五龍神 [編集]

背景ストーリーに登場する5体のファイブ・オリジン・ドラゴンの総称。
初出は2021年度中盤の王来篇背景ストーリーにおける言及。その後、同年度末に発売されたDMEX-18にて実際にカード化した。いわゆるフレーバーテキストが初出のカード群である。

設定の類似が見られる「五大龍神」についても本項で解説する。
ゲームでの性能はファイブ・オリジン・ドラゴンのページを参照。

一覧 [編集]

概要 [編集]

かつて原初の世界の支配者であった、《天龍神アークゼオス》《地龍神バラフィオル》《黒龍神モルナルク》《炎龍神ヴォルジャアク》《海龍神クリスド》の5体のドラゴン[1]。彼らの争いは世界を分断し、文明が5つに分かれるきっかけとなった[2]

長らく超獣世界の表の歴史には現れなかったが、王来篇背景ストーリーで登場。超獣王来列伝に記された伝説の12体のクリーチャーのエネルギーを用いて復活する。復活直後に《龍魂珠》の手で一つの存在に圧縮され、最悪のディスペクター《Volzeos-Balamord》の材料となった[1]

各龍神の業績や嗜好はDMEX-18にて実際にカード化した際のフレーバーテキストから部分的にうかがえる。その内容はいずれも神化編中で描かれていた、各龍神に対応する文明オリジンたちの、古代世界における在り方を象徴するようなものとなっている。
これは後述の『神歌創世記前五文明紀行』における「五大龍神」の統治の描写とも重なっている。

五大龍神 [編集]

DMBD-18フレーバーテキストで言及されている存在。五龍神とは異なり、名前までは明かされていない。
ただし五龍神と描写に共通点が多く、後に同一の存在である事が確定した。

そのためDMBD-18は、上述の「彼らの争い」や、それによって5文明が誕生した経緯を詳しく掘り下げた商品であるものと思われる。

天の龍神、地の龍神、黒き龍神、炎の龍神、海の龍神の五体の龍神。

オリジンの時代、蒼狼の一族が現れるより前から世界を支配していた[3]。世界の秩序を保っていた存在だったが、《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》によって呼び出された9体の竜に敗れてしまう[4][5]。五大龍神から支配権を奪った蒼狼の一族は、それぞれを別々の土地に封じ、五つの文明に分けたのだった[6]。五大龍神を封じた蒼狼の一族は、のちに超獣の祖を名乗った[4]

また、文明が分かれる以前の龍神による支配下の様子が『神歌創世記前五文明紀行』として記されている。これらの様子は各文明のオリジンのデザインの特徴と一致している。
海の龍神の支配下の様子のみ記されていないが、海の龍神が治めた地域は後に《蒼狼の大王 イザナギテラス》によって不安定な形で再構成されたことがわかっている。

その他 [編集]

  • この5体はいずれもそのカード名が明らかになったのとほぼ同時にその外見も判明していた。
    具体的には、当時放送されていたアニメ『キング!』では3Dモデルの描写があったり、DMRP-20の《○龍神の~》サイクルイラストでも対応する五龍神の姿が描かれていた。
  • 鬼の歴史には五龍神のパラレル存在として「五大鬼王」が存在し、鬼魂珠によって鬼の歴史におけるヴォルゼオス・バラモルドの材料になった。

参考 [編集]