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裏斬隠裏蒼頭 バルガリスク R 火/自然文明 (7) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/シノビ 6000 |
ニンジャ・ストライク8(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが8枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つドラゴン・エレメントなら、出す。そうでなければ、タップしてマナゾーンに置く。 |
DM23-BD4で登場したアーマード・ドラゴン/シノビ。
cipで山札の一番上を捲り、自軍のマナ枚数以下のコストのドラゴン・エレメントならバトルゾーンに出し、それ以外ならタップインでマナゾーンに置く。本体は7コスト6000のW・ブレイカー。
新たなる「バルガ」であり、cipによる即効性のある踏み倒しを行える。
採用理由はニンジャ・ストライク8を持っているということ。ブロックされた時の追撃には大きすぎるものを持っていると言える。
【モルトNEXT】のようなドラゴン基盤に採用すれば、単純に打点を補強しやすくなる。
《怒英雄 ガイムソウ》は名称指定、《爆龍覇 グレンリベット》は召喚時限定で連鎖ができないように工夫されているが、このクリーチャーはマナさえ整っていれば同名の連鎖に制限がないのも特徴。《続召の意志 マーチス》のような山札圧縮の側面がある。
残念ながら自前でスピードアタッカーは持たないが、《「必然」の頂 リュウセイ》や《闘将銀河城 ハートバーン》といったスピードアタッカー付与手段と一緒に使えば、0コストでドラゴンが相手のブロックに乗じて原則2面ポンと出る代物となる。
ただ一番の問題はニンジャ・ストライクという能力は防御札として期待されていた常識があったのに、これ単体では防御に役立たないスペックであるということ。シールド0枚の状況でこれを出しても、除去持ちやEXライフ持ちを捲らない限り負け確定である。
《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》などブロッカー付与があると話は別だが、当の《バクテラス》軸は《裏斬隠裏蒼頭 バルガリスク》がなくても十分盤面が完成されてしまい、《裏斬隠裏蒼頭 バルガリスク》の補強がオーバーキルではないかの疑惑がある。一応相手がオールタップを使った後での防衛でなら役立つ。
エキサイティング・デュエパ・デッキ出身のカードであり、デュエパーティーのパートナーにすると赤緑のドラゴンデッキで活躍できるだろう。
ニンジャ・ストライクはパートナーゾーンからも発動可能であり、自分以外の誰かが攻撃するたびにマナゾーンの枚数以下のドラゴンの踏み倒しかマナブーストが行える。
ターンの終わりに山札の下に行ってしまうがすぐに裏向きでパートナーゾーンに戻せる。また、相手のターン中にバトルゾーンを離れているため自分のターンが終われば再び表向きになり、毎周相手のターンにニンジャ・ストライクが発動できる。