転生編 [編集]
デュエル・マスターズ4番目のシリーズ。
「転生編」と書いて「ジェネレート・ギア」と読む。
ハイスペックカード満載な聖拳編に比べれば、地味なカードが多くを占める印象を受ける。しかし、各エキスパンション毎に強力なカードももちろん有り、多くのデッキがこのシリーズで強化された。
また、当初の評価は低くてもカードプールの拡大により何年も後になってから再評価されたカードも多く、G・ゼロやS・バックはその典型例と言えるギミックでもある。中には《怨念怪人ギャスカ》や《ドリル・スコール》など、後の時代で凶悪なコンボが発見されて殿堂入り・プレミアム殿堂に至ったケースもある。全体像としてはDM-03に近く、まさに大器晩成のシリーズと言えるだろう。
このシリーズのメインテーマは、第3のカードであるクロスギアの登場と過去のカードの転生。
クロスギア版S・トリガーのS・トリガーXや、クロスしたクリーチャーがパワーアップするアクセルなど、それらを補助するシステムが目立つ。
戦国編まではクロスギアに関するカードのほとんどはこのシリーズに収録されていたため、自分で使うにも対策するにも転生編のカードは必須だった。もちろん今でも有用なギア系カードは多数。
このセットに当てはまるエキスパンションは、
の4つ。
シリーズ全体にわたって、過去カードのリメイクである転生カードが収録されている。クロスギアも過去のカードをモチーフにデザインされたようなものが多い。後半に真価を発揮するメタモーフ能力の初出もこのシリーズ。
- カードパワーが異常な聖拳編の人気が高すぎたということもあるが、シリーズ作品特有の長期化の流れやこの時期のコロコロコミックの目玉作品が欠けたこともあってか基本的にこのシリーズから次のシリーズ不死鳥編まで、デュエル・マスターズの新弾初動売上は徐々に降下線を辿っていく。それもあってか、このシリーズのエキスパンションを購入する意欲を高まらせるために転生編末期からレギュレーションを変えたアフタージェネレートリーグが開催された。
このシリーズに発売された商品 [編集]
※= ブロックマークなし
参考 [編集]