黒神龍(こくしんりゅう)アマデウス》 [編集]

黒神龍アマデウス VR 闇文明 (7)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 15000
自分のマナゾーンまたは墓地に、同じ名前を持つカードが2枚以上あれば、このクリーチャーを破壊する。
T・ブレイカー

DM-28で登場したドラゴン・ゾンビ

準バニラだが、コスト7でパワー15000のT・ブレイカーという、戦国編当時のコスト論としては破格のスペック。

デメリットとして、名前集合に該当するカードがマナゾーン墓地にあると破壊される。マナゾーン墓地にそれぞれ1枚ずつでも自壊する。ハイランダー限定戦ではともかく、まだカードが集まっていない初心者には役立つカードと言える。
自壊できるドラゴン・ゾンビのため、《黒神龍グールジェネレイド》との相性も良好。通常のデッキはもちろん、ハイランダーで使った場合でさえも《龍覇 グレンモルト》《二刀龍覇 グレンモルト「王」》のような完全一致を含む2種以上のカード、ツインパクト化したカード入りなら出した瞬間自壊する可能性があり、文明の関係や破壊のタイミング上《グランドクロス・カタストロフィー》クロスも難しいため、このカードが100%活躍できるデッキの構築は限られる。《天光の精霊ミハイル》がいれば自壊効果は一応無視できる。

《龍装者 ジスタジオ》が横にいれば、パワーが15000もあるということもあり、自壊能力が無効化される。これまで同名カードを複数枚投入してきたデッキにはその高いパワーT・ブレイカーを活かせなかったが、それと併用することで破壊されずに安定して攻撃にも参加できるようになった。

登場した頃の環境ならばジャンクデッキに突っ込まれていると予想外の活躍をする場合もあった。パワー15000は様々なパンプアップ効果がかかっていても簡単に超えられるサイズではないため、相手にしてみれば対処には苦労するだろう。《光器ペトローバ》に強化された種族軍団にもそうそう力負けしない。

たかがファッティ、されどファッティと言ったところだろうか。

ルール [編集]

  • バトルゾーンには同じ名前のカードが複数枚あっても問題ない。
    • 前述の論理でデッキに合計2枚入れた《黒神龍アマデウス》は2枚ともバトルゾーンに出すことができる。

その他 [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

最新バージョンの性能 [編集]

黒神龍アマデウス SR 闇文明 (7)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 15000
バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンまたは墓地に、《黒神龍アマデウス》以外の同じ名前のカードが2枚以上なければ、相手のクリーチャー1体を破壊する。あるなら、このクリーチャーを破壊する。
T・ブレイカー

DMPP-10で実装。スーパーレアに昇格したほか、複数の上方修正が加えられた。

まず、自壊をチェックするタイミングがcipになり、自壊しなかったときに相手1体の破壊が打てるようになった。
次に、《黒神龍アマデウス》は同名カードにはカウントされないようになり、《アマデウス》を4枚積みしてもデメリットが発動しないようになった。
最後に、TCG版のテキストは名前集合でも反応するものだったのが、完全一致でしか反応しないテキストになった。

フィニッシャー性能が大きく底上げされており、並大抵のことではバトル負けしない強烈なパワーと、腐ることがほぼない確定除去による最大値は高い。
ファッティにありがちなバウンスへの弱さも克服しており、使いまわしても強力。

自壊常在型能力ではなくなっているので、出した後でマナゾーン墓地に同名のカードを揃えてしまうぶんには何も問題にならない。

一応、自壊は常在型能力ではなくなっているので《雪渓妖精マルル》などで生き残らせることができるようになっているが、その運用をしても燃費は悪い。

カード外の影響としては、《天使と悪魔の墳墓》ランデスが削除されているため、準ハイランダーによる構築上の恩恵が少なくなっている。

  • マナゾーンと墓地に1枚ずつ同名カードがある場合でも自壊する。
    • 「自分のマナゾーンまたは墓地に」という部分のテキストは変更されていないため、自壊しなかった挙動はバグであったと思われる。

アップデート履歴 [編集]

2021年8月26日に使用可能になってから、2021年9月30日実施のメンテナンスまでの35日間、以下のような性能だった。

黒神龍アマデウス SR 闇文明 (7)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 15000
バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンまたは墓地に、同じ名前を持つカードが2枚以上なければ、相手のクリーチャー1体を破壊する。あるなら、このクリーチャーを破壊する。
T・ブレイカー

《黒神龍アマデウス》がマナゾーンまたは墓地に2枚以上あっても自壊するようになっていた。

2021年9月9日(木)17:00 〜 2021年9月21日(火)23:59 に開催されたSPルールハイランダー戦」では、《黒神龍アマデウス》がフィーチャリングされた。

  • Ver.2.6.0では、マナゾーンと墓地に1枚ずつ同名カードがある場合には普通に使うことができる。
    • デュエマの「または」は「および」のような意味合いで使われる場合もあるため、TCG版では同条件で《アマデウス》は自壊してしまう。そもそもTCG版の《アマデウス》はこの書き方で自壊する。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-28DMPP-10
    たった一つの不協和音が最強の肉体を崩壊させる。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分のマナゾーンまたは墓地に《龍覇 グレンモルト》《二刀龍覇 グレンモルト 「王」》がある場合、自分の《黒神龍アマデウス /「ぼくだって!決闘者なんだ」》は破壊されますか?
A.はい、それらは同じ名前を持つカードですので、破壊されます。
名前が完全に一致していなくても、名前の中に別のカードの名前と完全に同じ文字列が含まれている場合、「同じ名前を持つカード」として扱います。
引用元

Q.自分のマナゾーンまたは墓地に《シビレアシダケ》《シビレアシダケ / インビンシブル・パワー》がある場合、自分の《黒神龍アマデウス /「ぼくだって!決闘者なんだ」》は破壊されますか?
A.はい、それらは同じ名前を持つカードですので、破壊されます。
ツインパクトカードの名前の片側が別のカードの名前で同じである場合、それらは「同じ名前を持つカード」として扱います。
引用元