水晶の王(コードクリスタル) ゴスペル》 [編集]

水晶の王 ゴスペル SR 光/水文明 (9)
クリーチャー:オラクル・セレス/キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 11000
自分の墓地の呪文1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、呪文を好きな数、自分の墓地から手札に戻す。
このクリーチャーが攻撃する時、呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

DM23-EX3で登場した/オラクル・セレス/キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン

実質「シンパシー:自分の墓地にある呪文」を持つ9コスト11000ブロッカーで、cip呪文を任意の数墓地回収し、アタックトリガー呪文を無制限に1枚手札からコスト踏み倒しする。

コストを支払った素出しを考えるなら、3軽減以上になることで《時の秘術師 ミラクルスター》《芸魔龍王 アメイジン》の値であるコスト7を下回る軽さへと変貌する。
その素出し適性の高さと同時に、光のブロッカーでもあるため《ヘブンズ・ゲート》などから踏み倒せるファッティの側面も持つ。

【ヘブンズ・ゲート】系統で使うなら、展開を始動したターンドロー付きブロッカーなどで手札を稼ぎ、次のターンに手札からコスト踏み倒し呪文を射出し、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》の追加や《∞龍 ゲンムエンペラー》へのアクセスを行うと良い。
単に回収した呪文を射出するだけなら《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》《電磁魔天イエス・ザナドゥ》のほうが安定しているので、両者では唱えられないコスト9以上の非S・トリガー呪文やコスト軽減を活かしたい。

cipの呪文回収は、あえてある程度墓地に残しておくことで、2体目のこのクリーチャーの召喚に役立てるプレイングがある。

このクリーチャー呪文踏み倒し能力に着目してフィニッシャーとするのであれば、《キリモミ・ヤマアラシ》《奇石 スタジェム/マッハ・ナックル》などによる即時攻撃能力の付与はぜひとも欲しい。
4ターン目のはじめまでに呪文を4枚墓地に置ければ、4ターン目には《キリモミ・ヤマアラシ》を唱えることで、墓地の呪文5枚で5軽減と《キリモミ・ヤマアラシ》の1軽減で3マナでこのクリーチャーを召喚できる計算となる。
つまり2、3ターン目に《エマージェンシー・タイフーン》を唱える程度の墓地肥やしでも問題なく召喚にこぎつけられる。
呪文踏み倒しを利用した勝ち筋としては、
《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》革命チェンジしながら《ティラノ・リンク・ノヴァ》を唱え、呪文ロックしながらワンショット
《頂上縫合 ドギラディス勝3rd》に革命チェンジしながら《オールデリート》を唱え、EXライフで残った《ドギラディス》でダイレクトアタック
・上面が初動墓地肥やしとして優秀な《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》アンノウンゼニスを大量展開する
などの方法が挙げられる。

環境において [編集]

登場早々【白青赤ゴスペル】が環境に登場した。

《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》は呪文側で《水晶の王 ゴスペル》を探しながら「自分の墓地の呪文1枚につき」に貢献でき、着地後は好きな数呪文墓地回収から《クリスタル・ドゥーム》でクリーチャー側を踏み倒せる。

《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》といったドルスザク基盤の【白青赤ドルスザクゴスペル】なるデッキも結果を出した。

アドバンスでは似た方法でタッチで黒4枚《オールデリート》だけ入れた白青赤【ダーツデリート】(【ゴスペルデリート】)も登場。

【5色グレンモルト】に打開用の墓地回収感覚で採用した型も結果を出した。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]