DM-01 第1弾 [編集]
基本セット最初のエキスパンションにして記念すべきデュエル・マスターズ1番目のエキスパンション。2002年5月30日発売。1パック5枚入りで価格は150円(税抜)。全120種類。
最初のパックであるためクリーチャーと呪文しか収録されておらず、しかもバニラなどの淡泊な基本カードが多いが、既に光・水・闇のブロッカーや逆転要素を生むS・トリガーなどの、ゲームの根幹を成すシステムはこの時点である程度完成されていた。
有名なカードとして、
などがある。
発売から10年以上にわたり環境で使われ続けてきた息の長いカードもいくつか見られ、そのほとんどは何らかの形で再録されている。
特に《ホーリー・スパーク》、《デーモン・ハンド》、《ナチュラル・トラップ》は三大S・トリガーと呼ばれて人気があった。《ホーリー・スパーク》は全体タップによる一発逆転効果、《デーモン・ハンド》は破壊による確定除去、《ナチュラル・トラップ》は墓地利用されにくいマナ送りとそれぞれ特徴がある。しかし、時代が進んだ今は、もっと質のいいS・トリガーが増えたため、使われることはほとんどない。
《ゴースト・タッチ》や《クリスタル・メモリー》は、双極篇に入っても使われ続けた呪文であるが、双極篇終盤にリメイク版のツインパクトが登場したため、今後はそちらへ役目を譲ることに。
王来MAX環境においても《凶戦士ブレイズ・クロー》はやはり生き残っており、長らくプレミアム殿堂となっていたが王来MAX期に完全な殿堂解除をされた《サイバー・ブレイン》もコンボデッキを中心に一定数使われている。先述のツインパクト版が出た《クリスタル・メモリー》も、クリーチャー面を必要としないデッキに限っては採用されている。また、【禁断スター退化】、【JO退化】において自軍クリーチャーを破壊できる闇文明の1コストのクリーチャーという点が見出され、《怒りの影ブラック・フェザー》がコンボパーツとして活躍していた。
- この弾で登場したDM創成期の種族は火、闇が7種類、他の文明は6種類。現在まで第一線で活躍しているものも存在する反面、不死鳥編などで絶滅したものも多い。
- このエキスパンションに収録されたS・トリガー呪文は効果がシンプルで扱いやすく、すべてのカードに再録歴がある。
- 古参へのファンサービスもあってか、この弾のカードと何らかの意味で関連性のあるカードものちに多く登場することになり、一部は名称カテゴリを形成するにまで至っている。
収録カード [編集]
参考 [編集]