超無限神星(ちょうむげんしんせい)アポロヌス・アガペリオス》/《双炎祭壇(そうえんさいだん) アポロヌス・パトス》 [編集]

2025年8月21日能力調整後のテキスト [編集]

超無限神星アポロヌス・アガペリオス VIC 火文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス 30000
ビクトリーアイコン
超無限進化:ドラゴン3体以上
ワールド・ブレイカー
メテオバーンX:攻撃する時、このカードの下にあるドラゴンをすべて墓地に置いてもよい。こうしてドラゴンを9枚以上墓地に置いた場合、相手のシールドをすべて墓地に置き、6枚以上置いた場合、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊し、3枚以上置いた場合、相手のシールドをすべてブレイクする。
相手プレイヤーによってこのクリーチャーが選ばれた時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。
(自分のフェニックス・フィールドがなければ、このカードを《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》として展開してもよい)
双炎祭壇 アポロヌス・パトス VIC 火文明 (3)
フェニックス・フィールド:フェニックス
ビクトリーアイコン
自分のドラゴンの召喚コストを1少なくする。ただし、0以下にならない。
自分の火のドラゴンがバトルゾーンに出た時、自分のドラゴンを好きな数、このカードの下に置く。その後、このカードの下にドラゴンが3枚以上あるなら、《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》に進化させてもよい。(この進化は召喚として扱う)

DMPX-02で登場した超無限進化フェニックスフェニックス・フィールド
デュエル・マスターズ プレイスゲームオリジナルカード

《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》のリメイククリーチャー。

ドラゴン3体以上を条件とする超無限進化と、相手に選ばれた時にオールランデスする能力、墓地に落とした枚数によって効果が増えるメテオバーンXを持つワールド・ブレイカー
また、新カードタイプフェニックス・フィールドである《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》面を併せ持っており、自分のフェニックス・フィールドがなければ《アポロヌス・パトス》面として展開できるこのカードは、《カード名》として実行してもよい能力も持っている。

メテオバーン解決時点でこのクリーチャーの下にあるドラゴン・カードをすべて墓地に置き、その枚数に応じて1つのみ・2つ・3つの複合効果が発揮される。

  • 9枚以上なら、相手のシールドをすべてシールド焼却する。S・トリガーS・バックでの逆転を望めないだけでなく、攻撃中かつ確実に次の全ブロッカー破壊も実施されるので、勝利は目前。
  • 6枚以上なら、相手の出しているブロッカーをすべて破壊する。
  • 3枚以上なら、相手のシールドをすべてブレイクする。一応、9枚以上メテオバーンXした場合にもここの部分が実施されるため、「離れる時」に反応する疑似シールド・セイバーシールド焼却を撃ち漏らしていても、ここの部分で刈り取れる。

《アポロヌス・パトス》面ではドラゴンに対するコスト軽減と、自分ののドラゴンが出た際に場のドラゴンを好きな数《アポロヌス・パトス》の下に置ける能力を持っており、下にカードが3枚以上であれば《アポロヌス・アガペリオス》面に進化できる。

超無限進化の条件、メテオバーンコスト軽減、フィールドの下に置く対象、フィールドから進化クリーチャーに変化する条件と様々な部分でドラゴンが登場し、その文明には指定がない。ただし、フィールドの下に仕込む誘発条件のみ自分の『火の』ドラゴンがバトルゾーンに出た時と文明指定がある。

ルール [編集]

カード特性について [編集]

その他 [編集]

他のカード・デッキとの相性 [編集]

