ハイド [編集]

アニメ「デュエル・マスターズ キング!」から登場するキャラクター。声優は土岐隼一氏。
本名は「天王寺 ハイド」。アニメ『キング!』では名字は明かされていなかった[1]が、『キングMAX』でフルネームが明かされた。漫画『キング』では最初からフルネームが明かされている。

超絶エリートで、常に落ち着いている。かつて王来学園の生徒会長をしていた。

身長156cm→172㎝、体重48kg→53㎏。[2]

担当声優の土岐氏はデュエル・マスターズのプレイヤーでもあり、出演者コメントで「モルネクを使ってます」と回答している[3]

アニメでの活躍 [編集]

『デュエル・マスターズ キング!』 [編集]

「キング!」では、ガットルズのリーダー格、ガットル1であり、ジェンドルからの信頼も高いようだ。
デュエマでは青赤緑の「電融」ディスペクターを使用、実力は、過去の世界の白凰に勝てるほど。その後もボルツ切札 ジョーに伝説のカードを懸けた戦いで勝利しており、長らくガットルズ唯一の負け知らずだった。
エリート意識故かジェンドルの手足として忠実に動くことを旨としており、独断で強引にカードを奪おうとしたヒミコを叱責したことも。

  • とはいえ白凰については、彼の使用カードは神化編当時のもの。インフレが進んだジョー編のカードを使っているハイドはそもそものデッキパワーが違いすぎる。この点はハイド本人も言及しており、むしろジェレミーを撃破した白凰がすごいというべきか。

しかし、29話にてついに切札 ジョーに敗北し、相当なショックを受けていた。それに追い打ちをかけるように30話にてジェンドルから「貴方は特別ではありません」と切り捨てられるような言葉をかけられ、ストレスが溜まり精神崩壊を起こしてしまう。
以降は人が変わったようになって独自に動き出し、ジェンドルの命と偽ってガットル3~5をけしかけたり、ジェンドルのためと言って彼が使うオーブを勝手に持ち出すまでになってしまった。また、目の下に隈が出来た他、突然笑い出したり、オーブを持ち出す際には多重人格になったかのような様子を見せており、症状の酷さが見受けられる。
さらに31話では「ただのデュエリストとしてリベンジしたい」と偽ってジョーに青黒緑の「縫合」ディスペクターのデッキでデュエマを挑む。これは自身の経験から、彼らの強さである「カードを信じること」に目を付けたためであり、デュエマ中には新カードを手に入れるに際してデッキから抜けたカードをダシにしてジョーの精神を抉る言葉をかけ続ける。ジョーカーズと自らを重ねており、使われなくなったカードについて指摘する時笑いながら涙を流す様子が見られる。そして終盤《終末縫合王 ミカドレオ》から《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》3体を呼び出し絶望的な盤面を作り上げ、ターンをジョーに返した。普段なら諦めず戦うはずのジョーだったが、この時は精神攻撃の影響もあり、《ミカドレオ》の特殊勝利にも気付かず諦めて何もしないままターンを返してしまい、あっさりと敗北してしまう。
ハイドの勝利後ジョーは伝説のカードに失望され、伝説のカードたちは(ボルツが持つ《ガイアール・カイザー GS》含め)全く抵抗せずハイドの手に渡った。さらに、最後の伝説のカードである《モモキング》さえも、自分もいずれはジョーに使われなくなってしまうのではないかとジョーを一瞬疑ってしまい、その隙を突かれてハイドに奪われた。その後回収した伝説のカードをジェンドルに渡した後ジェンドルに誉められはしたが、誉め方に納得が行かなかったのかジェンドルに対して殺気を出し睨みつける描写があった。
33話ではジェンドルに命じられ、ジョーとモモキングを完全に排除するべくデュエマを挑む。《邪偽縫合 デスネークニア》による心理戦も用いてジョーを追い詰めつつ、禁断の力に呑まれかけ戦えないモモキングを嘲笑する。しかし「みんな特別だ」という答えを得ていた今のジョーには通じず、モモキングもジョーと心を通わせ《未来王龍 モモキングJO》へとパワーアップを遂げた。
続く34話では《モモキングJO》の連続攻撃により、《ミカドレオ》をブロックに回さざるを得なくなるほどに形勢が逆転し、追い詰められたことで「自分はそもそもジェンドルに何を望んでいたのか」と自問する。そして「自分を救ってくれたジェンドルの特別になりたい」「僕はもう負けるわけにはいかない」という思いを自覚し、G・ストライク《飢限電融 ファタル・エレガンス》でギリギリまで抵抗するも最終的には敗北。思わず自分の苦しみを漏らしたハイドにジョーとデッキーは「まずは自分が他の誰かを特別だと認めなければいけない」「これから変わっていけばいい」と諭し、ハイドは恨み言を吐きつつもジョーの勝利を認めて帰っていった。

