【メクレイド刃鬼】 [編集]《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》を軸としたメクレイドデッキ。《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》をサブフィニッシャーとして1枚積みする場合もあるが、基本的には既存の【カイザー「刃鬼」】と異なる。
主要カード [編集]
候補カード [編集]このデッキの回し方 [編集]マナブーストで準備を進めてから一刻も早く《流星のガイアッシュ・カイザー》→《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》と繋げ、一気にメクレイドで勝負を決めるのが理想の展開の1つ。道中でメクレイドにより《「必然」の頂 リュウセイ》を引き当ててタイムラグを消せれば尚良い。カウンター封じとしては《超神龍バイラス・カースド》、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》、《時の法皇 ミラダンテXII》、《勝利宣言 鬼丸「覇」》など選り取り見取りである。 フィニッシュまでタイムラグが出そうな場合は、棒立ちの《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》や《流星のガイアッシュ・カイザー》や《勝利「刃鬼」》などから《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》、《時の法皇 ミラダンテXII》に革命チェンジし、安全にブレイクを入れながらG・ストライクを踏んでおくという手がある。 長所 [編集]従来の【カイザー「刃鬼」】との最大の違いとして、《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》で山札からもハンターを踏み倒す事が可能となっている。そのため、かつて問題点の1つであった「《流星のガイアッシュ・カイザー》の早期着地に成功したが、踏み倒し先のハンターが手札・マナ・墓地へ十分に揃っておらず動けない」といった事態に陥りにくい。 《「必然」の頂 リュウセイ》さえ召喚時cipのメクレイドで捲れれば1ターンの間に《勝利「刃鬼」》で最大4体のハンターが並ぶ。そこから《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》の呪文ロックでも入れば大体勝てる。 メクレイドは召喚扱いなので、《異端流し オニカマス》や《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》等のいわゆる召喚以外でのコスト踏み倒しに有効なメタカードには強い。 マナブースト基盤の優秀さのおかげで、コスト軽減メタにも強い。極論マナブーストとサーチ、マナ回収を活かした素出しプランも十分取れる。限界までマナゾーンのリソースを稼いでスーパーサブを確保するという手もある。 変わらず《超神龍バイラス・カースド》も採用できるため、あらゆるS・トリガーを完全封殺する動きも可能。《勝利「刃鬼」》のハンター・W・メクレイドで《リュウセイ》と同時に並ぶ事も珍しくない。 やたらと全体除去に恵まれているため、ウィニーや軽量のコスト踏み倒しメタを重用するデッキにはめっぽう強い。相手が大量に展開する程コストが下がる《「オレの勝利だオフコース!」》が特筆して強力で、《メンデルスゾーン》等の大量ブーストも相まってメタカードの大量展開で対応しようとする相手に対して早い段階から大きな圧力をかけられる。 S・トリガーや《流星のガイアッシュ・カイザー》の疑似侵略ZERO、《爆龍覇 グレンリベット》のマッドネス、《真久間メガ》の疑似シンパシーなど、カウンター手段も豊富。何ならそれらを駆使してメインの勝ち筋を待たずに雑にリーサルを組むという手もある。 短所 [編集]手札以外メタ、大量展開メタ、山札利用メタ、速攻メタが刺さる。1体や2体なら通常の除去やマッハファイター、カード指定除去で何とかなるが、継続的に出されると厄介。 ドラゴン基盤なのでドラゴンメタにも手を焼く。そもそもドラゴンメタが環境にはびこる状態では勝てないデッキである、もし出されたら負け、と割り切ろう。 フィニッシュ力は基本的に《超神龍バイラス・カースド》と《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》及び《時の法皇 ミラダンテXII》、特に無制限カードである前者2枚に依存している。よって、タップした《カースド》がバトルゾーンに居ない、または革命チェンジ2種が手札に無いだけでも逆転を許す可能性は非常に高くなる。
