《爆獣イナバ・ギーゼ》 - デュエル・マスターズ Wiki

《爆獣(ばくじゅう)イナバ・ギーゼ》 [編集]

DM-31で登場したドラゴノイド/オリジン/ナイト。

自分の他のナイトにスピードアタッカーを付与する常在型能力を持つ。

自分のナイトをスピードアタッカーにする能力は言うまでもなく強力。攻めに役立つようなタイプのシステムクリーチャーとしてはウィニーである点も嬉しい。
このカードが出る頃までナイトはほぼすべてコントロール向けであったが、DM-31で登場したナイトの多くがビートダウン向けであり、このカードの効果はそれを象徴している。
おおよそのナイトデッキで使っても強力ではあるが、特にビートダウン型のナイトデッキに入れることでその強みを十二分に発揮できる。
また、《邪眼皇ロマノフI世》をスピードアタッカーにできるため初期の【ロマノフサイン】でも使われることがあった。

ドラゴン・サーガで登場したファンキー・ナイトメアとの相性も良く、ドラグハート・ウエポンを装備した《龍覇 ドクロスカル》および《龍覇 ウルボロフ》の効果発動や龍解のサポートとして活躍できる。

• 《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》が絡む無限ループではよく使用される。

• ナイト・マジックなどと同様に、ファンキー・ナイトメアやダーク・ナイトメアも効果の対象になる。

• 《無頼剣兵ドラグイノセント》以来久々に登場したドラゴノイドだが、ナイトと組み合わせなければバニラ以下なのでそちらの種族デッキでの採用は難しい。オリジンもまた同様である。

• 元ネタは日本神話に登場する「因幡の白兎」という物語で、兎が鮫を騙すといった展開となっている。カードイラストでは頭部のパーツなどに兎の意匠が見て取れる。
  • その話の中で、兎は皮を剥がれ赤色になってしまうといった展開もある。このクリーチャーが赤いのはもしかしたらその逸話もモチーフとしているのかもしれない。
  • ところで、同じ段で登場し同じナイトである《爆獣装甲ヴァルアーサー》は、装甲の一部が鮫を模したものにも見える。フレーバーテキストにある騙した相手というのはこの《爆獣装甲ヴァルアーサー》だったのかもしれない。あるいはDM-33で登場した同じオリジンの《猛菌魚雷ヤサカノフカ》だろうか。あちらはより分かりやすく鮫がモチーフとなっている。

• ドラゴノイドの面影があまり見られないが、よく見るとちゃんとドラゴンのような尻尾がついている。DMC-58版のカードイラストでは顔の角度で隠れていた牙が見え、よりドラゴノイドらしいイラストになっている。

• ヒーローズ・カードがあり、テラーが描かれている。

• 漫画「SX」では、テラーがミミ戦で使用。《魔光人形ドンキノフ》と共にミミのシールドをブレイクした。また、ザキラもアダム戦で使用。こちらでは《爆進デス＆リバース》でリアニメイトされている。

• 全方位カードファイルでの紹介では「かろうじて騎士っぽいが、よく見ナイト、ただの火獣！？」と、容姿がナイトらしくないという指摘がされている。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-11で実装。レアリティがアンコモンに変更された。

関連カード [編集]

• 《爆炎ホワイトグレンオー》
• 《化召の術士》

• 《INABASUKUNA》

フレーバーテキスト [編集]

• DM-31（通常版）、DMPP-11
  急げ！騙した事に気づかれる前に！――爆獣イナバ・ギーゼ
• DM-31（ヒーローズ・カード）
  見て、この目にもとまらぬ攻撃を！早いでしょ、超早いでしょ、早すぎて私が一番怖いのよ！――テラー

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Okera
  • DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」（48/55）
• illus.hokuyu
  • DMC-58 「マッド・ロック・チェスター」（16/16）

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• CV:柚木尚子
• illus.Okera
  • DMPP-11 「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」

参考 [編集]

• ドラゴノイド
• オリジン
• ナイト
• バトルゾーン
• スピードアタッカー
• 付与
• ヒーローズ・カード