35話では目つきも元に戻り、ジェンドルに自ら提案するなど精神的にかなり落ち着いた様子。ジェンドルが《Volzeos-Balamord》を改めて捕獲し、合体してジョーを排除しに行くのを追いかけ、キラ達ジョー一行と共に戦いを見届ける。
デュエマ自体はジェンドルが勝利し、ジェンドルの水晶に閉じ込められたジョーはゆっくりと次元の狭間に吸い込まれていく。ハイドは最初こそキラ達のジョー救出を妨害にかかるが、最終的には以前水晶を使ったことがあるのを利用してその水晶を破壊、ジョーはキラ達によって助け出された。
ジェンドルやヒミコから疑いの目を向けられながらも《海龍神クリスド》の力の奪取に向かわされるが、キャップが自らの意志で戦い《クリスド》に勝利したのを見届け、彼らを羨むような言葉をこぼして何もせずに去って行った。
39話にて、他のガットルズも五龍神の力の回収に失敗し、ついに我慢の限界に達したジェンドルによって全員追放されてしまう。続く40話、ハイドはついにジェンドルに反旗を翻し、独立した一人の人間として生きるため《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》を携え勝負を挑むが敗北してしまう。
41話では動き出したジェンドルを止めに向かう切札 ジョーの前に立ちふさがり、「これ以上ジェンドルの思い通りにはさせない。お前を倒すのはこの僕だ」と言ってリベンジを挑む。「ジョーの言う通りに誰かを特別だと思っても、何も変わらなかった」と恨み言を吐きつつ、《終末縫合王 ミカドレオ》とかつての切札《禁断竜王 Vol-Val-8》を組み合わせた4色デッキでジョーと拮抗するも、ジョーは(結局放置状態だった)ジョーカーズと改めて友情を結び、ジョーカーズ自身の言葉と共にハイドの言い分に「離れていてもちゃんと心の中にいる」と反論。最終的に《ボルメテウス・モモキング》《究極英雄 キング・モモキング》の力で防御を打ち破られ敗北し、「ジェンドルを倒せるのはお前だけなのかもしれない」とジョーを認めて去って行った。

