【白黒赤ファイアー・バード】 [編集]

ファイアー・バード指定のコスト踏み倒しや軽量級ファイアー・バードでの妨害を活かした【連鳥】

ハッター・ルピア VR 火文明 (3)
クリーチャー:アーマード・ファイアー・バード/超化獣 3000
相手のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出た時、そのクリーチャーを破壊する。
ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
ハイパーモード 5000
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バード・メクレイド5する。
雷炎翔鎧バルピアレスク SR 火文明 (5)
クリーチャー:アーマード・ファイアー・バード/アーマード・ワイバーン 5000
スピードアタッカー
このクリーチャーは、バトル中破壊されない。
このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バードを1枚、自分の手札から出してもよい。
このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のファイアー・バードを5つ破壊してもよい。そうしたら、このターンの後に自分のターンを追加する。
アリス・ルピア SR 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ファイアー・バード 8000
G・ストライク
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、名前が《アリス・ルピア》ではないファイアー・バード・クリーチャーを好きな数出し、残りを墓地に置く。それらのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与え、このターンの終わりに破壊する。

半固定採用カード [編集]

2024年7月時点のオリジナルでは、《ルピア&ガ:ナテハ》《ヤット・パウル》を合計5枚、残り4枚積み×8=32枚で合計37枚が一般のテンプレ枠として扱われている。
しかも自由枠に+1枚《ヤット・パウル》したレシピも人気で、最高で38枚が一般の固定枠として勘定される。

《マジシャン・ルピア》ほぼフルファイアー・バードデッキなため、実質常時《バッドドッグ・プレス》内蔵として使える初動
《ハッター・ルピア》各種コスト2の初動クリーチャーハイパー化して、最速3ターン目に盤面展開できる。出ることは許すターン指定の無いコスト踏み倒しメタも持ち、《光開の精霊サイフォゲート》程度のカウンターなら殲滅できる
《雷炎翔鎧バルピアレスク》《ハッター・ルピア》で早期に呼び出したいフィニッシャーの1体。アタックトリガーファイアー・バード1体を無制限にコスト踏み倒し
攻撃の終わりファイアー・バード5体を破壊して追加ターンを獲得。バトル中は破壊耐性付きでスピードアタッカーも持つ
《アリス・ルピア》《雷炎翔鎧バルピアレスク》《龍后凰翔クイーン・ルピア》で呼び出すフィニッシャーの1体。《アリスの突撃インタビュー》ディスカード素材にも。G・ストライク持ち
《ポッピ・冠・ラッキー》種族の合う、エスケープ&スーサイドコンボでの手札補充要員兼、手札と山札以外からのカード使用メタ。相手のリアニメイト墓地詠唱フレンド・バーストなどを封じる
《ルピア&ガ:ナテハ》コスト2でシールドを犠牲にする置きドロー 一応墓地肥やし《アリスの突撃インタビュー》リアニメイト先確保
《ヤット・パウル》基本的には《ルピア&ガ:ナテハ》と併用する5枚目以降であり黒単色の枚数調整用。しかしターン終了ステップを待たずして手札補充が出来る即効性が活かされ、採用枚数の逆転も稀に見られる[1]
種族にアーマードを持たないため《アシステスト・インコッピ》で軽減不可、キャントリップ達成条件対象外
《アリスの突撃インタビュー》マナ基盤メタクリーチャー除去リアニメイトを経由した展開札、S・トリガー
《龍后凰翔クイーン・ルピア》《アリス・ルピア》などを狙うメクレイド8 疑似セイバーを活かした押し込み・耐久などが武器
《ハンプティ・ルピア》マナ基盤G・ストライク、1ターンお茶を濁したり情報アドバンテージを得たりするピーピングハンデスハンデスしたカードコストを参照して盤面除去

候補カード [編集]

半固定枠で既に10~12枚多色がデッキに入っており、採用候補に挙がる闇単色カードも何かしら欠点を抱えるカードが多いため色配分に気を遣うデッキである。また、自由枠も少ない(37枚が固定枠と考えれば、残り自由枠は3枚)につき吟味が必須。

