手札も確保しやすくなるため相性はよい。もっとも、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》と上述したような高コストのカードを併用するデッキはあまり多くない。

呪文であることが難点だが、コスト無限《∞龍 ゲンムエンペラー》《夢幻の無》がある【青黒ゲンムエンペラー】で十分採用を検討できる。

【青魔導具】でもが合うという点で《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》に代わる防御札になるだろう。ただし、《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》にしても、《MEGATOON・ドッカンデイヤー》召喚するためのマナになるという利点がある。

  • カード名の由来は村上龍の小説『五分後の世界』、読みがなの由来は村上春樹の小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。
  • 初出はデュエマいやほいゲーム
    不正解の選択肢は村上龍の小説のタイトル(とアイスバトルチャレンジ)になっている。
    • 1:ナイトクラブ・イン・ザ・ゼロスープ…村上龍の小説『イン ザ・ミソスープ』と『超電導ナイトクラブ』からか。
    • 2:アイスバトルチャレンジ…デュエマいやほいゲームを参照
    • 3:ハードボイルド・アンダーワールド…村上春樹の小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』からか。
    • 4:ストレンジロッカー・ベイビーズ……村上龍の小説『ストレンジ・デイズ』と『コインロッカー・ベイビーズ』からか。

ルール [編集]

  • コスト無限のカードを捨てた時に、バトルゾーンに相手のコスト無限のクリーチャーと他のクリーチャーがいた時、コスト無限の相手のクリーチャー1体のみ、または他のコスト無限でないクリーチャー全てを選ぶことができる。(2021年2月19日正式裁定)

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》と他のクリーチャーがバトルゾーンにいる状況です。自分は《零分後の世界》を唱えて、効果で自分の《∞龍 ゲンムエンペラー》を捨てました。相手の《∞龍 ゲンムエンペラー》と他のクリーチャーの2体を手札に戻せますか?
A.いいえ、戻せません。コスト∞のカードを捨ててコスト∞のクリーチャーを1体選んだ場合、さらに他のクリーチャーを手札に戻すことはできません。
引用元