ツインパクト化 [編集]
既存のカードをそのままツインパクトカードの片側に組み込むこと。いわゆる元のカードにクリーチャー、もしくは呪文側を追加して選択肢を増やしたカード。
ツインパクト化の対象となるカードは知名度が高いカードが多く、古参へのファンサービス・サプライズにもなっている。
元のカード [編集]
| ホーリー・スパーク R 光文明 (6) |
| 呪文 |
| S・トリガー |
| バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべてタップする。 |
ツインパクト化 [編集]
| 龍装の調べ 初不 SR 光文明 (6) |
| クリーチャー:ドラゴンギルド/メタリカ 7500 |
| ブロッカー |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーがバトルゾーンに出た時あるいは自分が名前に《スパーク》とある呪文を唱えた時、相手のクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。 |
|
| ホーリー・スパーク SR 光文明 (6) |
| 呪文 |
| S・トリガー |
| 相手のクリーチャーをすべてタップする。 |
ツインパクト化したカードの例 [編集]
- 主に環境の移り変わりで実用性が低下してしまったカードがツインパクト化している。
- 中には元から実用性の高いカードがツインパクト化されることもある。
- DMEX-04では実用性は低いが知名度の高いカードがツインパクト化された。
- 既存カード同士が合わさってツインパクト化されることも。
既存カードについて [編集]
ツインパクト化したカードは基本的に元のカードの上位互換として扱われるが、元となったカードはお役御免かと言われれば、必ずしもそうではない。
まず、ツインパクト化したカードとその元となったカードは別名のカードとして扱われるため、両者を同じデッキに投入して8枚体制にしたり、墳墓避けに使えたりする。(ただし、バトルゾーンにある間はクリーチャー側のみ参照するため同名カード扱いされる)
また、《超七極 Gio/巨大設計図》や《幻緑の双月/母なる星域》のようにツインパクト化したカードが殿堂入りに指定されるケースもあるため、それも考慮して元が強力なカードは取っておいていいだろう。
そして、ツインパクト化したことによって被るデメリットも多少なりとも存在することもあるため、場合によって元のカードを優先して使った方がいい時もある。
ツインパクト化によるデメリットは以下の通り。
- クリーチャー側と呪文側の2つのコストを持つため、クリーチャー側と呪文側のコストが違う場合、相手の《7777777》の除去範囲が増える。
その他細かい点については特殊な条件下で差別化のページを参照して頂きたい。
ただし、ツインパクトであることがメリットになることが多いのも事実のため、デメリットばかり注目してメリットを見落とさないように注意。
その他 [編集]
- 既存カードをツインパクト化させる場合、主に呪文側に新規の能力・特性を追加することが多い。
また、既存カード同士のツインパクト化は環境で活躍したクリーチャーと呪文によるコンボを元にしているものが多い。
- ツインパクトはテキスト欄が通常カードより確保しにくい事情がある都合上、あまりにも能力テキストが長いカードのツインパクト化は望めない。ただし、キーワード能力などにつく注釈文は省略できるため、注釈文でテキスト量が多くなってしまっているカードはその限りではない。
- ツインパクト化したカードは、元となったカードよりレアリティが上がることが多い。これは、レアリティはもう片側と共有するようになり、かつツインパクト化によりカードとしての実用性が向上するためである。
- 一方、ツインパクト化によって元よりレアリティが下がったカードも存在する。主に単体ではカードパワーが近年のインフレに追いつけなくなっていったカードや、高レアリティとしては比較的地味な能力を持っていたカードが該当する。
- いくらインフレに置いて行かれたとはいえ、該当カードにはインビンシブル呪文や《光器ペトローバ》など往年の著名なカードも存在する。手に入れにくかったこれらのカードが手に入りやすくなったということでもある。
- 誤解されがちだが、ツインパクト化されたカードは「カード単位では」元のカードと別のカードという扱いになる(そのため元のカードと合わせて8枚体制でデッキに積むことができる)が、上側/下側は元と同じ名前・特性を有するカードという扱い。つまり、《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》の呪文側と元の《ネオ・ブレイン》はまったく同じカードである。
- 両側で異なる文明となったツインパクト化カードも存在する。
これらは、マナゾーンへのタップインを始め多色化による変化があるため、元のカードとは使い勝手が大きく異なる。
- ツインパクト化してほしい既存カードをファンに選んでもらう「ツインパクトカード投票所」という企画も施行された。[1]
投票結果はDMEX-04に反映されている。
ツインパクト化されたカード [編集]
別の文明×別の文明 [編集]
ツインパクト化に近いカード [編集]
元のカードと同じ性能を持つカード [編集]
カード名以外は全く同じ性能の非ツインパクトが先に登場しているカード群。
性能の文脈上ではこれらもツインパクト化と呼ぶことがある。文明が増えている場合を除き、ツインパクト化側が上位互換にあたる。
一部のカードは元のカードと類似した名前を持っている。あえて同じ名前にせず、名前集合を避ける理由は不明。
元のカードと性能が異なるカード [編集]
元のカードと全く同じではないが類似した名前・性能を持ち、ツインパクト化の意図で開発されたと推測できるカード群。
デュエチューブにて《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》が《神秘の宝箱》のツインパクト化カードであると紹介された。
その他 [編集]
「ツインパクト計画」 [編集]
背景ストーリーでは、DM22-EX1でツインパクト化に関わった人物として「アカシック兄弟」なる双子の人物と、「双子の約束計画」=「ツインパクト計画」なる実験の存在が明かされている。
詳細についてはアカシック計画の記事を参照。
逆ツインパクト化 [編集]
TCG版で存在するツインパクトカードが、デュエル・マスターズ プレイスで片側だけのゲームオリジナルカードとして実装されること。
参考 [編集]