《
|
月砂 フロッガ-1 UC 火文明 (2) |
クリーチャー:デューンゲッコー/ディスタス 2000 |
相手の進化ではないクリーチャーは、出たターン、攻撃できない。 |
ササゲール1(ディスペクターを召喚する時、コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない) |
DMR-08で登場した《ウッカ・リザード》以来、約8年ぶりに新たに登場した5体目のデューンゲッコー。
《こたつむり》に類似する速攻メタの能力を持ち、そちらからパンプアップや攻撃後のデメリットは無くなりササゲールを得た。
《月砂 フロッガ-1》の効果では、プレイヤーにもクリーチャーにも攻撃できなくさせる。マッハファイターなど、序盤から出たターンに攻撃してくるクリーチャーは非進化であることが多く、使い勝手は悪くないだろう。
いっそ《こたつむり》と合わせて8枚体制として、【赤単速攻】系統におけるミラーマッチ対策の再現性を上げるという手もある。
登場から【我我我ブランド】に採用されている。当初は《こたつむり》と両採用の構築も多かったが、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》などのマッハファイターに対する優位点からこのカードの単採用とする構築も徐々に増えた。マッハファイターによる除去が死活問題になる【我我我ブランド】においてこれは必然と言える。攻撃強制のある《凶戦士ブレイズ・クロー》で自ら《“龍装”チュリス》に対する《こたつむり》の能力の抜け道を作ってしまうのも単採用となっていた理由としては大きかった。
しかし、DMEX-18期になると逆に進化ギミックに定義される環境に刺さる《こたつむり》単採用の構築が増え、逆に《こたつむり》を採用しない型の【我我我ブランド】が環境から消えた。役割が被ることから、このクリーチャーの採用も徐々に渋られるようになっていく。
その後、DM22-RP1期には【JO退化】と【青黒緑退化】という進化クリーチャーを用いる二大デッキが殿堂入りで消滅するも、相変わらず【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】や【神羅ケンジ・キングダム】、【鬼羅.Star】などは環境に存在している上、【キリコチェイングラスパー】や【青黒緑ジャオウガ】といった新たな進化デッキの台頭によりこのクリーチャーの立場は変わらず厳しい。
この頃になると【我我我ブランド】は《一番隊 チュチュリス》を採用した型がメジャーになり、《こたつむり》との種族の違いが顕著に現れるようになった。結果、純粋な【赤単速攻】デッキでは採用されなくなっていき、このクリーチャーの活躍は【青赤緑Vol-Val-8】のようなディスペクターの種族デッキがメインとなった。
2024年3月末には、これを4枚積みした【我我我ブランド】がオリジナルのチャンピオンシップで優勝。同月11日殿堂レギュレーション改訂の影響で【黒緑アビスロイヤル】が激増し、代わりに【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】が大幅減した影響を鑑みてのものである。要するに、進化クリーチャーが減ってマッハファイターが増えたことで、《こたつむり》より優先されるようになったということである。
DMRP-19で登場したアンコモンディスタスサイクル。全てフレーバーテキストにのみ登場していたクリーチャーが元ネタになっている。自然には存在しない(《賢樹 エルフィ-1》がそれにあたるか?)