逆転(ぎゃくてん)(かげ)ガレック》 [編集]

逆転の影ガレック R 闇文明 (10)
クリーチャー:ゴースト 5000
S・トリガー
このクリーチャーが出た時、次の中から3回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される)
▶自分の山札の上から3枚を墓地に置く。
▶コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

DM24-RP3で登場したゴースト

cipで1体への-3000のパワー低下、3墓地肥やしコスト3以下のクリーチャー1体リアニメイトモードで同じものを含めて合計3回選ぶS・トリガー獣

このクリーチャーのcipのパターンの1つに「相手獣1体のパワーを-3000を3回」があるが、それは《撃髄医 スパイナー》の通常時能力と全く同じ。
そちらが有すスーパー・ボーナスこそは《逆転の影ガレック》にはないが、そもそも論コスト4以下のクリーチャーが1枚も入らない【グルメ墓地ソース】にすら《スパイナー》が汎用S・トリガー獣として採用される過去もあったので、盤面状況に応じてパワー低下以外の効果を割り振って能力のロスが少ないこのクリーチャーは多くのデッキでお呼びがかかることだろう。

リアニメイトメタが立っていても、パワー低下で対処できるのは《撃髄医 スパイナー》同様強みになる。

また、《アーテル・ゴルギーニ》よろしく、墓地リセットされていても自力で墓地肥やししてリアニメイト先を用意できるのは《撃髄医 スパイナー》にはなかった強み。

S・トリガーの仕様上まだ十分に墓地が肥えていないうちに飛び出てくることも考えられ、そんな時でもリアニメイトを狙っていける。そう考えても事前に他のカードで墓地肥やししていなければリアニメイトが空撃ちになる《スパイナー》よりも潰しが効く性能をしている。

その気になれば9枚もの墓地肥やしも可能で、単独で《墓地の儀》を達成できる他、【墓地ソース】系のデッキが求める枚数にも一気に近づける。ワンショットされない場面で捲れたら狙うのも1つの手。巨大コストの墓地肥やし持ちなので《大樹王 ギガンディダノス》などのフシギバース持ちとも好相性。

リアニメイト能力は見方を変えれば《凶鬼03号 ガシャゴズラ》と同じともとれ、あちらを素出しすることを計算に入れない【青黒闇王ゼーロ】にとってはモードS・トリガーの分上位互換かのように使用できる。

サイクル共通の部分もあるが自身の名目コストが独特で、追加で小型クリーチャーをcipで並べられるのでハイパーエナジーバラバラエティとのシナジーも良好。

環境において [編集]

登場2日目に【黒単ガレックゼーロ】なるこのカードを軸とした【黒単ゼーロ】で結果を出した。大量展開と墓地肥やしのソリティアを行ってから《無量大龍 トゥリナーツァッチ》でフィニッシュする寸法であった。

それ以外にも【青黒COMPLEXコントロール】に居場所を早速見つけたが、一瞬使われただけで《忍蛇の聖沌 c0br4》に回帰している。受け系の低速デッキとはいえ、《忍蛇の聖沌 c0br4》と違って流石に素出しできるコストでないのが難点。

【白青ライベルモットループ】《腐敗麗姫ベラ》《冥土人形ウォカンナ・ピエール》にアクセスするためのループパーツとして採用される場合もある。

【赤黒バイク】でもタッチ《終末の時計 ザ・クロック》との相性やカウンターリーサルを組める可能性があることなどから採用される場合がある。

【青黒赤バイク】では【赤黒バイク】同様の《終末の時計 ザ・クロック》の呼び出しも然ることながら、《超次元の王家》パンドラ・シフトによりカウンターを構えたり、《異端流し オニカマス》を並べて雑殴りプランを取ったりと、【赤黒バイク】では真似できない味が出せる。

【赤黒バイク】/【青黒赤バイク】では、事前にある程度墓地肥やしすれば大体封印2枚外し換算となる。また、エスケープのおかげで単発的効果による破壊がほぼ効かない《ポッピ・冠・ラッキー》パワー低下により問答無用で溶かせるのが偉い。

【青黒闇王ゼーロ】でも【黒単ゼーロ】同様に使われる。《闇王ゼーロ》を使ってのソリティア墓地肥やしリアニメイトを繰り返し、《超神星DOOM・ドラゲリオン》で畳み掛ける型というのもある。

【青黒緑ガレックゼーロ】でもコンセプトとして使われる。山札掘削を《水上第九院 シャコガイル》での勝利に活かしたり、大量リアニメイトを活かして《サイバー・J・イレブン》で勝ちにいったりする。

DM24-EX2期にはこれをループの主軸とした【白青黒マーシャル】が台頭。DMGP2024-2nd-Day2のベスト8時点で【白青黒マーシャル】が3人残り、最終的に3位に【白青黒マーシャル】が残った。

グランプリ終了後には【青黒退化】でのチャンピオンシップ入賞も見られた。

DM24-BD3DM24-BD4発売日のオリジナルでは、これを1枚積みした1枚積み22枚の【準ハイランダー青黒緑CRYMAX ジャオウガ】が44人参加のリモートデュエマのチャンピオンシップを準優勝。

テクニック [編集]

その他 [編集]

  • DM24-RP3版のフレーバーテキストは、多くのデッキに逆転札として採用される余地のあるこのカードらしい、自慢の汎用性を物語る内容である。

サイクル [編集]

DM-10友好色cipサイクルのリメイクカードサイクル。すべてS・トリガーかつコスト10。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]