ファンデッキ [編集]

強さや勝敗よりも、プレイヤーの趣味や遊び心を重視して組まれたデッキのこと。
ファンデッキを愛用する者は「ファンデッカー」と呼ばれる。

具体的には以下のようなものが挙げられる。

勝つことを主軸にしたガチデッキと比べると、どうしてもデッキ全体のカードパワーが低くなりがちだが、「ファンデッキだから云々」という発言は控えたい。
「ファンデッキだから弱い」「ファンデッキだから負けた」などと言うと、相手の勝利に対する努力を否定することになってしまい、非常に気まずくなってしまう場合がある。

ファンデッキの中にもガチデッキが存在することもあるが、そのような事例は少ないため、たいていはガチデッキと線引きされる。

逆に、ファンデッキ(または、それに近いデッキ)に負けたからと言って、悪態をついたり嫌味を言ったりするのも厳禁。
プレイヤーの間に了解があるのならばそれでもいいが、そうでない相手には不快感しか残らないだろう。

競技化が進むデュエル・マスターズにおいては「競技大会に出るなら相応のデッキで来て欲しい」「ファンデッキはカジュアルでファンデッキとだけとやりあっていて欲しい」等、ファンデッキにあまりいい印象を持たない競技プレイヤーも一部存在する。
デュエマフェスですら調整の場として認識している競技プレイヤーもいる為、ファンデッキを志向したカジュアルプレイヤーとガチデッキを使った勝利第一のトーナメントプレイヤーの溝を作る原因になっている。

言うまでもないが、ファンデッキだろうとガチデッキだろうと、どこの大会でどんなデッキを使おうが、ルールに反していない限りは本人の自由であり、大会に参加するすべてのプレイヤーに競技志向を求める方がマナー違反である。

このような事例があったからかは定かではないが、近年ではガチデュエバトル?が新たに設立され、店舗大会でもガチデッキとファンデッキの棲み分けが行われるようになっている。デュエマフェスは「楽しむ」事を最優先にする大会であると再定義された今、競技志向だけを求める姿勢は尚の事控えるべきだろう。

  • 元々ファンデッキとして知られていたデッキが、相性の良いカードの発掘・新登場や公式大会で地雷として活躍し周知される事で、ガチデッキ入りする事が稀にある。デッキの活躍の幅が広がるのはいい事ではあるが、それが原因で該当カードの収録されたエキスパンションが売り切れたり、シングルカードが高騰する事もあり、ファンデッカーの一つの悩みの種となっている。
  • 近い意味を持つ言葉に「ネタデッキ」がある。ただし、ファンデッキとの厳密な隔たりはなく、「ネタ」という言葉をどのように捉えるかによって、人によってその定義は変わってくる。
    例えば、パロディカードを詰め込んだだけの5色デッキ(勝つことを諦めて笑いのネタに終始)や、《ラッキー・ダーツ》からの《ヘブンズ・ゲート》1ターンキルを狙うデッキ(成功率は低いが、決まれば強力なネタに特化)のようなデッキが考えられる。「ファンデッキ」に比べると、あるコンセプトに可能な限り特化したものが「ネタデッキ」と呼ばれやすい。
  • デッキの一種である以上、ネタに終始するわけでないならば貪欲に勝利を目指すことは必要である。漫画「デュエル・ジャック!!」で、《滅亡ルーレット》を使ったファンデッキ(作中ではネタデッキと呼ばれていた)が取り上げられた際、そのデッキ紹介では相性の良いバウンスや当時の強力カードであった《アクアン》《スケルトン・バイス》がフル投入されていた。ファンデッキであろうと最低限そのデッキを回転させる様な努力はすべきと言う好例だろう。
    • しかしカードパワーのインフレが進む今、最適なデッキを追求した末に、デッキの潤滑油として採用したカード達が当初のデッキコンセプトの力を上回ってしまうこともある。ファンデッカーはこのジレンマに悩まされることも多い。

参考 [編集]