上位存在 [編集]

背景ストーリーに登場し、他のクリーチャーたちよりも高次元から世界に影響力を及ぼす人物たちの総称。
高次存在、高次元の存在、超越存在などとも呼ばれる。

より具体的には、様々な並行世界に干渉したり、様々なものを生み出す能力がある者たち[1]

デュエル・マスターズ背景ストーリーが展開される並行世界構造は複数のレイヤーが重なって成立しており、上位存在たちは「エピソード世界」や「DS世界」や「新章世界」といった世界が存在しているレイヤーに対し、より上のレイヤーから各世界に干渉する。

なお「上位存在」と一口に総称されているが、それぞれの上位存在は必ずしも同一のレイヤーに存在するわけではないとされる。またそれぞれの上位存在がお互いを認知しているかどうかはまちまち。

  • デュエチューブの2024年1月19日付公開動画では「生まれつきの上位存在」という表現が使われており、上位存在となるには先天的な素質も関わってくる模様。
    なお、後天的に上位存在になったクリーチャーがいるのかは不明。文脈的にはアカシック兄弟がそれに近いか。

上位存在である人物 [編集]

公式から明言されたもののみ掲載する。出典については当ページのソースを参照のこと。
なお、現時点で明言された上位存在は全て、フレーバーテキストが初出のカードである。

上位存在ではないが近しい存在 [編集]

大きく分けて、「上位存在のように他世界への干渉などが可能だが、先天的な上位存在ではない通常のクリーチャーであるもの」と、「上位のクリーチャーだが、上位存在とは根本的に性質が異なるもの」に別れる。こちらも公式からの「上位存在ではない」という言及があるもののみ記載。

  • 《龍魂珠》、《鬼魂珠》…「世界の記憶」にアクセスしクリーチャーをディスペクターに改造するという上位存在の特性に似た挙動をしていた。なお、正式に確定した上位存在陣のディスペクター化は確認されていないため、彼らに干渉できるのかは不明。[2]
    ただし「《龍魂珠》自体には世界線(並行世界)をまたぐ力はありません」と公式で発言されている[3]ため、あくまで《龍魂珠》自身は新章世界に存在する一クリーチャーに過ぎないのだろう。
  • 《龍世界 ドラゴ大王》ひとつの世界がクリーチャーの姿をとって顕現した存在であり、上位存在のようなものと言って差し支えない存在。ただし《ドラゴ大王》は「世界そのもの」であるため、あくまで「世界の中の一クリーチャー」である他の上位存在とは別物とされている[4]
  • アカシック・タレスアカシック・ゼノン…彼ら自身は先天的な上位存在ではないが、卓越した科学力によって並行世界を自在に移動できる上、アカシック・レコードによる度重なるシミュレーションを経て精神的にも達観している[4]。世界への影響力だけを見れば、上位存在にも劣らないものを持っていると言える。また、上位存在《ミロク》と協力して計画を進めたこともある。

上位存在と目される人物など [編集]

上位存在に似た特性を持つが、公式から上位存在とも、そうでないとも明言されていないものはこちらに記す。

  • イデア・フェニックス…「イデア」の特性から上位のレイヤーに位置しているように見え、またエピソード世界を含む複数の世界に自身を起源とするフェニックスが現れていることから並行世界を跨がる影響力を有する可能性がある。王来篇背景ストーリーでは上位存在《覇王ブラックモナーク》と事実上の同格として扱われている。ただし《龍世界 ドラゴ大王》が「世界そのものであるため、世界の中の一クリーチャーである上位存在とは別」と扱われる事を踏まえると、クリーチャーというより「概念」であるイデア・フェニックスもまた「上位存在とは異なる存在」という扱いになる可能性はある。
  • 《アビスベル=ジャシン帝》…背景ストーリーで強大な力を振るっているが、それに加えDM23-EX3にて並行世界への移動手段を認知していることが確定。戯れにノワールアビスを生み出すなどクリーチャーを創造・支配できるのも明らかであり、謎の世界「深淵」の存在と合わせ、上位のクリーチャーの可能性は否定できない。ただし、同様に並行世界を認知しており、様々なものを創造したが上位存在ではないアカシック兄弟と同様の例になる可能性もあり得る。
  • 《クリス=タブラ=ラーサ》…自らにとって都合の良い並行世界を認識し、実際に移動していることが明かされている。そして、世界の理を書き換えてしまうほどの力を持っていることも明らか。ただしその存在には謎が多く、一概に上位存在とは断定できない。

参考 [編集]