ティラノ・ドレイク [編集]
デッキとしてのティラノ・ドレイク→【ティラノ・ドレイク】
DM-19で登場した火・闇に属するハイブリッド種族。
ドラゴノイドの子孫のような存在で、竜人の姿をしている。
命名ルールは「〜・ドラグーン」[1]。多種族の冠詞は「闘竜」で、進化すると「○竜凰〜」、多種族の進化は「騎神」になる。
勘違いしやすいがドラゴンではないので注意。
サポート種族にブレイブ・スピリットがあり、組み合わせることで強力なコンボ、シナジーを形成することも。
幼少期は角の生えた人型で、その中でふさわしい力を持つ数少ない個体が成体(竜の姿)になる。また、カードイラストとして登場はしていないが成体になる前の蛹(さなぎ)形態も存在する。
スマッシュブロウ・ドラグーン C 火文明 (3) |
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 2000+ |
このクリーチャーが「ブロッカー」を持つクリーチャーとバトルする時、このクリーチャーのパワーは+4000される。 |
獄竜凰ドラザルク UC 闇文明 (5) |
進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 7000 |
進化−自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く。 |
メテオバーン−自分のクリーチャーが攻撃できる時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び、墓地に置いてもよい。そうした場合、相手の「ブロッカー」をもつクリーチャーを1体破壊する。 |
W・ブレイカー |
非進化クリーチャーは能力偏重で、ブロッカー破壊やスレイヤー持つ代わりにパワーは控えめになっている。
スーサイド的な犠牲・自爆能力を持ったクリーチャーも多く、それらは代償と引き換えに大きなパワーを持つことも多い。
S・トリガーを持つクリーチャーが多いのも特徴的。火と闇は展開が苦手な文明なので、デュエル後半の逆転を演出しやすくするために取り入れられたとのこと。
S・トリガーを持つクリーチャーは数あれど、それが意図的に取り入れられた稀有な例である。
進化クリーチャーは総じてパワーが安定して高く、それらに進化しながら戦っていくのが主な戦術。
文明柄、防御は基本的に除去がメインになるのでブロッカーは少ないが、《ブラッディ・ドラグーン》は使いやすい。
ビートダウンもコントロールもそこそここなせる種族である。
凶悪ながらも綱渡り的な犠牲能力を持つ進化元から、安定した強さを持った進化へと繋げるのがこの種族のパターンである。
闇と火という文明の特徴を生かした種族になっている。
戦国編ではDM-30にて登場した《闘龍鬼ジャック・ライドウ》によりティラノ・ドレイクを持つ進化クリーチャー(特に《超竜騎神ボルガウルジャック》、《九龍騎神ドラン・ギレオス》)の株が上がった。
神化編ではDMC-56 「ザ・サムライ・レジェンド」にて、ティラノ・ドレイクを含む進化クリーチャー《騎神凰翔ハクツル・ザーク》が登場。
今後も少しずつ強化されていくかと思われた。
しかしティラノ・ドレイクの新規カードはDMR-02の《ディス・フルド・ドラグーン》を最後に一旦断絶。
DMR-22で、ハイブリッド種族のコモンサイクルの一環という形ながら久々に《ドラッグ・ドラグーン》という新規カードを獲得し、その後も少数ながら新規収録されている。
とはいえ、新たなサポートなどは登場せず、現状ではカードパワーに取り残される形で種族デッキを作る機会が失われつつある。
不死鳥編においてドラゴンに代わる新たな主役級の種族として登場したのだが、それが復活してからは、逆にドラゴンでない点が命取りになってしまったか。
- 背景ストーリーでは生存競争の敵であるアーマード・ドラゴンの衰退により、劣悪な環境下を克服して誕生した種族である。
- この設定は上記の神化編以降の活躍にも表れることになった。
- 不死鳥編ワールドマップでは「龍凰の塔ヴァルドス」周辺をテリトリーとしていた模様。この塔は炎が結晶化してできた単独峰であり、ティラノ・ドレイクとブレイブ・スピリット以外は生存不可能。数百年に一度大爆発を起こし、世界を灼熱のクリスタルで覆い尽くす。ティラノ・ドレイクはその熱を利用することで成長を繰り返してきた。
- 極神編ワールドマップでは「ヴァルドスの塔」と呼ばれる巨大なクリスタルが生えた土地に生息。表面温度すら数千度を超える過酷な土地であり、ティラノ・ドレイク以外が住むことはできない。「龍凰の塔ヴァルドス」とは設定が酷似するが、同一の土地なのかは不明。
- 極神編では不死鳥編ワールドマップの地域(東方血土)はゴッドの介入で壊滅している設定であるため、「スカイライン・ブリッジ」を突破して生き延びたティラノ・ドレイクが新たな土地に「龍凰の塔ヴァルドス」と類似した住処を作ったと解釈する方が妥当ではあるか。
- 同種族でも容姿が結構異なり、人型であるのは共通だが、翼や大顎のある竜をした姿の者と、人間に近い髪や肌型が確認できるほぼ人と変わらない姿の者がいる。かなり人に近い姿であっても、ヒューマノイドやスノーフェアリーのように目を隠されることはない。また、フレーバーテキストによると、すべてのティラノ・ドレイクは「竜凰」の姿を目指すらしい。
- 『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』には「イチかバチかの勝負強さが魅力だ!!」と紹介されている。
DMPP-07とDMPP-08にかけて、他の4つのハイブリッド種族は自分達の種族デッキの将となるフェニックスを用意されたが、ティラノ・ドレイクだけ存在しない悲惨な種族となった。
グランド・デビルやドリームメイトのように、非進化のスーパーレアがあるわけでもなく、非進化で最も高いレアリティはベリーレアの《キラ・ゼクス・ドラグーン》と《クリムゾン・メガ・ドラグーン》だけである。
しかも当時は《覇竜凰ドルザバード》等の純正の進化ティラノ・ドレイクも1枚も収録されず、唯一の進化ティラノ・ドレイクはアーマード・ドラゴンとの複合である《超竜騎神ボルガウルジャック》であった。
しかしDMPP-08EXではSRとして《覇竜凰ドルザバード》、フェニックスも《超神星プルート・デスブリンガー》を獲得した。
ティラノ・ドレイクに関連する能力を持つカード [編集]
ティラノ・ドレイクを進化元とするカード [編集]
参考 [編集]
「〜・ドラクーン」と濁点が抜けていたり、DM-32にて「〜・ドレイク」となっているケースもある。