  • 《超天星ライゾウ「灼」》マナ進化Vでバトルゾーンに結果として3枚のドラゴン・カードを用意するので、単独で進化の最低条件を満たす。6枚以上の追加効果を狙う場合も、【連ドラ】の要領でバトルゾーンにドラゴンを追加していけるので相方候補。
  • メテオバーン3だけを狙うなら、4ターン程度で到達できる。
    • 2ターン目ブースト、3ターン目《アポロヌス・パトス》として展開、4ターン目に1体目の《ケントゥリア・ドラゴン》を2マナ、2体目の《ケントゥリア》を3マナ(能力変更前)、《バルケリオス・ドラゴン》G・ゼロで召喚してから、《アポロヌス・パトス》の「自分の火のドラゴンがバトルゾーンに出た時」を解決すると、即死打点が完成する。
    • 4ターン目に2体《ケントゥリア》を召喚できれば良いため、2ターン目は《一撃奪取 トップギア》を初動にしても4ターン目にマナが足りる。
  • 《アポロヌス・パトス》を出しておき、自分のクリーチャーの攻撃時、《革命類侵略目 パラスキング》1枚以上《裏革命目 ギョギョラス》0枚以上を一気に侵略させると、アタックキャンセルしながらその枚数だけドラゴンカウントを伸ばすことができる。
    裁定として、《パラスキング》の染色常在型能力であるので、自然単色に見えるそれを出した場合でも確実に「自分の火のドラゴンがバトルゾーンに出た時」のストックを残すことができる。また、優先順位は「自分の火のドラゴンが出た時」が後回し、《ギョギョラス》の「バトルゾーンに出た時」が先という仕様により、cipでマナから踏み倒したドラゴンもフィールドの下に置き始める前に着地が完了する。

メテオバーン9を達成する方法 [編集]

《アポロヌス・アガペリオス》面の「超無限進化」を利用しても、盤面からは仕様により最大でも7体しか進化元を用意できない。
進化元が進化クリーチャーで頭数よりカード枚数が多くなっている、《時空の庭園》などで後から枚数を増やすなどで7枠の割り振りで9枚以上下敷きを作ることは理論上は不可能ではないが、要求値の問題上大人しく《アポロヌス・パトス》面を使うのが良いだろう。

3枚以上ある時の《アポロヌス・アガペリオス》への進化は任意であるため、下に9枚のドラゴンが揃うまで進化元を溜め込む手順が想定される使い方となる。
とはいえ、フィールド状態を維持して相手にターンを渡しすぎると、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》あたりのエレメント除去で下敷きごと除去されるリスクが高まるため、できればコンボを用いて下にドラゴンを溜めたい。

  • 《アポロヌス・アガペリオス》面が進化フェニックスであるため、《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》を使ってバトルゾーンと墓地で合算してドラゴンを9枚集めて墓地進化するという手がある。
    《ポッポ・ジュヴィラ》は除去されても1枚の損失なため、成長途中の《アポロヌス・パトス》が除去された場合のダメージは受けないのが利点。一方、《ポッポ・ジュヴィラ》で進化フェニックスを墓地進化させるなら《究極銀河ユニバース》を使ったほうが手っ取り早いのが弱点。また《ドラゲリオン》と違って進化元に対するシンパシーを持っていないため、コスト軽減なしで《ジュヴィラ》出しから即墓地進化させるには最低でも10マナが必要になる。

環境において [編集]

能力変更前 [編集]

《アリゾナ・ヘッドショット》《ドドンガ轟キャノン》、同パック収録の《拳仙一丸 しずく&ドラポン》などのエレメント指定除去に無防備でワンショットに失敗した際のリカバーも不十分なため、少なくとも《アポロヌス・アガペリオス》に特化したデッキは環境入りはしていない。

そもそも《アポロヌス・パトス》を除去されずとも《魔光大帝ネロ・グリフィスIII世》pig《青音の精霊龍 リンガール》メテオバーン6程度ではダイレクトアタックが成立せず、よしんば選んだとしても3ランデス(当時)では立て直しが効く。

《超天星ライゾウ「灼」》のサブプランに採用する型がしばしば見られる程度となっている。

All Divisionでは上述の《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》を絡めたチェイン・コンボフィニッシャーとして初期の頃は使用されていたもののドラゴン比率を高めたいこともあり次第にフィニッシャーを《超銀河竜 GILL》に入れ替えた構築が多数派になっていった。

2025年8月17日開催の公認大会「REIGN DMPS VERTEX CUP 2025 Autumn vol.4」で優勝した【黒赤ドギラゴン剣】に3枚採用されていた。

