タップ能力(のうりょく) [編集]

攻撃できる時にタップすることで起動できる起動型能力。あるいは、それによって参照するアイコン能力

タップトリガーと呼ばれることもある。公式カード検索ではこちらの名称が使われる他、コロコロコミックでも「タップ・トリガー」の名前で特集されていた(ソース)。またデュエル・マスターズ プレイスでは「タップスキル」という名前で登場している。
このWikiではアイコンを"TT"と表記する[1]

ピーカプのドライバー R 火文明 (2)
クリーチャー:ゼノパーツ 1000
このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。
TT−相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
守護聖天アーク・バイン R 光文明 (5)
進化クリーチャー:ガーディアン 5000
進化−自分のガーディアン1体の上に置く。
バトルゾーンにある自分の光のクリーチャーをタップし、攻撃するかわりに次のTT能力を使ってもよい。
TT−バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。

DM-06で初登場して以来、長い間登場し続けている能力

攻撃ステップ中、この能力を持つクリーチャー攻撃できる場合、攻撃するかわりにタップすることで決められた効果を生み出すことができる。

ただし、アタックトリガー同様、召喚酔いによるタイムラグが欠点。能力の起動は召喚した次のターンに持ちこされることが多いため、除去に狙われると弱い。

やはり、即効性があるcip能力の方が好まれる傾向にあるが、こちらは永続性があるのが長所。生かしてしまうと最終的にとんでもないアドバンテージを生んだり、ロック状態にされてしまう場合もある。

また、タイミング攻撃クリーチャー選択時なので、《メタルコックのタイマー》など、cipや普通の呪文などでは出来ない芸当をやってのけるものもある。

アタックトリガーと同様、工夫して使っていきたい。

ルール [編集]

  • 2022/10/28付のよくある質問の更新で、「可能であれば攻撃する」状態になっていても、タップ能力を起動できると明記された(ソース)。
    • デュエプレでは、その裁定が出る前から《一撃勇者ホノオ》で強制攻撃を付与されていても、攻撃とタップスキルのどちらかを選択できた。
  • タップ能力使用時に、クリーチャーをタップさせたことで他の誘発型能力がトリガーした場合、まずタップ能力を先に解決してから、その誘発型能力の解決に入る。
    • 例えば、《凶鬼67号 アゴクイ》がいる時に《G・アイニー》をタップしてタップ能力を起動させた場合、《アゴクイ》の能力で《G・アイニー》を破壊できるのは、《G・アイニー》のタップ能力を解決した後になる。

その他 [編集]

  • 「タップ能力」という名前は、カードによくある『相手クリーチャーをタップさせる能力』と紛らわしい[2]。また「タップトリガー」においても、「トリガー」という言葉は誘発およびトリガー能力を想起させるが、実際は起動型能力であるため若干の違和感はある。
    デュエル・マスターズ プレイスの「タップスキル」がこの中では最も誤解を生みにくい呼び方と言える。

タップ能力に関連する能力を持つカード [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《ハングリー・ガントレット》《クリムゾン・ライフル》クロスしたクリーチャーがタップ能力を使うと、2つのクロスギアのタップ能力を使う事ができますか?
A.いいえ、できません。 クロスギアのタップ能力は重複しないため、どちらかのタップ能力を選ばなくてはなりません。
引用元

Q.《残虐覇王デスカール》 が、「次のターンのはじめまで攻撃もブロックもできない」状態になっているとき、タップ能力は使えますか?
A.使えません。タップ能力は攻撃の代わりに行うものなので、攻撃ができる状態でなければいけません。
引用元

Q.《ラッシュ“ATK”ワイルド》《瞬閃と疾駆と双撃の決断》の「このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。」能力で《ピーカプのドライバー》を選びました。この《ピーカプのドライバー》タップ能力を起動した場合、アンタップできますか?
A.いいえ、攻撃の終わりに誘発する能力ですので、タップ能力を起動した場合アンタップできません。(総合ルール 510.1)
引用元

Q.自分の《フルスロット・サージェント》のタップ能力で、自分のクリーチャーに《超銀河槍 THE END》をクロスしました。その後、そのクリーチャーにコストを1支払って《フェアリー・スコップ》をクロスできますか?
A.いいえ、クロスできません。コストを支払ってクロスギアをクリーチャーにクロスできるのはメインステップ中です。タップ能力を使うタイミングは攻撃ステップですので、《フルスロット・サージェント》の能力を使った後、コストを支払ってクロスギアを新たにクロスすることはできません。
(総合ルール 303.3b[3]
引用元

Q.相手のリンクしているタップ状態の《極限龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《幻想妖精カチュア》タップ能力を起動できますか?
A.はい、起動できます。攻撃しなければいけない状況でも、タップ能力の使用は禁止されていません。能力を起動した結果《幻想妖精カチュア》はタップ状態になるので、攻撃しなくてよくなります。
引用元(2022.10.28)


[1] 「Tap Trigger」の略。
[2] これを表現するために「タップ&デストロイ」が使われることがあるが、デストロイするとは限らないのでこちらもややズレた用法である。
[3] クロスギアをクリーチャーにクロスするにはそのマナコストをもう一度支払います。この能力は通常メインステップにのみ使用できる起動型能力です。