特殊種族(とくしゅしゅぞく) [編集]

普通の(多くの)種族とは違う特徴を持つ、ないしはそれらの種族に見られる特徴を持たない種族を指す俗称。
主に以下のものが該当する。

  1. 他の種族を併せ持つことが多く、単種族であるカードが無い、もしくは少ない種族。「併設種族」と言われることもある。
  2. 複数の文明に跨がる種族。「ハイブリッド種族」の項も参照。
    1. 全文明に存在する種族。
    2. 多色クリーチャーしかいない種族。
    3. 5色のみの種族。
  3. 文明を持たず、無色クリーチャーしかいない種族。「無色種族」
  4. 特定のカテゴリ(進化クリーチャー呪文)にしかいない種族。
  5. 個体数が非常に少ない種族。「希少種族」と言われることもある。
  6. 種族カテゴリを成す種族。

俗称な上、その種類も多岐に渡るため、文脈や話し手によって指しているものが異なる場合がある。
単に「特殊種族」と言った場合は1.の意味である事が多い。

  • 特殊種族を持つクリーチャーは、既存の冠詞から一部アレンジを加えられることが少なくない。(例:火/自然のサムライで「無双竜機」をもじって「武装竜鬼」になる)

他の種族を併せ持つカードが多い種族 [編集]

これらの種族は文明が割り振られておらず、併せ持つ種族の文明であることが多い。
命名ルールにも大きな特徴がある。併せ持つ種族の命名ルールに対して、そのルールに沿いつつ自身のルールを入れ込むもの、併せ持つ種族によって新たな命名ルールを生み出すもの、元の命名ルールを完全に無視するものなどがあり、名前からもその特殊性が見て取れるものが多い。

太字は単種族のクリーチャーが存在する種族

複数の文明に存在する種族 [編集]

様々な文明の組み合わせの多色のみに存在する種族 [編集]

割り当てられる文明が複数存在する種族 [編集]

2つの文明があり、片側に特定できないもの。ハイブリッド種族も参照。

割り当てられた文明でない文明にカードが存在する種族 [編集]

文明に存在する種族 [編集]

所属する文明が定まっておらず、全文明単色で存在する種族(一部は多色が存在することもある)。
先述の併設種族や、ソニック・コマンドのように大元の文明がはっきりしているものは除く。

キング・コマンド・ドラゴン以外は単種族でも全文明に存在。エッグおよびトライストーンもこれらに近いが、欠けている文明がある。

無色種族 [編集]

種族カテゴリまで広げた場合はゴッド・ノヴァにも有色クリーチャーが存在する。

特定のカテゴリのみの種族 [編集]

進化クリーチャーのみ [編集]

フェニックスも進化クリーチャーのみの種族に近いが、一部呪文サブタイプにもなっている。

呪文のみ [編集]

裁きの紋章もこれに近いが、クリーチャーにも少数ながら存在している。

個体数が少ない種族 [編集]

3種以下を基準とする。特に、呪文にしか存在しない種族は()で囲んでいる。

またゲームオリジナルカード専用種族のサイバー・ドラゴンホーリー・ドラゴンもそれぞれ1種ずつしか存在しない。
マスター・ハザードクリーチャーとしては《天地命動 バラギアラ》1種しか存在しないが、これをクリーチャー面に持つツインパクトが5種存在する。

種族カテゴリを成す種族 [編集]

種族カテゴリを成さない種族とは種族を参照する場合に扱いが異なることがあるので「特種」種族と言われる。
一覧は「種族カテゴリ」を参照。

参考 [編集]


[1] ほぼすべてがアンノウンをはじめとする無色メインの種族との多種族である