単色ファイアー・バード
《アニー・ルピア》火のシビルカウント3で自身以外の味方を全員スピードアタッカーにする。
ドラゴンの花嫁を持つ《龍后凰翔クイーン・ルピア》を最初の攻撃でアンタップさせて、メクレイドのおかわりも可能。
《ヤット・パウル》と同じく非アーマードコスト2なので注意
《コッコ・武・ルピア》墓地利用メタとしては《ポッピ・冠・ラッキー》と役割が被るため、墓地リセット《氷柱と炎弧の決断》S・トリガー消しや、自分の山札回復コスト火力効果が狙い
《レーホウ・衛・デカッチ/「暴竜爵様のお出ましだッチ!」》pigで味方ドラゴンを全てアンタップするガードマン/初動サーチ兼トップ操作
《ボルシャック・モルナルク》cipでのファイアー・バード墓地回収
名称指定でないターン1アーマード・ドラゴン破壊を手札からファイアー・バード踏み倒し置換する
エクストラターン取得のループ要員にも
《カモン・ピッピー》<アドバンス> コスト6以下の火のサイキックを出す バルピアレスクのカウント稼ぎにも使える
《モッチ・網・パラッチ/「これが最後の輝きだッピ!」》コスト2の素出しクリーチャーとしては優秀な足止め手段で、呪文側もそれなりの防御性能。
しかし、守りで使うとメガ・ラスト・バーストの発動タイミングが相手の除去依存になるため、採用するなら《雷炎翔鎧バルピアレスク》《龍后凰翔クイーン・ルピア》破壊に巻き込むなどして能動的にタップキルを狙いたい
《アシステスト・インコッピ》条件付きキャントリップアーマード指定のコスト軽減およびウルトラ・セイバーウルトラ・セイバー《雷炎翔鎧バルピアレスク》スーサイドディスアドバンテージ低減に重宝する
《ピース・盾・ルピア》リソース付きブロッカーS・トリガー獣プラス能力で相手オールタップ
多色ファイアー・バード
《ルピア炎鬼》すべてのターン中、お互いに召喚扱いではないクリーチャーコスト踏み倒し着地置換効果メクレイドは召喚扱いなのでスルー
《凰翔竜機マーチ・ルピア》《雷炎翔鎧バルピアレスク》ディスアドバンテージをかなり軽減できる上に小型ファイアー・バード出た時効果を使いまわせるがややオーバーキル気味
《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》場のファイアー・バードスピードアタッカーを与えて打点に変換
種族デッキの濁り
《鎧機天 シロフェシー》フィニッシャー候補の1体。コスト3以上のアーマードから革命チェンジできる。【白青赤ゴスペル】のような中型以下の呪文多用デッキに刺さるが、種族の濁りになるため採用実績はまちまち
《DARK MATERIAL COMPLEX》黒単色マナとしての採用候補、かつバトルゾーンに出せば自壊ソリティアや時間経過で起爆するパワーカード
《瞬閃と疾駆と双撃の決断》2ターン目をパスしたとしても3ターン目に《ハッター・ルピア》を含む2体踏み倒しで始動したり、マナの色を無視して《ハンプティ・ルピア》を出せるなど。
手札消費が激しいこと、無種族カードということ、デッキに既に十分入っている赤単色枠ということで、実用性に反し採用実績は少ない。
白黒赤以外の色持ち多色
《時の法皇 ミラダンテXII》光/水欲張りだが《龍后凰翔クイーン・ルピア》から叩きつけて安全に勝利を狙う
《百族の長 プチョヘンザ》光/自然同じく《龍后凰翔クイーン・ルピア》から革命チェンジ。デッキに不足している全体除去
《蒼き団長 ドギラゴン剣》火/自然同じく《龍后凰翔クイーン・ルピア》から革命チェンジ《アリスの突撃インタビュー》は非クリーチャー多色なので、デッキ全体で踏み倒し先が非常に少なく8枚程度。
基本的には革命チェンジで入れ替わった《龍后凰翔クイーン・ルピア》を出し直すのだが、打点の伸びが微妙なため採用実績は少ない。

このデッキの回し方 [編集]

一例としては以下の通りである。

2ターン目から《ルピア&ガ:ナテハ》《ヤット・パウル》《マジシャン・ルピア》を召喚し、まずは手札を整える。次に3ターン目は《ハンプティ・ルピア》《ハッター・ルピア》などの妨害手段を立てる。

4ターン目に《アリスの突撃インタビュー》で除去を放ちつつ《雷炎翔鎧バルピアレスク》を呼び出し、《アリス・ルピア》から大量展開と《雷炎翔鎧バルピアレスク》での追加ターンを活かして一気に総攻撃。ワンショットに失敗しても《アリス・ルピア》での自壊《雷炎翔鎧バルピアレスク》コストとしての破壊によって増えた墓地を2枚目以降の《アリスの突撃インタビュー》でのリアニメイトに活かすと良い。