重量級メクレイドデッキである構造上メタカードを入れづらく、【絶望神サガループ】などのようなこちらの動きに関係無く早期に勝ちに行けるコンボデッキも苦手。一応ドラゴンのメタカードは一定数存在しているためメタカードは採用しようと思えば最低限は採用できるが、メクレイドの出力・安定性とはトレードオフである。 従来通り能動的に自身のシールドを削る相手は苦手。登場時の環境では【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】が不安定な対面で、《CRYMAX ジャオウガ》のシールド焼却によって《勝利刃鬼》による自己スピードアタッカー化や元祖《刃鬼》のガチンコ・ジャッジ能力が阻害されてしまう。
【白赤アーマード・サムライ】も自己シールド回収をメインの動きとするため厄介である。幸い防御札が光の1ターンを凌ぐ系を中心としているため《勝利宣言 鬼丸「覇」》で押し切ることができれば何とかなるが、ガチンコ・ジャッジという不確定性に加え、状況次第で《オリオティス・ジャッジ》に消し飛ばされる危険性もあるので、やはり不安定な対面ではある。 高パワーのドラゴンが多いため忘れがちだが《「オレの勝利だオフコース!」》は全プレイヤーが対象であるため、こちらの《ボルシャック・栄光・ルピア》や《蒼狼の大王 イザナギテラス》等もまとめて消し飛ばしてしまう。後者は《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》のチェンジ元としても使用する事があるので、思わぬ誤算には一応注意である。 一番の難点はハンター・W・メクレイド10での展開を主とするが故に、コスト11以上の超大型ハンターとは相性が悪く採用し辛い点である。 環境において [編集]DM23-EX1で成立して早々にCSにて入賞を果たし、以降も大会での入賞報告が続出している。 2023年8月11日付で強力なフィニッシャーの1体である《勝利宣言 鬼丸「覇」》が殿堂解除され、強化を受けた。 新殿堂施行開始直後には、DM23-EX1のカードを中心とした青赤緑の非ドラゴンハンター基盤の【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】折衷型がオリジナルのチャンピオンシップで3位入賞した。同じ青赤緑型だが《幻想と伝承の決断》を採用した型がオリジナルで優勝するなどもした。 DM23-SD3期には【白ガイアッシュ覇道】折衷のドラゴン基盤型が108人規模のオリジナルのチャンピオンシップで準優勝。 DM23-RP3期時点では非ドラゴン基盤のハンター軸の青赤緑構築が主流。 DMGP2023-2ndでは予選通過128人中使用者は3人以下と推定され、ほぼ全滅と言える結果となった。【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】のようなメタビート、【青赤マジック】のようなそれなりの速度とカウンター封じで圧殺するデッキが予選突破数上位に位置してており、それらに手を焼いたものとみられる。 DM23-EX2で《ガイアッシュの海地図》、《MMM-ジョーキング》を獲得。 DM24-SP1で《流星アーシュ》、《真久間メガ》を、DM24-RP1で《百威と族絆の決断》を獲得。ドラゴン基盤型のオリジナルCSでの上位入賞の報告が度々されている。特に《百威と族絆の決断》の5コスト以下のエレメントを出す効果をS・トリガーで使えれば、《流星アーシュ》や《ボルシャック・栄光・ルピア》、《ガイアッシュの海地図》を吐き出し、一気に高速系に追いつくことができる。特に《流星アーシュ》、《ガイアッシュの海地図》、《流星のガイアッシュ・カイザー》のセットが揃えば、マナの文明との相談にはなるが運次第で3ターン目に《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》が着地する。また、《流星アーシュ》や《ガイアッシュの海地図》をカウンターで出すということは、【青赤マジック】のビートダウンぐらいは大体止まるということである。《ガイアッシュの海地図》や《百威と族絆の決断》などが入る純度の比較的低いドラゴン基盤となったということで、《メンデルスゾーン》をカットして《龍の呼び声》を代わりに入れた型もそれなりに目立つようになった。 DM24-RP2で《蒼神龍アナザー・ワールド》を獲得。水単色マナの調整としてそちらが1枚程度入る型が見られるようになった。他には《聖霊超王 H・アルカディアス》を獲得している。呪文ロックとしてはハイパー化コストが必要だが、汎用性は《ザオヴァナイン・カイザー》とは比べ物にならない。 『超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では【刃鬼】括りで予選突破のベスト128の384人中2人が使用。 2024年9月中旬には、《13番目の計画》4枚採用の【60枚コントロール】型に《鋼龍 クシャルダオラ》がおしゃれ枠として1枚積みされていた(アドバンス、30人参加、準優勝)。 参考 [編集]タグ:
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