《“
|
“逆悪襲”ブランド VR 火文明 (7) |
クリーチャー:ビートジョッキー 9000 |
G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
DMEX-17で登場した火のビートジョッキー。殿堂入りした《“轟轟轟”ブランド》の調整版。
あちらと比較して、踏み倒しがコスト軽減に、ドローと捨てた手札の枚数に応じた6000火力が1回のみに変更され、連鎖もできなくなったが、手札消費なしで火力を放てる。
《“轟轟轟”ブランド》と比べて、召喚コストが1必要となったのは大きな弱体化点で、速攻においてノーコストと1コストはでかい差ではあるが、たった1コストで6000火力を備えたスピードアタッカーのW・ブレイカーを出せるのもかなりの破格。
当然殿堂入りした《“轟轟轟”ブランド》より全体的に弱体化されているが、メタゲーム視点だと《“轟轟轟”ブランド》にはない大きな強化点がある。
《“轟轟轟”ブランド》と違って1コストは支払うことから、コスト踏み倒しメタの範囲が大幅に減ったため、環境によっては《“轟轟轟”ブランド》より脅威になりうる。
【赤単速攻】はもちろん、赤の入る速攻デッキなら手が伸びるのは《“轟轟轟”ブランド》同様。
登場時点の【我我我ブランド】の場合、マナの管理がギリギリなのでメインの勝ち筋とは簡単には両立しづらいが、上等な《グレイト“S-駆”》という感覚で終盤の一押しに使うのが吉だろう。
何気にコスト軽減は《“轟轟轟”ブランド》のマスターG・G・Gと違いこのクリーチャーが必ずしも手札にある必要は無い。手札が1枚以下でさえあればマナ召喚や墓地召喚、果ては《ハタモチ・チュリス》などの能力で山札から召喚する時も6コスト軽減できる。
このカード、《グレイト“S-駆”》の各1枚、その他の1コストクリーチャー3枚があれば、3ターン目に6打点でのワンショットができる。そのことから実質1コストの打点にして新たなフィニッシャーとも言える。
登場早々DMEX-17期から【我我我ブランド】に採用されるケースが見られるようになった。当時無制限であった《希望のジョー星》を展開されても出すのに支障がないのが大きかった。ただ、相手の《ベイB セガーレ》がいると着地ができないため、出すタイミングはシビア。実際のゲーム運びでは、《カンゴク入道》などのシールド回収で1コストウィニーをかき集めて並べてから最後のこのクリーチャーを出して総攻撃するという場面も多い。また、《霊峰 メテオザ-1》に代わる汎用除去としての役割もある。
【赤白“轟轟轟”ブランド】が殿堂レギュレーションに存在していた当時と異なり火のシステムクリーチャーが《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》、《こたつむり》、《月砂 フロッガ-1》など充実しているので、【赤白“轟轟轟”ブランド】よろしく赤単でコントロールプランをある程度取れるようになったとも言える。
早出し手段がコストを支払うことによるものなので、《流星のガイアッシュ・カイザー》の疑似侵略ZEROを発動させないという調整元の《“轟轟轟”ブランド》にはない利点もある。
DMEX-18期には【赤緑“逆悪襲”ブランド】がオリジナルでそこそこ流行。
DMEX-18末期にはある程度勢いを取り戻した【赤青覇道】でも使われるようになった。
王来篇環境(アドバンス)では【赤青“逆悪襲”ブランド】のパーツとしても一定の活躍をしている。
DMBD-19・DMBD-20期のオリジナルでは他のブランド群と比べてフィニッシャーとして拡張性がない点が見劣りし、1枚から2枚に抑えた構築が流行。『全国大会2019』日本一決定戦では、【JO退化】が激増した影響でこれを今引きする以前に早期決着を付ける必要に追われた点もあり、予選(アドバンス)・本戦(オリジナル)共に【我我我ブランド】がメタゲームの一角にあったものの、前者では45人中3人使用にとどまり、後者では使用者2人であった。
『超CSIV 宮城』(オリジナル)で【青黒緑有象夢造】が優勝したのを機にそちらのデッキが爆増すると、相手のハンデスによってG・G・Gが達成しやすくなることから、今引きスピードアタッカーとして【我我我ブランド】において需要が復活。
2023年8月の終わりのオリジナルでは【赤黒“逆悪襲”ブランド】でのチャンピオンシップ優勝を果たした。
という流れで先攻2ターンキルが可能。
Q.自分の手札が2枚の時に、手札から《“逆悪襲”ブランド》をコストを6少なくして召喚できますか?
A.いいえ、できません。「G・G・G」でコストを少なくして召喚する場合、召喚を宣言する時点で手札が1枚以下である必要があります。
(総合ルール 601.1a) 引用元(2022.9.14)
ルール改定による用語変更前