反逆龍(レベリオン) 5000typeR(タイプアール)無法頂上会談(レイジー・チューン) [編集]

反逆龍 5000typeR P(VIC) 火文明 (12)
クリーチャー:アウトレイジMAX 12000
このクリーチャーの召喚コストを、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
このクリーチャーが出た時、パワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
すべてのプレイヤーは、手札からしかクリーチャーを出せない。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
無法頂上会談 P(VIC) 水文明 (3)
呪文
カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚捨てる。

DMEX-16で登場した/アウトレイジMAXツインパクト

クリーチャー側は《暴走龍 5000GT》が元となっており、コスト12、自己コスト軽減とその条件、パワー12000、全体5000火力スピードアタッカーT・ブレイカーが継承されている。

出せない効果は手札以外という条件に変わっているが、ニンジャ・ストライクなどはもちろん、手札からプレイする扱いであるS・トリガークリーチャーを封じることはできなくなった。

しかし、《蒼龍の大地》《灰燼と天門の儀式》などのコスト踏み倒し呪文などを無力化するため、デッキによっては《暴走龍 5000GT》を超えるロック性能を期待できる。

同じロック能力を持つクリーチャーには、コストの軽い《とこしえの超人》《検問の守り 輝羅》がいるが、それらと違って名目コストも高いため、《襲来、鬼札王国!》で破壊されず、相手が《大樹王 ギガンディダノス》のような大型クリーチャーでも積んでいなければ《ドンドン水撒くナウ》《ドンドン火噴くナウ》でも除去されないため【5色コントロール】防御札はこれ1枚で粗方完封できる。

他にもカウンター札で出す場合手札以外からのアクセスが主体の【赤黒邪王門】系統にはそこそこ刺さるが、《一王二命三眼槍》までは防げないので、打点補強もなるべく怠らないようにしたい。
単体で使うのも悪くないが、《暴走龍 5000GT》と共に並べるとより強力。腐ることが少ない呪文も含んでいるので、《暴走龍 5000GT》と最大8枚体制にするのも1つの手ではあるが、序盤の動きが悪くならないようにだけ注意したい。

このメタ効果は元と同じく自分にもかかり、《無限皇 ジャッキー》《熱血武闘 カツキング》コスト踏み倒しも防いでしまうため注意。

呪文側は《サイバー・チューン》からS・トリガーを失い、カードとしては多色になったもの。クリーチャー面も備えていることを考えれば及第点だろう。

呪文側が文明なので、もし【墓地ソース】に入れるなら必然と青黒赤構築に入れることとなるだろう。【墓地ソース】では《暗黒鎧 ザロスト》など一部を除いて手札以外からクリーチャーを出すことは少なく、特にフィニッシャー格はほとんどが手札から出てくるため、メタの影響が小さい。ただ、《戯具 ヴァイモデル》《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》により《終末の時計 ザ・クロック》を水増しする型であれば話は別で、そちらの型の場合は一度出したら速やかに勝負を決めたい。

コストの小さい方の呪文面が3コストなので、【ロック“SPK”スピーカー】にも採用圏内。

《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》コスト踏み倒しできるロック持ちとしても優秀。初動手札交換にもなるので、採用する価値がありそうである。

環境において [編集]

それまで【墓地ソース】で使われることはあったが、S・トリガーに無力であることから評価がマチマチであった。

しかし【絶望神サガループ】が成立するとミラーマッチ対策として投入されるケースも見られるようになった。そちらは青黒主体のデッキカラーだが、《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》《疾封怒闘 キューブリック》などのマナ要員もタッチできるので、色は問題にならない。

後に【墓地ソース】系統が《超神星DOOM・ドラゲリオン》軸になっていくともっと優秀なフィニッシャーを呼び出すケースが増えたため、このカードは呪文側の運用が主体となり、クリーチャー側は間に合わせとして使うケースが主体となった。

その他 [編集]

  • 名前の「typeR」とは、ホンダのスポーツカーの中でも最高グレードのクルマを表す名称。冠詞の「レベリオン(Rebellion)」とのダブルミーニングだろう。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • クリーチャー側1つ目の能力について

Q.自分の《エル・セミファイナルのマスク》がバトルゾーンにあり、自分の手札が1枚もなく、墓地に《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》を含むクリーチャーが7体ある状況です。
《エル・セミファイナルのマスク》の「自分の墓地から召喚してもよい」を使い墓地から《反逆龍 5000typeR》を召喚する際、支払うコストはいくつ少なくなりますか?
類似例:《不死帝 ブルース》《暴走龍 5000GT》
A.支払うコストは6少なくなります。
能力で実際にマナコストを少なくするのは、召喚する《反逆龍 5000typeR》が保留状態になった後です。
保留状態になっているカードは墓地の枚数として数えませんので、コストは6のみ少なくなります。

+  総合ルール 409.1c601.1a601.1e

引用元(2023.7.21)

  • クリーチャー側3つ目の能力について

Q.《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》自身は、手札以外のゾーンからバトルゾーンに出せますか?
A.はい、出せます。このクリーチャーの「すべてのプレイヤーは、手札からしかクリーチャーを出せない。」の能力は、バトルゾーンにいる間のみ機能します。

+  (総合ルール 110.3d)

引用元(2021.7.16)

Q.相手の《絶十 <九極.Star>》がバトルゾーンにいる状況で、自分の墓地にある《大樹王 ギガンディダノス》の「フシギバース」を使用できますか?
類似例:《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》《検問の守り 輝羅》
A.いいえ、使用できません。クリーチャーをバトルゾーンに出せない状況では召喚の宣言もできませんので、「フシギバース」の使用を宣言することができません。

+  (総合ルール 601.1a)

引用元(2021.9.24)