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Disメイデン R 水/自然文明 (3) |
クリーチャー:スピリット・クォーツ/ディスタス 3000 |
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。 |
各ターン、自分がはじめて多色カードを自分のマナゾーンに置いた時、そのカードをアンタップする。 |
DMRP-20で登場した水/自然のスピリット・クォーツ/ディスタス。
cipで1ドローと手札からの1マナブーストを行い、1ターンに1枚だけ多色カードを事実上マナアンタップインできる。
本体スペックはパワー3000の攻撃制限のないブロッカー。
《眼鏡妖精コモリ》からバズレンダを引いた代わりに、ブロッカーとマナアンタップイン効果を足したクリーチャー。
バズレンダで大量手札補充を狙うので無ければ此方が優先されていくだろう。
自然入り【起源神】や【デュエランドエクストラウィン】などの【青緑コントロール】ではささやかながらブロッカーで【速攻】対策できるのが美味しい。
アドバンテージの速効性では《天災 デドダム》に劣るが、生存した場合はマナゾーンの制限を緩和出来る為、想像以上に強いカードである。
DMRP-20期には《天災 デドダム》不採用かつこれを4枚積みした【4色ロマノグリラ天門】がチャンピオンシップ4位以内入賞を果たした。
マナ基盤として1色少なく、さらに手札と墓地も肥やせない弱点より、多色のアンタップインが可能になるという長所を生かすことができた逸話と言える。
DM22-EX2が発売される少し前辺りから、【青黒緑オービーメイカー】などの青黒緑基盤を採用したマナがタイトなデッキで入賞実績をちらほらと見せるようになった。
DM22-BD2・DM22-BD3期には【青黒緑サイクルペディアランデス】で実績を残した。
DM23-RP1期には《キユリのASMラジオ》と組み合わせる形で【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】に投入されるケースが散見されるようになった。マナを増やしながらブロッカーで時間稼ぎというのは《天災 デドダム》や《Disジルコン》ではできない仕事であり、そのようなことも需要を得る一助となっている。この頃にはメインデッキの3割から4割が多色という型も珍しくないため、多色マナアンタップインは非常に助かる。
このターン中、まだ多色カードをマナ置きしていないことが前提となるが、《キユリのASMラジオ》から捲れれば色事故なくアンタップマナが1枚増える。それが自然マナならすぐに《とこしえの超人》を出すマナが用意できる。つまり、《キユリのASMラジオ》1枚から小型展開、マナブースト、メタクリーチャー着地までが一気にできるという訳である。
DM23-EX2期には青黒緑基盤以外にも【ブレスラチェイン】を始めとした3→5の動きを取る様々なデッキに採用されている。【5色バラモルド】のような多色が山盛りのデッキに潤滑油として投入される場合もある。
役割は全く異なるが、DM24-EX1で《冥土人形ヴァミリア・バレル》が登場すると、デッキ内の多色コスト3獣の枚数バランスの兼ね合いで【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】の枠の一部または全部を奪われるケースが続出。
Q.このターン、自分のマナゾーンに多色カードを置いていません。
自分の《Disメイデン》をバトルゾーンからマナゾーンに置いた場合、「各ターン、自分がはじめて多色カードを自分のマナゾーンに置いた時」の能力で、この《Disメイデン》はアンタップしますか?
A.はい、アンタップします。
(総合ルール 603.5c) 引用元(2023.6.23)