【ライベルモットループ】 [編集]
《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》による暴発を活かしたループデッキ。DMBD-13・DMBD-14期以降の環境では【マーシャルループ】と同義。
海姫龍 ライベルモット・ビターズ SR 水文明 (5) |
進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン・ドラゴン 7000 |
S・トリガー |
進化:自分のスプラッシュ・クイーン1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を3枚まで裏向きにして、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに加え、その後、同じ数のシールドを手札に戻す。(そのS・トリガー」を使ってもよい) |
主要カード [編集]
《転生スイッチ》型ループ [編集]
《サイバー・I・チョイス》型ループ [編集]
《クール・ビューティー》型ループ [編集]
候補カード [編集]
超次元ゾーン [編集]
超GRゾーン [編集]
ループの手順 [編集]
《転生スイッチ》型ループ [編集]
バトルゾーンに《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が1体、手札に《時の秘術師 ミラクルスター》、《転生スイッチ》、《アルカディア・スパーク》が各1枚必要。
- 《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》から《時の秘術師 ミラクルスター》に革命チェンジ。
- 《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のアタックトリガーで《転生スイッチ》、《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》、《アルカディア・スパーク》を暴発。
- 《転生スイッチ》で《時の秘術師 ミラクルスター》をコストに、先ほど革命チェンジで回収した《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》の進化元(ここでは例として《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》)を手札からコスト踏み倒し。
- 《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》を進化元に《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》をバトルゾーンへ。
- 《時の秘術師 ミラクルスター》で《転生スイッチ》と《アルカディア・スパーク》を墓地回収。
- 1.に戻る。
これを繰り返すことで相手をライブラリアウトに追い込むことができる。
《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》の部分を《電磁麗姫ジェリー》に置き換えれば無限ドローによって1枚積みのループパーツを回収する動きができる。《アルカディア・スパーク》の枠で《龍脈術 水霊の計》や《ミスティック・クリエーション》を唱えれば必要に応じてドローや除去、マナ回収を行うことができる。またフィニッシャーには《ひみつのフィナーレ!》や、《転生スイッチ》からコスト踏み倒しする進化元の《腐敗麗姫ベラ》を用いるという手もある。
《サイバー・I・チョイス》型ループ [編集]
バトルゾーンに《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が1体、手札に《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》、《サイバー・I・チョイス》、《深海の伝道師 アトランティス》、《*/弐幻ニャミバウン/*》が各1枚、超次元ゾーンに《激沸騰!オンセン・ガロウズ》が1枚必要。
- 《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のアタックトリガー解決。《超次元ジェイシーエイ・ホール》、《サイバー・I・チョイス》、《深海の伝道師 アトランティス》を暴発。
- 《超次元ジェイシーエイ・ホール》で《激沸騰!オンセン・ガロウズ》をバトルゾーンへ。
- 《サイバー・I・チョイス》、《深海の伝道師 アトランティス》をバトルゾーンへ。
- 《激沸騰!オンセン・ガロウズ》で《サイバー・I・チョイス》、《深海の伝道師 アトランティス》をバトルゾーンへ出し直し。
- 《深海の伝道師 アトランティス》の能力で《激沸騰!オンセン・ガロウズ》以外をバウンス。
- 《サイバー・I・チョイス》のcipで《サイバー・I・チョイス》のS・トリガーを使う。
- 《激沸騰!オンセン・ガロウズ》で《サイバー・I・チョイス》をバトルゾーンへ出し直し。
- 《サイバー・I・チョイス》のcipで《深海の伝道師 アトランティス》のS・トリガーを使う。
- 《深海の伝道師 アトランティス》の能力で《激沸騰!オンセン・ガロウズ》以外をバウンス。
- 6.に戻る。これを繰り返して《深海の伝道師 アトランティス》のcipを無限回ストックする。ループを証明し次第11.に移行。
- 《サイバー・I・チョイス》のcipで《サイバー・I・チョイス》のS・トリガーを使う。
- 《深海の伝道師 アトランティス》の能力で《激沸騰!オンセン・ガロウズ》以外をバウンス。
- 11.に戻る。これを繰り返して《サイバー・I・チョイス》のcipを無限回ストックする。ループを証明し次第14.に移行。
- 《*/弐幻ニャミバウン/*》でGR召喚。その後、すぐに《深海の伝道師 アトランティス》の能力でGRクリーチャーをバウンス。これを繰り返すことで超GRを延々と周回するようにGR召喚が繰り返される。《ツタンメカーネン》を無限に出し入れし、適宜《*/弐幻ニャミバウン/*》を《激沸騰!オンセン・ガロウズ》で山札の上に送ることで相手だけライブラリアウトに追い込む。
なお上記のループは3枚のS・トリガーを暴発させる事がトリガーとなるため、革命チェンジのために種族が重要となる《転生スイッチ》型と異なり《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》を《マーシャル・クイーン》に置き換えても成立する。
《クール・ビューティー》型ループ [編集]
バトルゾーンに《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が1体、手札に《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》が2枚、手札に《完璧問題 オーパーツ》、《アルカディア・スパーク》、《深海の伝道師 アトランティス》、《クール・ビューティー》、《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》が各1枚、さらに手札か《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》の下に《クール・ビューティー》が1枚必要。
- 《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のアタックトリガー解決。《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》、《クール・ビューティー》を暴発。
- 《クール・ビューティー》に《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》を進化。
