【キリコスクリプトループ】 [編集]

《エンペラー・キリコ》の効果を《スクリプト》《蒼狼の王妃 イザナミテラス》で使い回し、クリーチャーを大量に展開するコンボデッキ。
《スクリプト》の登場当初は構築できなかったが、2022年1月1日の《キリコ》の殿堂入りへの復帰によって構築が可能となった。

エンペラー・キリコ SR 水文明 (8)
進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 13000
進化:サイバーまたはオリジン1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の他のクリーチャーをすべて、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。その後、山札の上から、進化ではないクリーチャーが3体出るまでカードを表向きにする。その3体を出し、山札をシャッフルする。
※殿堂入り
スクリプト R 水文明 (8)
クリーチャー:サイバーロード 3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
蒼狼の王妃 イザナミテラス P 水/自然文明 (6)
クリーチャー:サムライ/オリジン/ポセイディア・ドラゴン 4000
このクリーチャーが出た時、次のうち1つを選ぶ。
▶︎相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
▶︎自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。

主要カード [編集]

《エンペラー・キリコ》核 《スクリプト》を使い回す
《スクリプト》核2 《キリコ》を何度も出し直す。一応《キリコ》の進化元
《蒼狼の王妃 イザナミテラス》核3 《キリコ》の進化元
《神秘の宝箱》《キリコ》をサーチする クリーチャー枚数の関係で《神秘の宝剣》より優先度は高い

キリコから出す候補とその関連カード [編集]

《ソーシャル・マニフェストII世》呪文をループさせる 進化元にも
《堕呪 ウキドゥ》相手の山札を削ってライブラリアウト
《失われし禁術の復元》墓地に落ちた《ウキドゥ》を山に戻す
《神の試練》山切れ防止

候補カード [編集]

《フェアリー・ライフ》初動
《フェアリー・Re:ライフ》
《地龍神の魔陣》
《母なる聖地》《マニフェストII世》から唱えると《イザナミテラス》を踏み倒せる
《フェアリー・ソング》最速を狙うなら
《レインボー・ストーン》5枚目以降の《宝箱》
《母なる星域》《イザナミテラス》を踏み倒したいので優先度は低め
《コーライルの海幻》《キリコ》に引っかからず《キリコ》の進化元になる

ループの手順 [編集]

ループの基本挙動 [編集]

マナゾーンにカードが7枚以上必要。

  1. バトルゾーンに《蒼狼の王妃 イザナミテラス》進化元にした《エンペラー・キリコ》がいる状態で《スクリプト》を出す。または、《母なる聖地》を唱える。
  2. 《スクリプト》または《聖地》の効果で《キリコ》を選択、進化元の《イザナミテラス》を出す。効果で今戻した《キリコ》を再び場に。
  3. 《キリコ》のcip発動。ここで《スクリプト》またはcipで《聖地》を唱えられるクリーチャーが捲れれば、1.に戻る。
    以降はこれを繰り返し、出たクリーチャーのcipや離れた時能力を使い回すことができる。ただしそのままでは《イザナミテラス》の効果で山札がなくなってしまうため、その点の対策は必須。

ループの準備 [編集]

ここでは《堕呪 ウキドゥ》型を扱う。上述のループを、山札とバトルゾーンのクリーチャーの合計が《スクリプト》《ソーシャル・マニフェストII世》がそれぞれ2枚までのみ状態で行えばループ開始。

  1. 上記のループで《スクリプト》1体、《マニフェストII世》1体を展開。
  2. 《スクリプト》の効果で《キリコ》を再展開する。効果で再び《スクリプト》《マニフェストII世》を場に。
  3. 1.に戻る。途中で《マニフェストII世》により《レインボー・ストーン》を唱えて《堕呪 ウキドゥ》《失われし禁術の復元》をマナゾーンにサーチする必要がある。この手順を繰り返して《イザナミテラス》で山札が2枚になるまでマナブーストを繰り返すこと。そうしたら5.に移行。
  4. 《マニフェストII世》により《神の試練》を唱えて山札が0枚でも負けないようにする。

フィニッシュループ [編集]

マナゾーンに《ウキドゥ》、《復元》が各1枚必要。墓地に《復元》1枚が必要。《マニフェストII世》のcipを無限に使うことができ、《神の試練》により山札が0枚の状態でも負けないようになっていること。山札は0枚であることが望ましい。特記無い場合は呪文は《マニフェストII世》により唱え、マナブーストは《マニフェストII世》で行う。

