侵略ZERO(ゼロ) [編集]

DMR-22で登場した能力
相手のターン中に相手がコスト踏み倒しによってクリーチャーを出すと、そのターンの終わりに手札からコスト踏み倒しすることができる、いわゆるやり返し(カウンタークラッチ)能力の一種。

読みは漢字・英字含めて「ゼロ」。ただし普通は「しんりゃくゼロ」と読まれる(詳しくは後述)。
文明クリーチャー呪文D2フィールドが持ちうる。クリーチャーの場合はそのほとんどが種族ソニック・コマンドを持つ。

ZERO(ゼロ)の侵略 ブラックアウト LEG 闇文明 (6)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000
W・ブレイカー
侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。
禁断の月 ドキンダムーン P 闇文明 (6)
D2フィールド
侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このD2フィールドを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
このD2フィールドがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
Dスイッチ:自分のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、ソニック・コマンドを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

基本的に相手に依存した能力であり、相手のターン中に相手がコスト踏み倒しを行わなければ発動しない。
しかし、今の環境ではコスト踏み倒しを行わないデッキはほとんどないため、発動できる機会はとても多い。それは新章以降、《異端流し オニカマス》《デスマッチ・ビートル》などを始めとしたコスト踏み倒しメタが一気に数を増やしたことからもそれがわかるだろう。
似た能力であるG・ゼロリベンジ・チャンスよりも誘発条件とタイミングが若干シビアになっており、両者との大きな違いとしては「誘発タイミングが相手のターン終了時」であること、「クリーチャーの場合召喚扱いにならない」ことが挙げられる。

能力名について [編集]

カードテキスト上では「侵略ZERO」と書いて「ゼロ」と読むようにルビが振ってある。
字面上は「しんりゃくゼロ」と読め、一見するとルビは誤植に見える。しかし進化Vが「進化」の部分を発音しないという前例がある上、カードテキストでは1度も訂正された事はない。

とはいえ、公式動画でのDeadmanやアニメでの勝太などはそのまま「しんりゃくゼロ」と読んで紹介していた。
デュエマTVに至っては実物のカードで「ゼロ」と振り仮名が振ってある所を、字幕ではわざわざ「しんりゃくゼロ」に書き直している始末。

  • 仮に「ゼロ」だけを正式なネーミングとして使おうとすると、「G・ゼロ」や「革命0トリガー」、「ゼロ文明」など既に「ゼロ」を含む用語が存在しているため、特に口頭で「ゼロ」というだけでは何を指すのかが伝わりづらい。
    このことから、プレイヤー間で伝える際も「しんりゃくゼロ」で呼んだ方が圧倒的に伝わりやすい。

侵略ZEROを持つカード [編集]

関連カード [編集]

侵略ZEROに関連する効果を持ったカード [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q. 相手は自身のターン中に《インフェルノ・サイン》を唱えて《劇の根源 マクガフィン》を墓地からバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、相手の《劇の根源 マクガフィン》の効果で、自分は《ZERO ハンド》を引きました。 自分は「侵略ZERO」で、《ZERO ハンド》を手札から使えますか?
A. はい、使えます。ターン・プレイヤーの効果をすべて処理した後で、非ターン・プレイヤー側の能力の使用宣言を行います。
使用宣言を行うタイミングで《ZERO ハンド》は手札にあるので、問題なく宣言を行い、使うことができます。
引用元