- 《クール・ビューティー》で攻撃中の《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》をバウンス。
- 1.に戻る
これで無限に呪文を追加で1枠撃てる。
または5.に切り替える。
- 《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》を革命チェンジで《完璧問題 オーパーツ》にして2ドロー。
- 《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のアタックトリガーで《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》、《クール・ビューティー》、《深海の伝道師 アトランティス》を暴発。
- 《深海の伝道師 アトランティス》で《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》以外をバウンス。
- 5.に戻る。
これで無限に2ドローできる。
または1.に切り替える。
- 上記のループ中に《アルカディア・スパーク》を唱える。
- そのあと《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》を唱えて墓地の《アルカディア・スパーク》と一緒に山札の下へ。
- もう1枚《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》を唱えて山札の下へ。
- 5.のループで山札が1枚になるようにドロー。この時確定で《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》、《アルカディア・スパーク》が各1枚手札に戻る。山札の最後の1枚は《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》になっている。
- 《アルカディア・スパーク》を唱え、《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》と一緒に山札の下へ。
- 任意の手段で1枚又は2枚ドロー。手札に《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》又は《アルカディア・スパーク》が手札に戻る。
- これを繰り返すことで《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》と《アルカディア・スパーク》を無限に唱えられる。そのまま《アルカディア・スパーク》の強制ドローで相手をライブラリアウトに追い込む。
5.の他のドロー手段として、《電磁麗姫ジェリー》や《時の法皇 ミラダンテXII》が挙げられる。
フィニッシャーに《*/弐幻ニャミバウン/*》を使用する方法も存在する。
10.の後、《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》を《サイバー・I・チョイス》からクリーチャー面で踏み倒すことによりボトムを固定し、ドローループで再び《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》と《アルカディア・スパーク》を回収することでループする方法も存在する。その場合、ループに必要な《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》は一枚で済む。
長所 [編集]
《転生スイッチ》型ループ [編集]
最も手札要求値が低い。
バトルゾーンに出ることそのものは許すコスト踏み倒しメタなら、ループの中で《転生スイッチ》の効果を処理する前に《龍脈術 水霊の計》による除去で退かせば問題ない。
《サイバー・I・チョイス》型ループ [編集]
一度ループを始動したら相手に解決権を与えないので、場に出ることそのものを許すコスト踏み倒しメタは事実上無効。
《クール・ビューティー》型ループ [編集]
《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》が採用されているため主要パーツが墓地にあっても回収できる可能性がある。
強力な革命チェンジを複数枚採用するため、状況に応じてビートダウンに切り替えられる。
手札とバトルゾーンにある《クール・ビューティー》と《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のセットを暴発ループすることで、手札の許す限り好きなS・トリガー呪文を使用できる。その流れで《龍脈術 水霊の計》により除去を放てるため、着地置換効果方式のコスト踏み倒しメタは事実上全て突破できる。
短所 [編集]
共通 [編集]
序盤に置いた進化元を返しのターンに除去されるのも厳しい。特にミラーマッチでは進化元スプラッシュ・クイーン程度なら、《マーシャル・クイーン》から暴発してプレイした札からいくらでも除去されてしまう。
クリーチャーを墓地回収する手段はデッキに事実上存在しないため、ピーピングハンデスで重要パーツを抜かれると頓挫する。
《転生スイッチ》型ループ [編集]
バトルゾーンに出ることそのものを規制するコスト踏み倒しメタに脆弱。《洗脳センノー》、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》あたりは非常に重い。ドローソースとしても使える《龍脈術 水霊の計》で退かすという手もあるが、そちらは暴発前提の高コストなので苦肉の策と呼べる。
また、一度ループを始動しても相手に解決権を与えるタイミングがあるので、場に出ること自体は許すコスト踏み倒しメタであっても除去する必要がある。
《サイバー・I・チョイス》型ループ [編集]
手札要求値は《転生スイッチ》型ループを上回るのでそちら以上にハンデスに脆弱で、特に低コストハンデスを連打するデッキに弱い。
《クール・ビューティー》型ループ [編集]
手札要求値は《サイバー・I・チョイス》型ループを上回り、妨害を受けずとも失敗する可能性が高い。
また、革命チェンジの枚数を増やすと仕込んでいないシールドからのシールド・トリガーの確率が下がってしまう。
環境において [編集]
当初は《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》のみで暴発する《転生スイッチ》型ループが一般的であったが、DMBD-13の発売によって《サイバー・I・チョイス》型ループが成立。
DMBD-13・DMBD-14期には【連ドラグナー】対策に《龍脈術 水霊の計》が投入され始めたが、DMRP-15期には【連ドラグナー】が《ニコル・ボーラス》などの大型ハンデスドラゴンを早い段階でバトルゾーンに出してゲームを終わらせてくることが増え、そうしたことから入賞がまばらになった。
【連ドラグナー】に押され気味ではあったものの、その強力な性能から2020年12月18日に主要ドローソースの一つ《海底鬼面城》が殿堂入りした。
2021年7月1日に《サイバー・I・チョイス》が殿堂入りに指定され、同時に殿堂入りに降格した《サイバー・ブレイン》を獲得。直後のアドバンスのチャンピオンシップで優勝もしていた。
DMEX-16期には《クール・ビューティー》と《深海の伝道師 アトランティス》を使ってコンボパーツ全てをバウンスし、山札が許す限り《完璧問題 オーパーツ》の革命チェンジを行いドローを繰り返す型が続々チャンピオンシップ上位入賞を果たした。また、《魔天降臨》をランデスというよりはマナ回収として使う型も発祥。王来篇環境は進化クリーチャーを重用する環境なので、《クール・ビューティー》が純粋な防御札としても役立ちやすい。
DMBD-16・DMBD-17期には《ドンドン火噴くナウ》を暴発前提でただ1種類の火のカードとして2、3枚程度挿すレシピが主流化。
その他 [編集]
参考 [編集]