  1. 《ウキドゥ》を唱える。
  2. 《復元》を唱え、そこから《復元》→《ウキドゥ》と唱える。唱えた《ウキドゥ》、《復元》は山札に置かれる。山札は上から順に《ウキドゥ》→《復元》となる。
  3. 山札の一番上の《ウキドゥ》をマナブーストしてから何も唱えない。
  4. 山札の一番上の《復元》をマナブーストしてから何も唱えない。
  5. 1.に戻る。

長所 [編集]

《エンペラー・キリコ》さえ出せれば動き出せるため、盤面が空でもフィニッシュに入れる。最速で4ターン目に《キリコ》を出す事ができ、そのままソリティアに突入することもザラ。《堕呪 ウキドゥ》のような妨害を受けづらいフィニッシュ札を採用でき、数枚程度の《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》なら貫通してしまう。さらには《イザナミテラス》や《マニフェストII世》の効果でパーツをマナに落とせるため、最低限のループパーツだけ揃えれば後からフィニッシュパーツを落とすことができる。

フィニッシュするターン以外は基本的にクリーチャーを出さないため、マッハファイターの的を相手に与えづらい。

短所 [編集]

《キリコ》に動きの全てを依存しているため、《キリコ》や《イザナミテラス》が引けないと動けなくなってしまう。《キリコ》が盾落ちしてしまうと動きが大きく制限されてしまう。また踏み倒し系コンボデッキの宿命として踏み倒しメタにも弱く、《イザナミテラス》でも除去できない《とこしえの超人》などは天敵。

【キリコチェイングラスパー】 [編集]

【キリコスクリプトループ】に《グレート・グラスパー》《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》を入れ、【チェイングラスパーループ】の機構を取り入れたデッキ。2コスト初動マナブーストにクリーチャーではなく呪文を使いクリーチャーを必要最小限とした、偶数コスト自然軽量級中量級が満載であった既存の【チェイングラスパーループ】とは一線を画す、明らかに【エンペラー・キリコ】のデッキビルディング論を重視した構築。

連鎖類超連鎖目 チェインレックス SR 自然文明 (10)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 13000
このクリーチャーまたは自分の他の自然のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーよりコストが2小さい自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
T・ブレイカー
グレート・グラスパー SR 自然文明 (8)
NEOクリーチャー:グランセクト 14000
NEO進化:自分の自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。
自分のNEOクリーチャーが攻撃する時、それよりパワーが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。

主要カード [編集]

《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》
《グレート・グラスパー》核2 《イザナミテラス》から進化させよう
《水上第九院 シャコガイル》フィニッシャー 《キリコ》はもちろん《グラスパー》からも呼び出せる

候補カード [編集]

《流星のガイアッシュ・カイザー》《チェインレックス》を素出ししやすくする6コスト自然 フィニッシャーにもなる
《お清めトラップ》ブースト兼墓地メタ 《お清めシャラップ》はクリーチャー面がノイズになる

ループの手順 [編集]

《蒼狼の王妃 イザナミテラス》のcipで無限にマナブーストを行うループ。
ループ手順は大きく分けて《チェインレックス》を使うものと《スクリプト》を使うものの2種類が存在する。
いずれも素出しした《イザナミテラス》から《エンペラー・キリコ》《グレート・グラスパー》を経由して所定のクリーチャーを出すところから始まる。

《チェインレックス》型ループ [編集]

マナゾーンに《イザナミテラス》と《グラスパー》を含む8枚のカードが必要。

  1. 《チェインレックス》を出す。
  2. 《チェインレックス》の能力でマナゾーンから《グラスパー》を出す。
  3. 《グラスパー》のcipで《グラスパー》自身をマナ送り
  4. 《チェインレックス》の能力でマナゾーンから《イザナミテラス》を出す。
  5. 《イザナミテラス》のcipで山札の一番上をマナゾーンに置き、《グラスパー》に進化
  6. 《グラスパー》のcipで《グラスパー》自身を《イザナミテラス》ごとマナ送り。
  7. 4に戻る。

《スクリプト》型ループ [編集]

マナゾーンに7枚のカード、手札またはバトルゾーンに《イザナミテラス》と《グラスパー》の組み合わせが必要。

  1. 《スクリプト》を出す。
  2. 《スクリプト》のcipで《グラスパー》または《キリコ》をバウンス。《イザナミテラス》を場に出す。
  3. 《イザナミテラス》効果で山札の上を見てマナゾーンに置き、《グラスパー》に進化。《グラスパー》のcipで《スクリプト》をマナに置く。
  4. 《グラスパー》で攻撃、アタックトリガーで《スクリプト》を出す。3に戻る。

