シールド・セイバー [編集]
シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい) |
置換効果の一種。
これを持つクリーチャーは、ブレイクされるシールド1枚の身代わりとなって破壊させることができる。
DM-30で登場し、そこそこの数がいる。光に多いが他の文明でも度々登場している。
斬雪妖精バケット・バケット C 自然文明 (5) |
クリーチャー:スノーフェアリー/サムライ 1000 |
シールド・セイバー(自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい) |
このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
要はシールドに対するセイバーのような能力。自らを犠牲にしてシールド1枚のブレイクを防ぐことができる。
基本的に守りを固めるならばブロッカーで事足りることが多いが、ブロックされないクリーチャーの攻撃を防げる点はブロッカーよりも勝っている。また、ブロッカーが存在しない火と自然には貴重な能力と言える。
シールド・セイバーのルール [編集]
- プレイヤーの指定や、「攻撃する時」などといった条件はない。効果によるブレイクや、自分のクリーチャーによるブレイクも阻止可能。
- W・ブレイカーのクリーチャーにブレイクされる時、相手が2つシールドを選ぶ。そのうちの1枚目をシールド・セイバーによってシールドを守った場合、もうひとつのシールドのみブレイクされ、シールド・セイバーしたシールドはその攻撃クリーチャーではブレイクできない。
つまりシールドが1枚だけの状態でシールド・セイバーを使った場合、その攻撃ではシールドはブレイクされないことになる。
これはかつてのワールド・ブレイカーやG・ブレイカーのみに対応していた処理と同じ。
その他 [編集]
セイバーと同じく、このキーワード能力は登場しないが類似した効果で登場している。強制なのは共通しているが、発動条件はまちまち。
斬雪妖精バケット・バケット UC 自然文明 (5) |
クリーチャー:スノーフェアリー/サムライ 3000 |
自分の要塞化されたシールドがシールドゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。 |
破壊された時、相手のクリーチャー1体をマナゾーンに置く。 |
神座の伝道師バーニアン C 光文明 (3) |
クリーチャー:バーサーカー 1000 |
ホーリー・フィールド |
HF−バトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。 |
自分のシールドがシールドゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。 |
最初に実装されたDM-30出身の《斬雪妖精バケット・バケット》と《天雷王機シルバー卿》はブレイク以外でも守れるようになり、要塞化されたシールドのみという条件も追加されていた。
その後の《神座の伝道師バーニアン》や《宇宙刃 ニケ》ではこの条件は取り払われている。
暗黒鎧 ヘルミッション UC 闇文明 (3) |
クリーチャー:ダーク・ナイトメア/革命軍 1000 |
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、 自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。 |
バトルゾーンを離れた時、相手のアンタップしているクリーチャー1体を破壊する。 |
H・コフーグ UC 水文明 (3) |
クリーチャー:サイバー・ウイルス海/革命軍 2000 |
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、 自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。 |
バトルゾーンを離れた時、相手のクリーチャー1体を手札に戻してもよい。 |
成長目 ギョウ C 自然文明 (4) |
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍 4000 |
バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つをマナゾーンに置く。 |
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、 自分のシールドがブレイクされる時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。 |
後に実装された一部のカードは革命2の接頭語が加えられて登場した。
《暗黒鎧 ヘルミッション》に注目すると《夢幻大帝ネロ・ソムニス》と組み合わせた際「自分のシールドがシールドゾーンを離れる時」だとアンチシナジーになることを避けるためか「自分のシールドがブレイクされる時」となっている。《H・コフーグ》もTCGの同サイクルという縁でそちらと同じになったと考えられる。
いずれにも言える難点として、デュエプレの傾向に従って強制化されている点が痛い。TCGでならセイバーを使わずに手札補充やS・トリガー頼みをするような盤面でも勝手に破壊されてしまうため、相手からすれば処理は容易である。
- 「革命2」によるデュエプレ版シールド・セイバーは、シールドが5つある状態のQ・ブレイカーなどで革命が達成される場合、置き換えは発生しない。
なのでまずは相手のシールドが3つ残るように調整してブレイクし、そこからT・ブレイクで一気に割り切ってしまえばシールド・セイバー&その破壊に誘発した相手獣除去を使わせないようにできる。
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》で攻撃し、相手のシールドをブレイクする時、相手の「シールド・セイバー」のような「自分のシールドがブレイクされる時」の能力は使えますか?
A.いいえ、使えません。《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS》の能力はブレイクを置換しているため、シールドのブレイクを条件としている「シールド・セイバー」の「自分のシールドがブレイクされる時」の効果を解決できません。
引用元
Q.《超越の使い 蒼転》のP能力の「破壊されない」を使われた状態のクリーチャーを置換効果で「かわりに破壊する」ことはできますか?
A.いいえ、できません。「破壊されない」や「離れない」効果を与えられているクリーチャーを破壊して「シールド・セイバー」のようなかわりに破壊する置換効果を使用することはできません。
引用元
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| | 削除されたQ&A
| Q.《超越の使い 蒼転》のP能力の「破壊されない」を使われた状態のクリーチャーを置換効果で「かわりに破壊する」ことになった場合どうなりますか?
A.「破壊されない」は「破壊されるかわりにとどまる」と違い、そのクリーチャーに関する事実であるので、どのような置換効果によっても破壊されることはありません。ですので、たとえばシールド・セイバーを持つクリーチャーにこの能力を適用した場合、好きなだけシールドを守ることが可能です。
引用元(2021年9月25日削除)
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