《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》 [編集]
DMX-16で登場したブラック・コマンド・ドラゴン。まさかの闇単色となったリュウセイである。 《永遠のリュウセイ・カイザー》と同じコストとパワーに加えて、闇以外のクリーチャーのタップイン、味方闇クリーチャーへのスレイヤー付与、条件つきで墓地から手札に戻ってくるという三つの強力な能力を持つ。 一つ目の能力であるクリーチャーのタップインは、闇以外かつ自分のクリーチャーにも効果が及ぶので《永遠のリュウセイ・カイザー》に劣るが、闇文明中心のデッキ構築にすることでデメリットを大きく軽減できる。また、《弐刀龍覇 グレンモルト「双」》を出すことでドラグハート・クリーチャー2体をバトルゾーンに出すこともできる。相手のカードは闇か闇を含む多色以外は足止めできるが、闇文明を使用しないデッキであっても、闇のサイキック・クリーチャーを呼び出したり、ドラグハートの龍解の特性を利用することで、タップインを回避される事もある。特に、闇を含みながら他の文明からでも呼び出しやすいスピードアタッカーである《勝利のガイアール・カイザー》が相手の超次元ゾーンに存在する場合は警戒すべきだろう。環境では《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《百万超邪 クロスファイア》、《神聖麒 シューゲイザー》からの1ショットキルを止められる点が評価された(ただし、シューゲイザーのcipで出てきた《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》の攻撃は許してしまう)。 二つ目の能力は本家のスピードアタッカー付与に対応するスレイヤー付与。一つ目の能力と非常に相性が良く、タップインした敵のファッティを小型の闇クリーチャーで討ち取ることができる。この効果はリュウセイ自身にも及ぶため、相手に破壊耐性がない限りサイズに関わらず破壊できるのは本家にはない利点。アンタップキラーかつスピードアタッカーの《勝利のガイアール・カイザー》とは相性抜群。 三つ目の能力は《黒神龍グールジェネレイド》に似た条件での墓地回収。グールと違って直接バトルゾーンに戻せるわけではないが、このカード2枚とマナさえあれば何度でも墓地とバトルゾーンを往復でき、非常に粘り強く戦える。また、ハンデスなどで墓地に落ちても味方ドラゴンの破壊によって戻ってくるので、マッドネスとは少し異なる方向性でハンデス耐性を有していると言える。 本家《永遠のリュウセイ・カイザー》と比較すると、デッキ構築をある程度縛るという点でやや癖が強いが、総じてリュウセイの名に恥じない高スペックなカードである。その性能を最大限に引き出すには、闇文明の比率がある程度あり、かつマナが伸びるデッキに採用するといいだろう。 後に登場した《卍 デ・スザーク 卍》は無月の門によって早ければ3ターン目に召喚でき、より使い勝手が良い。その後は自己墓地回収と自軍スレイヤー付与、種族で差別化することが求められるようになった。
デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]
DMPP-22で登場。 墓地回収が強制となり、各ターン終了ステップへとタイムラグが生まれたが、《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》自身が破壊されても誘発できるようになった。 《デュアルショック・ドラゴン》などのように、実行タイミングが変更された部分は一長一短といったところ。
関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]
収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]
デュエル・マスターズ プレイス [編集]参考 [編集]タグ:
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