運が良ければ3ターン目に一気に《ハッター・ルピア》のメクレイドを活かしてそのまま《雷炎翔鎧バルピアレスク》の追加ターンに繫げ、そうして相手にターンを渡さないまま蹂躙できる。

もしフィニッシュが心配で《雷炎翔鎧バルピアレスク》での追加ターンだけでは足りないと感じた場合、好みに合わせて《ルピア炎鬼》《鎧機天 シロフェシー》を採用すると良い。

ただし、《ルピア炎鬼》は味方の《アリス・ルピア》cip《雷炎翔鎧バルピアレスク》アタックトリガー《アリスの突撃インタビュー》リアニメイトなど、部分的にアンチシナジーを抱える点があることには注意。それだけではなく多色カードというのも採用しにくい原因となっている。
余談だが、《ボルシャック・モルナルク》ターン1破壊置換効果による踏み倒しは、置換効果は連鎖しない原則により《ルピア炎鬼》がいても手札からの踏み倒しが成功する。

《鎧機天 シロフェシー》についても、《アリス・ルピア》の爆発力が減少したり、《雷炎翔鎧バルピアレスク》《龍后凰翔クイーン・ルピア》破壊対象にカウント出来なかったり、ファイアー・バード種族サポートを受けれないのは想像以上に動きに影響を及ぼす点に留意する事。

無限追加ターンループ [編集]

《DARK MATERIAL COMPLEX》など、相手のタップしているパワー5001以上のクリーチャーがいれば《雷炎翔鎧バルピアレスク》で無限に追加ターンを得るループが可能。

バトルゾーンに自分の《バルピアレスク》《龍后凰翔クイーン・ルピア》《ボルシャック・モルナルク》《凰翔竜機マーチ・ルピア》手札に《ボルシャック・モルナルク》と適当なコスト4以下のファイアー・バード1枚(ここでは《ハンプティ・ルピア》とする)がある状態でループ開始。

  1. 《バルピアレスク》の攻撃時に手札から《ハンプティ》を踏み倒す。破壊されない能力で攻撃の終わりの処理に入る
  2. 《バルビアレスク》《ハンプティ》《クイーン》《モルナルク》《マーチ》を破壊
  3. 《クイーン》はかわりに《ハンプティ》を破壊してとどまる
  4. 《モルナルク》効果を使い、《マーチ》は手札から《モルナルク》を出してとどまる
  5. 《モルナルク》が破壊されたので《マーチ》効果で《バルピアレスク》をリアニメイト
  6. 《モルナルク》のcipで《モルナルク》と《ハンプティ》を手札に戻す
  7. 1に戻る

長所 [編集]

《雷炎翔鎧バルピアレスク》追加ターンを狙う上で課題であったファイアー・バードの頭数確保との両立が遂に解決された。
《龍后凰翔クイーン・ルピア》《ハッター・ルピア》メクレイド《アリス・ルピア》cip等で一気に展開しつつ、それを利用して《バルピアレスク》による追加ターンを取得する動きが非常に強力。特に《アリス・ルピア》は《バルピアレスク》のアタックトリガーで手札から踏み倒せる上に、フルヒットすれば《バルピアレスク》1体の状態から追加ターン取得に必要なファイアー・バードが一度に揃ってしまう。全体的に低コストのカードが多く、コンボ自体も早い段階から狙って行ける。

メタカードも強力であり、手札と山札以外からカードの使用を禁ずる《ポッピ・冠・ラッキー》の他、展開の要となる《ハッター・ルピア》も相手のマナゾーンの枚数を参照するコスト踏み倒しメタを兼ね備える。前者はエスケープによる除去耐性持ち且つその2ヶ所以外のゾーンであればフレンド・バーストメガ・ラスト・バースト等も封殺でき、後者はターンを問わず発動するのでメクレイド狙いで攻撃してS・トリガークリーチャーを踏んでも被害を最小限に抑えられる。

僅か3コストでピーピングハンデスを放つ《ハンプティ・ルピア》も完備しており、ハンデスで妨害して時間を稼ぐ動きまで可能。さらにその効果で落としたカードと同じコストのクリーチャーを破壊可能であり、軽量メタクリーチャーで対処しようとする相手にも対処できる。