上記2つのどちらのループにおいても、山札が1枚減った状態で初期盤面に戻る。これを山札が残り2枚になるまで繰り返す。マナゾーンに《水上第九院 シャコガイル》が落ちたら、フィニッシュループに入る。

フィニッシュループ [編集]

  1. 《チェインレックス》や《キリコ》の効果を活用し、《グラスパー》を盤面に2体揃える。
  2. 《グラスパー》で攻撃。1体目の効果で《水上第九院 シャコガイル》を、2体目の効果で《流星のガイアッシュ・カイザー》を出す。
  3. 《ガイアッシュ》の効果で2枚ドロー。山札の最後の1枚を引いたので《シャコガイル》の効果でエクストラウィン
  4. 《ガイアッシュ》がない場合は、かわりに《シャコガイル》の効果を解決した後、《イザナミテラス》を踏み倒して《キリコ》や《グラスパー》でループさせ山札を5枚以下にする。ターンを終了し、相手ターンのはじめに《シャコガイル》で5ドローし、エクストラウィン。

長点 [編集]

《シャコガイル》による安定したフィニッシュを《イザナミテラス》と《キリコ》が担保してくれるので非常に安定性が高い。《キリコ》効果で《ガイアッシュ》が3枚捲れるようなことでもない限り連鎖が始まるので、一度動き出したら止めるのは非常に困難。《キリコ》に依存しないコンボルートもあるため、《キリコ》が盾落ちしようと構わず走れるのは《マニフェストII世》型にはないポイントである。

弱点 [編集]

やはり踏み倒しメタに弱いのは宿命。《とこしえの超人》などへの対策は必須である。またループ手順によっては攻撃ターンの終わりのステップが挟まるので、ニンジャ・ストライク侵略ZEROで妨害されないように注意。特に山札を残り1枚まで削ってターンを返し、《ZERO ハンド》で《シャコガイル》を破壊されようものなら悲惨なことになる。

環境において [編集]

2022年1月中旬からオリジナルに【キリコチェイングラスパー】の上位入賞が一定数確認されるようになった。

DMEX-18期には青赤緑構築の【キリコチェイングラスパー】が一定数オリジナルで入賞した。これは《ドンドン火噴くナウ》《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》などのリソース確保手段にも【JO退化】【我我我ブランド】のような【速攻】対策にもなるパーツを利用できるという、青緑型にはない利点がある。それらは単純な除去手段としても使うことができ、さらには《グレート・グラスパー》の攻撃キャンセルにまで役立つ。《蒼き団長 ドギラゴン剣》によるワンショットルートも辿ることができ、《蒼き団長 ドギラゴン剣》《蒼狼の王妃 イザナミテラス》を呼び出すことでループを始動することもできる。総合的に見て《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》《エンペラー・キリコ》の濁りを正当化するほどのカードパワーを持っていることを示している。この型の場合、《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》はもはや無限マナブーストの後に使えれば十分なループパーツとして1枚積みされるにとどまっている。

この【青赤緑キリコグラスパー】の場合、防御S・トリガーG・ストライクに恵まれているだけでなく《百族の長 プチョヘンザ》も採用しているため、【我我我ブランド】を制圧するのは比較的楽である。

2022年のゴールデンウィークには、《イグゾースト・II・フォー》を出し入れすることで《生命剥奪》《センジュ・スプラッシュ》を繰り返し唱えてフィニッシュする型がオリジナルで3位入賞した。そちらのデッキにおいては、バウンス手段として《スクリプト》より汎用性の高い《無限龍ファタル・スパイラル》が採用されていた。

DMBD-19DMBD-20期には《天災 デドダム》を使いたいがために青黒緑構築に仕上げた型の上位入賞まで見られる。アドバンスではそこに《解罪 ジェ霊ニー》も足されている。

超CSIV 静岡』(オリジナル)では青緑型が準優勝を果たしている。その後流行した【赤緑ボルシャック】に対して5ターン前後掛かるフィニッシュの前にループを決められる、【白青黒ギャラクシールド】の受け耐性を踏み越えられるなどの理由で若干入賞が目立つようになった。

参考 [編集]

タグ: デッキ