《ソイルピンプ・キャベッジ》 [編集]
ソイルピンプ・キャベッジ R 自然文明 (5) |
呪文 |
このターン、次に召喚する自然のパワー12000以上のクリーチャーのコストを最大8少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。 |
DMRP-04魔で登場した自然の呪文。
次に召喚する自然の12000以上のクリーチャーのコストを8下げる。普通に使うと、5マナ支払って、実質3コスト分の軽減となる。
往年のコスト軽減呪文である《フェアリー・ギフト》や《戦慄のプレリュード》が実質2コスト分の軽減であったため、上手く使えた場合はそれらを上回る性能を発揮してくれる。
ただし、その分軽減対象の条件および使えるクリーチャーの汎用性が非常に厳しくなっており、まずテキストの時点で「自然のパワー12000以上」と二重の指定が入っている。そしてさらに、軽減分の恩恵を最大限享受したければ、軽減対象が「自然を含み、名目コストが所持する文明の数+8以上」である必要がある。
また、基本的に、軽減したいクリーチャーの召喚コストに加えこの呪文を唱えるためのマナも必要になるため、このカードを使えるタイミングは6マナ以上溜まってからということになる。
しかし、その頃になれば多くの場合様々なコスト踏み倒し札も解禁されるので、「呪文コストを支払った上でクリーチャーコストも支払う」という2動作を必要とするこの呪文では、コストパフォーマンスの面で大きく見劣りしてしまうだろう。
総じて、軽減数値こそ大きく派手であるものの、文面以上に取り回しが悪く使いどころの見つけ難いカードである。
とはいえ、高コスト超パワーのクリーチャーはまさにデュエマの華とも言うべき存在であり、今後も登場し続けることは間違いない。
将来性はあるので、気長に研究したい所である。
後にツインパクト化した《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》が登場。このカードはあちらの下位互換になったが、あちらと合わせて《ソイルピンプ・キャベッジ》を最大8枚デッキに投入できるようになった。それによって、このカードを引けることを前提としたマナカーブのデッキ構築も現実的になっている。
他カードとの相性について [編集]
その他 [編集]
- 名前の「ソイル」は「土壌」を意味する単語、「ピンプ」は「女たらし」などを意味するスラングであるが、関連性が無く片方が下品な意味合いであるこの2つの単語を繋げているところから直接の元ネタはおそらく日本のジャズバンド「SOIL&"PIMP"SESSIONS」だろう。ツインパクト化した際には更に元ネタが分かりやすくなっている。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]