防御面も手堅い。《アリス・ルピア》《ハンプティ・ルピア》がそれぞれG・ストライクを持つ上、S・トリガー持ちで1枚ディスカードし、そのコスト以下となる様相手クリーチャーを2体破壊できる《アリスの突撃インタビュー》が特筆して強力。最大コストは《アリス・ルピア》《ボルシャック・モルナルク》の8である上、捨てたカードがファイアー・バードであればコスト5以下の蘇生まで可能。コストも4と手撃ちしやすい上にファイアー・バード種族持ちでメクレイドでも使用可、尚且つ多色呪文であるため《聖魔連結王 ドルファディロム》に妨害される事も無い。

《龍后凰翔クイーン・ルピア》は自分自身を破壊してもメクレイドが使用可能であるため、攻撃をキャンセルしつつ展開のみを行う動きもできる。この効果で破壊してしまっても《ボルシャック・モルナルク》で回収したり、《アリスの突撃インタビュー》《凰翔竜機マーチ・ルピア》で再び蘇生するので積極的に狙っても問題ない。

《ハンプティ・ルピア》のハンデスに加えて《ポッピ・冠・ラッキー》《ハッター・ルピア》による着地妨害、《コッコ・武・ルピア》による墓地リセットも有るため、【青赤マジック】【黒単ハイパーアビス】【黒緑アビス】等このデッキの成立以前に環境トップを走っていたデッキに対して見た目以上に強く出られる。

短所 [編集]

大量展開メタが非常に苦手。特に《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》が最も危険な部類であり、自前でコスト軽減を持ちながら《ハッター・ルピア》EXライフによって貫通して来る上にそちらのcipで破壊されてしまう。さらにEXライフが即座に剥がれてしまう事で革命チェンジ元として使われる危険も生じ、《百族の長 プチョヘンザ》《時の法皇 ミラダンテXII》等を投げられたら目も当てられない。
エレメントを除去できるカードが存在しないため《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》も同様に厳しい。

《ハッター・ルピア》メクレイド効果を使うにはハイパー化が必要不可欠であるため、2ターン目に出したハイパー元を軽量除去で潰されるだけでも3ターン目の動きがかなり弱くなりがち。
成立当初は《瞬閃と疾駆と双撃の決断》で両方共踏み倒すという手法で解決する動きも見られたが、その殿堂入りを待たずして構築の洗練で不採用がテンプレとなっていったので根本的に相性は微妙。

《アリス・ルピア》cipで出したクリーチャーはそのターンの終了時に全滅する。《クイーン・ルピア》や《モルナルク》等の除去耐性持ちは問題無いがそれ以外は基本的に破壊は避けられない。
また《アリス・ルピア》は自分自身が踏み倒し対象外であり、思わぬタイミングで《バルピアレスク》の効果コストが不足するといった事態も起こりかねないので注意。

フィニッシュ補助となるロック効果を持つカードは自分も巻き添えとなる《ルピア炎鬼》と、非ファイアー・バードでありコスト6以上の呪文には無力な《鎧機天 シロフェシー》程度しか無い。特に《ルピア炎鬼》《アリスの突撃インタビュー》の他に、最も阻害してはいけない《バルピアレスク》のアタックトリガー《アリス・ルピア》cipによる踏み倒しも対象となってしまうため、考え無しに採用できる代物ではない。

《テック団の波壊Go!》もかなり危険。《シロフェシー》でも止められない上に《バルピアレスク》の追加ターン獲得は攻撃の終わりであるため、追加ターン取得前にコスト5以下全バウンス効果で《バルピアレスク》諸共一掃されてしまう。打点の少ないクリーチャーが多いので踏むリスクは最小限であるが、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》等を介して撃たれると流石にどうしようも無い。

同じくコストの軽さが災いして《∞龍 ゲンムエンペラー》は天敵。コスト上は影響を受けない《アリス・ルピア》《ボルシャック・モルナルク》も、踏み倒すためのカードが全て機能不全になるため、事実上デッキ全体が機能停止する。誘発型能力破壊より常在型能力無視が優先されるため、出てくる《∞龍 ゲンムエンペラー》には《ハッター・ルピア》も通用しない。
【白緑巨大天門】を始めとした【ヘブンズ・ゲート】デッキ相手には、《光開の精霊サイフォゲート》《闘門の精霊ウェルキウス》ブロッカー踏み倒し連鎖を《ハッター・ルピア》で咎める事が出来るため基本的には有利対面だが、《∞龍 ゲンムエンペラー》が出た瞬間に全てが覆って崩壊する程。
手札の《∞龍 ゲンムエンペラー》を直接、または《∞龍 ゲンムエンペラー》射出機の《闘門の精霊ウェルキウス》を、《ハンプティ・ルピア》によるピーピングハンデスで常に刈り取ってから詰めるプレイングが必須となる。
もしくは、前述の通り自分も巻き添えになる事を承知の上で、踏み倒し自体を封じる《ルピア炎鬼》【ヘブンズ・ゲート】対策として採用する選択肢もあるが、やはりデメリットも大きいので一長一短である。

