アーマード・ドラゴン [編集]
DM-01から存在する、勝舞編における火の代表種族。後にアーマードの種族カテゴリに属するようになる。
ドラゴンに属する種族の元祖でもある。
直訳の「武装した龍」という種族名の通り、ほとんどは火器などで重武装を施している。進化すると竜の顔が胸とその左右に三つ付いて、多頭で人型に近い風貌になる。
詳細は不明だが、「ボルシャック渓谷」と呼ばれる谷から誕生することが多く、《ボルシャック・ドラゴン》も同様の名前を持つことから、無関係ではないと思われる。
背景ストーリー上では圧倒的な力を持つ種族として、火文明の精神的支柱だけでなく他の強豪種族に対峙する存在として描かれていた。
また、装甲は最高の素材と呼ばれる「ボルメニウム」で造られることが多い。
命名ルールは「〜・ドラゴン」または「〜・○○・ドラゴン」。進化すると「超竜〜」。
多種族では「龍騎」「竜機」「竜騎」のいずれかが冠詞となり、サムライを含む多種族では「竜鬼」となる。
アンノウンを含む多種族の命名ルールは、「偽りの名(コードネーム) 〜・ラゴン」、「真実の名(トゥルーネーム) 〜・ラゴン」。
ボルシャック・ドラゴン VR 火文明 (6) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+ |
攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。 |
W・ブレイカー |
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン SR 火文明 (7) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに持ち主の墓地に置く。 |
超竜バジュラ SR 火文明 (7) |
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000 |
進化−自分のドラゴン1体の上に置く。 |
このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選ぶ。相手はそれを持ち主の墓地に置く。 |
T・ブレイカー |
※殿堂入り |
ボルシャック・クロス・NEX SR 火文明 (9) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000 |
スピードアタッカー |
パワーアタッカー+5000 |
T・ブレイカー |
誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。 |
デュエル・マスターズにおける花形種族の1つであり、人気は非常に高い。
ファイアー・バードを初めとしてサポートカードも多く、その強力なパワーで爽快なプレイングができる。
総じて重いため、出すまでのプロセスが非常に重要。
公式のプッシュと背景ストーリーでの変遷 [編集]
背景ストーリー上では初期から火文明の主役種族として登場していたが、基本セット時点のゲーム上では重いカードばかりかつ、サポートも貧弱だったことから扱いにくい種族だった。
闘魂編でシールドを焼き尽くす強力な能力を持つ《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が登場した辺りから風向きが変わり始める。
DM-08では他の文明にもドラゴンが収録され、同時に強力な進化カードの《超竜バジュラ》とサポートカードも手に入れるなど、実力も兼ね備える種族として台頭する。
悪名高き《無双竜機ボルバルザーク》というプレミアム殿堂カードを輩出し、殿堂にも《超竜バジュラ》と《インフィニティ・ドラゴン》が存在する。
他にも長らくプレミアム殿堂に指定されていた《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》など、クリーチャーとしては最も多くの殿堂カードを持つなど、名実ともにデュエルマスターズの中心種族となった。
特に極神編から覚醒編にかけては《ボルメテウス・武者・ドラゴン》や《超聖竜シデン・ギャラクシー》、NEXやXXなどが登場し、背景ストーリーにおいて主役ポジションとして活躍を見せた。
しかし、エピソード1以降からレッド・コマンド・ドラゴン、ガイアール・コマンド・ドラゴン、メガ・コマンド・ドラゴンと、新たな火のドラゴンが次々と現れるようになり、主役の座を降りることになった。当然アーマード・ドラゴンをサポートするカードも登場しなくなっていったため、種族としての価値がほぼドラゴンという種族カテゴリのみになっていった。
以降は十年近くサブポジションか、昔のカードがリメイクされる時のファンサービスとして登場する時期が続く。
エピソード2では再びフィーチャーされたものの、アンノウンによって支配されてしまった。
アンノウンを併せ持ったものが多く登場したほか、そうでないものもフレーバーテキストで支配されていることを嘆いている。
ドラゴン・サーガでは同時にフレイム・コマンドを兼ね備えた「爆竜」が覚醒編に続いて数体登場。
復権するかと思いきや、直後に登場した新顔のガイアール・コマンド・ドラゴンに再び主力種族の座を奪われることになってしまった。
それから王来篇では過去のクリーチャーをモモキングなどの現代クリーチャーがその力を身に纏うという形で、久しぶりに主人公が切り札として用いるクリーチャーの種族に戻った。しかし、あくまで数いる歴代クリーチャーの一種という扱いであり、メイン格というわけではない。
一方でディスペクターの素材として、光や水単色のアーマード・ドラゴンが登場した。
ゴッド・オブ・アビスではボルシャックプッシュに伴い、火のメイン種族に返り咲いた。続くアビス・レボリューションでもメイン種族として続投。
主人公の使う種族でこそ無くなったが、単種族の新規カードが多数登場しているほか、ようやく成立したアーマードの種族カテゴリとして久々にサポートも得ている。
アーマード・ドラゴンとしての価値がほぼ「ドラゴン」の部分に比重していたこれまでと打って変わって、「アーマード」も活きるようになった。
その他設定など [編集]
- 名前が「ボル」で始まるクリーチャーが多い。火山を意味するボルケーノ(volcano)から来ているようにも思えるが、ボルメテウスの頭文字はBである。また、多種族でこの種族を持つクリーチャーには名前に「ザーク」を含むものが多い。
- 一部には「レッド」や「ホワイト」など、直接「色」が名前に含まれているものもある。これは、そのクリーチャーが持つ皮膚の色に合わせたものとなっている。
- 『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』によると、ドラゴン・サーガにおいては「伝説の武具を持つドラゴン」という設定。
アーマード・ドラゴンに関連する能力を持つカード [編集]
アーマード・ドラゴンを進化元とするカード [編集]
参考 [編集]