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隠れ潜む者 シードラン UC 水文明 (2) |
クリーチャー:ムートピア/レクスターズ 1000 |
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない) |
このクリーチャーが攻撃する時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚、山札の上に置く。 |
ジャストダイバーを持ち、アタックトリガーで2枚手札補充した後、手札を1枚山札の上に置く。
アタックトリガーの除去に弱い点をジャストダイバーで見事に補っている。
次の自分のターンの始めまでに限り、《異端流し オニカマス》を上回る耐性を誇る。
マッハファイターにすら狩られないため、先攻でも後攻でも2ターン目に出せば、除去されることはほぼない。
そして恐ろしいのが、アタックトリガーゆえの1ターンのタイムラグがあるとはいえ、ほぼ確実に2コストで手札の減らない手札交換し、山札の上に手札から好きなカードを置けること。
3ターン目に《龍世界 〜龍の降臨する地〜》や《蒼き守護神 ドギラゴン閃》で踏み倒したいカードを仕込むことができると言えば、いかに強力かが分かるだろう。ビビッドローとも相性がいい。
仮に山札操作に使えなくとも、同コストの《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》と違って手札補充として働ける。
DMRP-17登場直後から、【赤青ドギラゴン閃】で活躍。上述の通り、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命で踏み倒しするカードを仕込むことができるが注目され、最初期の頃は文句なしに4枚積みされることが多かった。
しかし、しばらくすると採用しないケースがどんどん増えていくことになる。
というのも、《ボルシャック・サイバーエクス》をメインとした型の【赤青ドギラゴン閃】では《蒼き守護神 ドギラゴン閃》が2枚積みで抑えられることが珍しくない上に、狙ったカードを必ず仕込める保証もないからである。
それだけでなく、コスト踏み倒しメタによって多くのデッキの動きを牽制でき、常時アンタッチャブルによってアタッカー性能も高い《異端流し オニカマス》、cipですぐにリソース確保を狙いに行ける《月光電人オボロカゲロウ》、1ドロー・マナ基盤・ファイナル革命による踏み倒し先の役割を兼任する《熱湯グレンニャー》と、初動2コストのライバルも多い。
アタックトリガーであるがゆえに融通が利かず、汎用性の低さがネックとなっている。
それでも1ターンのみの耐性と山札操作能力は強力ではあるため、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》4枚積みの【赤青ドギラゴン閃】で、《月光電人オボロカゲロウ》のスロットを奪って採用する者は多い。
DMSP-04期になると【赤青ドギラゴン閃】の初動として需要が回復。寧ろ《月光電人オボロカゲロウ》の方が少なくなった。
だが【赤青ドギラゴン閃】が《“龍装”チュリス》の殿堂入りにより弱体化すると、このカードも環境から姿を消した。後に《“龍装”チュリス》のリペアとして《偽りの希望 鬼丸「終斗」》が登場するが、その頃には【赤青ドギラゴン閃】自体デッキパワーが低すぎて環境に太刀打ちできなくなった。