能力変更後 [編集]

実装後の活躍が想定に達しなかったためか、2025年8月21日に能力変更された。同日《パッピ・ラッピー》も両面に効果のある疑似ウルトラ・セイバーを貰った。

メンテナンス終了直後から専用デッキの【アポロヌス・アガペリオス】が流行した。
これと《パッピ・ラッピー》4枚、《ケントゥリア・ドラゴン》10枚程度が入るのは同じだが、残りのスペースの埋め方はS・トリガー《制御の翼 オリオティス》などのメタカード《ボルシャック・ドギラゴン》など様々あり、デッキカラー白赤白青赤赤緑と千差万別。

【黒赤ドギラゴン剣】や《超天星ライゾウ「灼」》のお供としても引き続き考慮されるが、それらのデッキにおける《アポロヌス・アガペリオス》は初見殺しの側面も多分にあった。
プレイングが周知されたり、《ドドンガ轟キャノン》タッチが流行したりしたのはやや逆風と言える。

背景ストーリー [編集]

  • カード名について、《アポロヌス・アガペリオス》のアガペリオスは古代ギリシャ語で「神の愛」を意味する「アガペー」+ギリシャ神話の太陽神「ヘリオス」または同「ヒュペリオン」のかばん語、《アポロヌス・パトス》は「感情・情熱」を意味する「パトス」が由来と思われる。
    • 「愛」や「感情」などとの縁が深い名前だが、これは《アポロヌス》自身が「愛されることのイデア」から生まれたフェニックスであること、そしてこのカードが生まれたメタ的な理由の影響だろう。

その他 [編集]

  • 超無限進化は、従来のものは「1体以上」だったが、このカードでは「3体以上」で登場した。
  • 非クリーチャーの《アポロヌス・パトス》にもボイスが設定されており、火のドラゴンを出すと「皆の愛、受け取った(通常版)」「龍の力が満ちる(シークレット)」と喋る。
    • 任意の下に置く効果を破棄すると「受け取った」と言いつつドラゴンが微動だにしないシュールな光景を見ることができる。

2025年8月21日能力調整前のテキスト [編集]

超無限神星アポロヌス・アガペリオス VIC 火文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス 30000
ビクトリーアイコン
超無限進化:ドラゴン3体以上
ワールド・ブレイカー
メテオバーンX:攻撃する時、このカードの下にあるドラゴンをすべて墓地に置いてもよい。こうしてドラゴンを9枚以上墓地に置いた場合、相手のシールドをすべて墓地に置き、6枚以上置いた場合、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊し、3枚以上置いた場合、相手のシールドをすべてブレイクする。
相手プレイヤーによってこのクリーチャーが選ばれた時、相手のマナゾーンからランダムなカード3枚を墓地に置く。
(自分のフェニックス・フィールドがなければ、このカードを《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》として展開してもよい)
双炎祭壇 アポロヌス・パトス VIC 火文明 (3)
フェニックス・フィールド:フェニックス
ビクトリーアイコン
自分のターン中、初めて召喚する自分のドラゴンの召喚コストを1少なくする。ただし、0以下にならない。
自分の火のドラゴンがバトルゾーンに出た時、自分のドラゴンを好きな数、このカードの下に置く。その後、このカードの下にドラゴンが3枚以上あるなら、《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》に進化させてもよい。(この進化は召喚として扱う)

両面とも能力が変更された。
《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》面は選ばれた時ランデスランダムに3枚だった。
《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》面はコスト軽減ターン1だった。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPX-02(《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》面)
    人々の愛の想いが集合し、新たな愛のイデアが全く別のフェニックスを生み出す。その名は、超無限神星アポロヌス・アガペリオス。
  • DMPX-02(《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》面)
    新たな愛のイデア。それは、人々の願いと敬意によって生まれる愛。
  • DMPX-02(《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》面、Sec
    全てを照らそう
  • DMPX-02(《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》面、Sec
    龍の力が満ちる

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]