凶鬼(きょうき)01(ごう) ドケイダイモス/アレックス・ギアーズ》 [編集]

凶鬼01号 ドケイダイモス VR 闇文明 (7)
クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 9000
このクリーチャーを墓地から召喚してもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。
アレックス・ギアーズ VR 自然文明 (5)
呪文
S・トリガー
相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

DMRP-12で登場した/自然マフィ・ギャング/デーモン・コマンドツインパクト

クリーチャー面はcipの2セルフハンデス墓地召喚を持つ。本体はパワー9000のW・ブレイカー

呪文面は《チャッチャケ・トラップ》相互互換だが、こちらは「トラップ」ではない。

同コストには《悪魔龍 ダークマスターズ》というハンデスの量も質もより優れたカードがあるが、こちらは墓地召喚に加え、呪文面が防御札になる点で優れる。
手打ちするにせよS・トリガーで発動するにせよ、呪文面を唱えれば除去を飛ばしたうえで勝手に墓地に落ちてくれるので、墓地にデーモン・コマンドを落としたいデッキでは《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》と同様に使い勝手が良い。

主に墓地肥やしが戦術として導入されている【黒緑ドルマゲドン】への投入が検討できる。呪文面が【黒緑ドルマゲドン】の弱点である速攻に対する防御札になる点が大きく、S・トリガーで守った返しのターンに墓地召喚《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印を剥がすという挙動はこのカードにしかできない。
【Z-ファイル】黒緑ツインパクトデッキでも有用。

環境において [編集]

DMSP-02期のチャンピオンシップ(アドバンス)で、これを1枚入れた【ターボデリート】が優勝を果たしている。

コスト7以上のクリーチャー面を持つため、《超七極 Gio/巨大設計図》呪文面でも回収可能。黒赤緑構築の【グルメ墓地ソース】では色も合う上に、ささやかながら【我我我ブランド】対策ともなる。あまりマナが伸びないこちらの型とあっても、5マナならギリギリ手打ちもできる。中でも《大魔王 ウラギリダムス》でマナを伸ばす型の場合、クリーチャー面を素出しする機会すら普通にある。チャンピオンシップ上位入賞の型にもその姿が見られる。

背景ストーリーでの活躍 [編集]

闇文明随一の策士であり、闇文明の侵略の四天王の一人として自然文明の侵略を企てる。

手始めに植物に偽装したチップを送り込み、自然を破壊するウィルスをばら撒かせた。

次に自然文明のを暗殺するために《οθ チェスナッツ》を送り込むも、《チェスナッツ》は姫の側を決して離れないQ.Q.QX.を前に暗殺の隙を見出すことができなかったため、事実上の失敗に終わる。

今度は、自身の策略で毒入りポテトを姫に供した。しかし、姫がそれを口にする直前、食べ物による暗殺の可能性を考えていたでんでんが事前に配置していた《かぼちゃうちゃう》が横からそのポテトを食べてしまった。しかも毒入りの部分だけ綺麗に吐き出したことで事態が発覚し、またしても暗殺は失敗。

二度にわたる暗殺が失敗したが、実は彼は闇文明随一の策士であると共に闇文明随一の力自慢でもあったため、今度は自分が直接自然文明へと出向いた。そこに、同じくパワー自慢であり、アチーチ・タウンの建設記念レースから帰ってきたばかりのオウ禍武斗と敵対する。オウ禍武斗との戦いは9日間続くも、最後はオウ禍武斗による渾身の一撃によって倒された。

+  参考のフレーバーテキスト
  • 最初は自分は戦場に出ずに計画的犯行を実行した点とそれが失敗に終わると最後は自分が戦場に降り立った点では、《伝説の正体 ギュウジン丸》を彷彿させる。ただしあちらとは違い、出落ちはしていない。
  • かつてオウ禍武斗は闇の八王の筆頭である業王ディガロを9日間続いた激闘の末倒したことが語られている。ディガロと同じく9日間戦った末、新技で倒されたあたり、「闇文明随一の力自慢」は伊達ではなかったことがうかがえる。

その他 [編集]

  • このクリーチャーの登場で凶鬼の上位ナンバー群(01号〜09号)がすべて揃った。
  • 名前の元ネタは、東映が制作したロボットアニメ『闘将ダイモス』+「時計台」だと思われる。
    • 呪文面の元ネタは、『時計仕掛けのオレンジ』の主人公・アレックスが元ネタだろうか。

関連カード [編集]

侵略の四天王

フレーバーテキスト [編集]

  • DMRP-12
    自然文明を侵略するべく送り込まれた、文明最古の凶鬼にして随一の策士でもある、腐敗の時計台。

収録セット [編集]

参考 [編集]