種族カテゴリ [編集]
異なる種族同士に存在する共通の単語によって分類される、種族のまとまりのこと。
該当する共通語句「○○」がテキスト中に現れた場合、表記はどうであれ、「○○」という語句が含まれる種族全体を指す。
例えば「自分のサイバーは〜」というテキストの場合、それは「サイバー」という語句を含む種族、すなわちサイバーロードやサイバー・コマンドといったすべてが効果の対象となる。
また「自分のアウトレイジは〜」というテキストの場合、アウトレイジ種族を持つカードは当然対象になり、加えてアウトレイジMAXやアウトレイジOMGもまた対象になる。このように種族名と同一名の種族カテゴリが存在することもある。
さらに、何か種族を1つ宣言できる効果において、種族カテゴリと同一名となる種族を選択すると、これもまた種族カテゴリ内の全種族に効果が及ぶ。例えば、《光器ペトローバ》でアウトレイジを指定した場合、アウトレイジのみならずアウトレイジMAXのパワーも上昇する。
ただし、このような能力はあくまで「種族」を選ぶものであるため、種族としては存在しないが種族カテゴリとしては存在するものを選ぶことはできない。
例えば、「メカ」を宣言してメカサンダーとメカ・デル・ソルとグレートメカオーに股をかけて、ということはできない。
あくまで種族カテゴリは種族ではないという事を留意しておきたい。
また、あくまで適用されるのは種族であって名称ではない。例えば、名称に「ドラゴン」や「龍」を含む《スリーアイズ・ドラゴンフライ》や《黒龍王ダーク・ジオス》はドラゴンとして扱われない。
- 種族カテゴリが種族そのものではないことを明確にするため、種族に「○○」とある〜、「△△」と種族にある〜、などとわざわざ明記されていた時代もある。多くは、テキストの簡略化のために種族カテゴリ単独表記に移行しつつある。
- 単一種族ではないという点を除けば、使い勝手は特殊種族に似る。特殊種族同様、サポートを受けやすく、簡単にシナジーを形成できるが、その分メタも受けやすくなっている。
- 「同じ種族『を持つ』」というテキスト表記である(つまり、具体的な語句が使用されていない)場合は、その種族名を一部に持つカード全般が、つまり所属する種族カテゴリ全般が対象となる(2015/9/25正式回答)。
- 逆に「同じ種族」というテキスト表記だけでは、全く同じ種族でなければ対象にならない(2015/9/25暫定回答)。「同じ種族」という表記のテキストのカードを使用する場合は、「持つ」という表記の有無に注意しなければならない。
- 種族の上位概念ではあるものの、生物分類学における科、属、種などとは異なり、種族カテゴリに属さない種族も存在する。加えて、種族の数で言えば、属さない種族のほうが圧倒的に多い。
種族カテゴリの一覧 [編集]
太字は種族カテゴリの中に同一名となる種族が存在するもの
参考 [編集]