オラクル(種族) [編集]DMX-13にて初登場した特殊種族。対となる種族はアウトレイジで、そちらとともにエピソード3背景ストーリーの主要種族として活躍した。 アウトレイジと同じく、眼がハッキリ描かれた人型クリーチャーが多く、杖を持った魔法使いのような容姿である事が特徴。また、多くのオラクルは小型のクリーチャー(ファミリア)を引き連れている。ダークロードがガーゴイルを使い魔にしているのに近い。
種族全体で教団を形成しており、ゼニス、ゴッド・ノヴァ、オラクリオン、ゴッド・ノヴァOMGを神聖な存在として信仰している。 種族としては無色や他の種族をサポートするものが多い。例としては無色をリクルートできる《策士のイザナイ ゾロスター》や、《爆裂のイザナイ ダイダラ》や《神来のイザナイ 日蓮》のような光臨を持つクリーチャーである。 他には《デュエマの鬼!キクチ師範代》と並ぶメタカードとして《禁術のカルマ カレイコ》が知られている。他のオラクルとは相性が悪いものの、コスト踏み倒しやマナブーストを妨害できることから、【オール・イエス】のようなデッキで度々用いられる。 種族全体としてはサポート種族のような役割で、オラクル自体がデッキの主役となることは少ない。しかし、オラクルそのものをサポートするカードもあるため、オラクルでまとめたデッキを組むことも可能である。 命名ルール [編集]命名ルールは「○○の(位階名)〜」 文明ごとに由来がある
多色になると属する文明のいずれか一つまたは両方を掛けた名前になる。例外的に《策士のイザナイ ゾロスター》は光/闇だが、宗教に関連する用語である。教団を成す種族らしく全体的に「宗教」がテーマになっているようだ。 なお進化はデスパペット進化の《傀儡のイザナイ メイプルシロップ》とオラクル進化の《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》のみ。 アウトレイジに比べ、早期から多種族クリーチャーが登場しており、この場合は複合種族の冠詞とオラクルの命名ルールの両方を満たした命名になる。 オラクルそのものの多種族冠詞は「神徒」。ただし上述の通りほとんどの多種族オラクルはオラクル自身の命名ルールに沿って名付けられるため、この冠詞を持つのはディスタスを複合したカードなど非常に限られる。 位階名の由来は以下
だと考えられる。 また、一部の位階に属するオラクルは能力に以下のような特色がある。
ファミリアは共通する特徴がある能力を持っているわけではないが、すべてのカードがコモンである点が共通している。 背景ストーリーでのオラクル [編集]エピソード3背景ストーリーでのオラクル [編集]この世界での「オラクル」とは、エピソード2終幕後のいつ頃からか世界を長らく平定していた巨大な宗教団体の名前、およびその宗教団体の信者の呼称である。教団内は9つの役職と、位階には属さない一般信徒の、合計10個の位階で分かたれている。 エピソード2背景ストーリーの末期、ゼニス消滅を察知した《「終」の極 イギー・スペシャルズ》により、ゼロの力を後世に遺すためにつくられた(《支配のオラクルジュエル》の頁を参照)。 エピソード3背景ストーリー最序盤までに、教祖とされる《神人類 ヨミ》と、神話上のゼニスとを崇拝する教義を確立し、さらに追加の崇拝対象として、オラクリオンの創造、およびゴッドをゴッド・ノヴァとして復活させることを実行。また、世界の停滞と平和を追求していた。実際にエピソード3の世界を過去の争いから復興させたのもオラクルである。このような実績もあり、各文明の様々な種族が信者になっていった。 このような状況を背景として、DMR-09で活性化したアウトレイジの蜂起に押され、DMR-10時点で早々に崩壊してしまう(《無限の銃刃 ダン・クローリー》の頁を参照)。この騒動の中で、教団の指導者だった《神人類 ヨミ》が死亡し、その後継者とされていた《イズモ》も失踪。さらにオラクリオンを信仰するゼロ信仰派と、あくまで教団の再起そのものに拘泥する「マントラ」派に分裂してしまった。 その後、姿を隠して暗躍していた《イズモ》がゴッド・ノヴァOMGとともに突如現れ、《神人類 ヨミ》のためにアウトレイジへの復讐を誓う。彼らを打倒するための力を与えられた「カルマ」の階級をもったオラクルも増えていった。 そして《支配のオラクルジュエル》を持つ《無法神類 G・イズモ》、《無法のレイジクリスタル》の力を用いる《絶頂神話 カツムゲン》によってアウトレイジとの最終戦争が勃発。《イズモ》は《カツムゲン》にトドメを刺されるところであったが、決戦直前に心を失いながらも復活していたヨミの姿である《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》によって救われる。このことで、オラクルにも友情があることを《カツムゲン》が理解。《カツムゲン》は《イズモ》に手を差し伸べ、和解を達成。 アウトレイジとオラクルもまた互いの思想の違いを理解しあい、多少のいざこざは絶えないものの、相互に尊重しあう関係を実現し、エピソード3が終幕した。 なお、最終戦争直前に《ヨミ》と《イズモ》の両者が復活したことにより「マントラ」派とゼロ信仰派も争う理由を失い和解を果たしている。
その他の世界でのオラクル [編集]背景ストーリーでは、エピソード3までの世界とは別のパラレルワールドの存在が語られており、そうした世界にもオラクルは存在する。 DS世界でもこの種族は出現している。
エピソード3までの世界ともDS世界とも違う、詳細不明なパラレルワールドにもこの種族の存在が確認されている。 デュエル・マスターズ プレイスでもDMPP-24にて遊撃師団が登場した。少なくともDM23-EX3と世界観を共通している可能性が高いが、予め展開されていた《師団の先導者 ツラトゥストラ》と地続きの世界かどうかは未確定。 その後の革命編以降はアウトレイジとは違い新規カードが長らく登場しなかったが、DMEX-14において、《貴様の罪のジャッジメント》が登場した。
ゴッド・オブ・アビス世界では、「存在した」事はほぼ確定だが、現存するかは不明。かつて、「オラクル・セレス」なる種族として存在していたようだ。 その他 [編集]
オラクルに関連する能力を持つカード [編集]
オラクルを進化元とするカード [編集]参考 [編集]
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オラクル(種族カテゴリ) [編集]DMEX-12にて登場したオラクル・ドラゴンにより種族カテゴリとなった。 「オラクル」とある種族 [編集]参考 [編集]タグ:
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