  • 30話では彼の過去が語られた。
    彼は生まれついてのエリートであり、常に親から「お前は完璧だ」と言われながら育ち、自らもそれを当然としていた。学校でも座学・運動共に完璧な成績を残し、完璧の呼び名を欲しいままにしていた。
    しかし、たった一度デュエマに敗北して以来、周囲は「完璧じゃなかったのか」と失望をあらわにし手の平を返す。親にすら見捨てられ、高層ビルの屋上で黄昏る(あるいは自殺しようとしていた)ハイドに声をかけたのがジェンドルだった。「今度こそ完璧な人生を送りませんか?あなただけ特別です」と言われ、それ以来ジェンドルに誰よりも尽くし、その最終目的も2人だけの秘密だと思い込まされてきていたのだった。常に「ガットル1・ハイド」と名のっていたのはこの為だろうか。
    しかし、特別に自分だけが共有されていたはずの最終目標は他の四人に伝えられ、なぜ四人にその事を教えたのかをジェンドルに聞く時に、ジョーに伝説のカードを奪われたことを責められ、親に見捨てられた記憶をリフレインするかのように自分が特別であることを否定され、上記のとおり精神が崩壊してしまったのだ。
    • 34話のジェンドルの独白では、本来の歴史ではハイドはジョーへの2度目の敗北で完全に正気を失うはずだったとのことであり、ハイドの思いもむなしくジェンドルにとっては最初から捨て駒だったと思われる。
    • 30話のデュエマに敗北するシーンでは、鬼札 アバクと思しき対戦相手のシルエットが映っている。もしこれがアバク本人なら、勝利した者と敗北し捻じ曲がった者の立ち位置がアニメと漫画で逆になっていることになる。しかし、「キングMAX」4話にて当時のアバクVSハイドはハイドが勝利していた事が判明しており、矛盾が生じている。
  • 「電融」勢力のディスペクターは合成が一定のルールに則って行われる低レアのサイクル以外は実際の環境で成果を残したクリーチャーが使われ、殿堂入りプレミアム殿堂のカードも多い。ハイドのエリート設定を反映した物と言える。
    エリートとしての自分が折れ精神崩壊して以降は、ヒミコの勢力だった「縫合」を使うようになっている。
    • 色が合う為か、「縫合」を使うようになっても《呪帝電融 カーペラー・キリテム》《飢限電融 ファタル・エレガンス》はデッキに入れており、後者は「特別でありたい」という感情を爆発させた際に召喚している。
    • ジョーに「自分のカードを特別だと思わなきゃ」と言われた影響なのか、41話では一度捨てた「電融」と「縫合」を組み合わせた4色のデッキを使用していた。また、それまでと比べてデュエマ中の表情が豊かになっている。
  • 実は「キング」47話の終盤にて、アバクチと言われたチームの最後のメンバーであるフードの男の正体として登場していた。

『デュエル・マスターズ キングMAX』 [編集]

ヒミコと共に鬼札 アバクに協力している。
切札 ジョーに対する敵意は依然として消えていないようで、アバクがジョーから奪ったデッキーを刀で斬ろうとしていた。

本作ではアバクの回想で王来学園時代のエピソードが描かれたが、アニメ『キング!』でハイド自身の回想として描かれたものとは異なっている。『キング!』ではアバクに敗れて自ら命を断とうとしていたが、本作では漫画『キング』と同様にヒミコと共謀してアバクに勝っている。
その後、ヒミコと共に王来学園の爆発に巻き込まれたようだが……

敵同士でありながらアバクに従う理由は、アバクには「アバクと同じく、あの日を取り戻すため」と説明していたが、実際にはアバクが持つ鬼の力を利用するつもりで従ったふりをしているようだ。
しかし、王来学園が復活した際は心から喜ぶ様子が見られ前述の話も嘘ではないと思われる。

第7話ではDMキーを奪うために切札家に現れ、切札 勝太とデュエマで対決。その対戦中に現れた《邪王来混沌三眼鬼》の力で「亜堕無」の中に取り込まれ、鬼S-MAX進化の力に目覚めた。

デュエマでは単色鬼レクスターズデッキを使用する。切り札は《神ナル機カイ「亜堕無」》。後にアバクの槍により変化した《「亜堕無」-鬼MAX》

漫画での活躍 [編集]

デュエルの中学生チャンピオンであり、その功績で王来学園の生徒会長となった。アバクとは同級生。次期生徒会長を決めるデュエル大会の決勝戦でアバクと対戦。
アバクの味方のふりをしたヒミコにデッキをすり替えさせて一方的に勝つことでアバクにトラウマを植え付けることを画策し、同時に学園ぐるみで鬼札家を焼き討ちに。
その直後、アバクは鬼の力に覚醒したため、無事では済まなかったと考えられるが……?

戦績 [編集]

+  折りたたみ

参考 [編集]


[1] ハイドのテストの答案の氏名欄にも「ハイド」とだけ書かれていた
[2] アプリ「デュエマであそぼう!」、「デュエマであそぼう!2022」より
[3] https://twitter.com/duema_anime/status/1369256658036285444