【黒緑アビス】は基本有利対面だが、《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》が採用されている場合は要注意。このデッキ自体もハンデスの刺さりが強い上に《ポッピ・冠・ラッキー》エスケープでの生存が不可能な-3000で除去して来る。しかもこのマイナス効果はこちらがハンデスを食らったりディスカードを行う度に発動するため、《マジシャン・ルピア》《アリスの突撃インタビュー》の使用に危険が生じる。
またメクレイド自体はマナが溜まると止められず、コマンドが入らないため《秩序の意志》も怖い所。

多色カードが多く入るため色事故のリスクも大きく、尚且つそのほとんどがの3色全てを同時に要求する。この中でも特に闇文明がかなり不足しやすいため、マナチャージは注意しながら行う必要がある。

《マジシャン・ルピア》《ルピア&ガ:ナテハ》/《ヤット・パウル》はどちらも2ターン目にハイパー化用に出しておきたいクリーチャーだが、同時に手札にある場合は色を揃える意味で黒のカードを優先的にチャージしたほうが後々の立ち回りが楽になりやすい。

環境において [編集]

DM24-EX1発売日から各地で入賞が続出。7月3週のオリジナルのチャンピオンシップ上位入賞実績の集計では、デッキ成立から2日にして1位を記録。

DM24-EX1発売から1週間もしない内にベスト4にこのデッキが3人進出するチャンピオンシップが続々報告され、中には64人参加のオリジナルのチャンピオンシップでベスト4を独占した事例もあった。

デッキ成立から1週間程度が経過すると、自壊ギミックとの組み合わせや殴り返しに対するケアとして《DARK MATERIAL COMPLEX》を2枚程度採用する型が見られるように。窮乏しやすい闇単色マナの増強という面もある。また、光マナの調整として《モッチ・網・パラッチ/「これが最後の輝きだッピ!」》を1枚積みした型も見られた。

ジュニア グランプリ2024』ではベスト32進出者中4人使用と【青黒COMPLEXコントロール】【白青天門】【黒単アビスロイヤル】と並んで予選実績2位タイ。

DM24-EX1発売翌週の集計では、オリジナルにおけるベスト4以上の使用率32.0%を記録。2位の【COMPLEX】にダブルスコアを付け、かつての【青赤マジック】【絶望神サガループ】を思わせる一強ぶりを見せた。
アドバンスでも【白ガイアッシュ覇道】と同率1位の15.8%で、環境トップを走っている。

2024年8月に入った頃から《アニー・ルピア》を2枚程度挿した型がアドバンスで散見されるようになった。
枠については《ルピア&ガ:ナテハ》《ヤット・パウル》を不採用として、白赤タッチとすることで捻出している。

超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では優勝チームが1面使用。3位入賞のチームも2面使用。ベスト4進出チーム12人中3人が使用と、【青黒COMPLEXコントロール】と並んでベスト4実績1位タイ。予選突破のベスト128の384人中90人が使用と予選実績1位。

2024年8月17日殿堂レギュレーション改訂辺りから、全体除去で露骨に対策されるようになった中で、《ボルシャック・モルナルク》とバッティングするにもかかわらず《凰翔竜機マーチ・ルピア》が1枚程度挿されるようになった。

超CSⅦ in広島』(オリジナル個人戦)でも優勝の実績を残した。この大会ではベスト8進出者中4人が使用。優勝者のほかに3位に1人、ベスト8に2人残っていた。直後に有志が開催した581人規模のオリジナルのチャンピオンシップでは、《ルピア&ガ:ナテハ》2枚の《ヤット・パウル》4枚という闇のコスト2初動の採用枚数逆転型が優勝。この大会では王道の型も3位入賞している。この辺りになると既に、《ルピア炎鬼》まで使わなくとも《ハッター・ルピア》【ヘブンズ・ゲート】を始めとする厄介な横展開系を大体防ぐことができると周知されたため、《ルピア炎鬼》の不採用が目立つようになった。

参考 [編集]


[1] 超CSⅦ in横浜3位