龍装者(りゅうそうしゃ) ジスタジオ》 [編集]

龍装者 ジスタジオ VR 自然文明 (8)
クリーチャー:ドラゴンギルド/グランセクト 15000
ガードマン
T・ブレイカー
自分のパワー12000以上のクリーチャーは、バトルに負けた時以外、離れない。

DMRP-06で登場したドラゴンギルド/グランセクト

《完善武装 ルーパス》を上回るパワーを持つ最大のガードマンだが、特徴的なのが自分のパワー12000以上のクリーチャーすべてにバトル以外の除去耐性を与える能力にある。

この効果はかなり優秀で、クリーチャーの能力や呪文などの効果による、あらゆる除去を受け付けなくなる。また、文明を問わない効果な上に、自身も対象となるため、非常に場持ちがいい。
特にスレイヤーによる破壊も受けないため、純粋なパワー勝負となるのは明白。ただ、すべてのバトルに勝つ能力や効果は対象外である。
バトルに負けたときは場を離れるが、パワー12000以上のクリーチャーはそうそうバトルに負けるものではない。その上このクリーチャー自身がガードマンなので、パワー15000未満の相手のクリーチャーによるバトルなら、このクリーチャーで守ることができる。
さらに種族も優秀で、ドラゴンサポートとグランセクトサポートの両方を受けられる。《天風のゲイル・ヴェスパー》《ハイパー・マスティン》など、グランセクトにはパワー12000以上を参照する能力が多数あるので、それらとの相性も良い。

総じて、グランセクトや【ゲイル・ヴェスパー】など大型を並べるデッキとの相性が抜群なので、種族デッキや【ビッグマナ】で活躍する一枚と言えるだろう。

環境デッキを意識するなら【ブライゼシュート】に組み込むとよいだろう。コスト踏み倒しメタから味方を守れる上に、このクリーチャー自体自然を対象としたコスト踏み倒しに対応しているので運用性は抜群。

また、コスト8のドラゴンなので【5色ジャックポット・エントリー】が復権するカギともなるだろう。勿論パワー12000未満の味方のクリーチャーにはノータッチなので、これを活かすなら根本からデッキビルディングを見直す必要があるが。

ルール [編集]

環境において [編集]

王来篇環境にはパワー12000を超える巨大ファッティが続々参入しており、このクリーチャーも時に【5色コントロール】系統に採用される。ただし、高パワーのマッハファイターも環境に多数存在するため過信はできない。

《完全不明》《零獄接続王 ロマノグリラ0世》と相性がよい。先述の通りのこのクリーチャーの弱点を最小限にとどめるばかりではなく、向こうの弱点であった出しても何もすることなく除去されてバトルゾーンを離れるということがほぼなくなる。そういうことから【4色ロマノグリラ天門】で使われる場合もある。

《超七極 Gio/巨大設計図》呪文面で回収でき、フシギバースによるコントロールプランにも役立つため、【グルメ墓地ソース】1枚積みされることもある。DMRP-22期にそのような型が流行。ただ、実際に使うプレイヤーの話によると、【青魔導具】《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》ピンポイントメタだという。

DMBD-21DMBD-22期に【神羅ケンジ・キングダム】の入賞が散見されるようになると、これを《異端流し オニカマス》対策に採用した型も確認されるようになった。

王道篇環境ではオリジナル【青緑キャベッジ・セッションズ】が主な居場所。盤面に残り続ければ勝負が決まる《終末の監視者 ジ・ウォッチ》《地封龍 ギャイア》を防護するのが主な仕事。ただし、封印パワー低下という抜け道があるため、過信は禁物。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

  • 非常に強力な除去耐性だが、封印に対しては無力である。また、《零龍》のようなパワー低下は耐性を貫通する点に注意。一撃でパワーが0になるものでなくとも、パワー12000未満に下げられてから除去を受ける可能性もある。コスト踏み倒しメタには比較的有効とはいっても、そもそも出させない《洗脳センノー》や出すことを置換効果で妨害してくる《とこしえの超人》効果バトルでの除去を行ってくる《デスマッチ・ビートル》のように、このカードではどうにもならないものもある点には注意。
    他にも、相手がクリーチャーを無視して自分に攻撃してくる可能性もある為バトルゾーンの状況によってはこのクリーチャーの能力を過信してはいけない。
  • 低速かつ大型クリーチャーの強いデュエパーティーでは強力な常在型能力を持ったクリーチャーの破壊を極めて困難にする強力なカードであり、レベル3以外での使用は非推奨とされる。

フレーバーテキストについて [編集]

  • 再録版では、龍が滅びた世界でも龍に憧れる気持ちは残り続けたと語られており、ドラゴンを滅ぼさんとした自然文明にありながらドラゴンギルドであったこのクリーチャーに相応しい、味わい深いテキストとなっている。

メディアでの活躍 [編集]

その他 [編集]

  • グランセクトドラゴンギルドの中では元ネタになった生き物が分かりにくい1枚。恐らく、このクリーチャーは虫の太い足が特徴なのでコオロギを元にしていると思われる。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.バトルゾーンに自分の《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《龍装者 ジスタジオ》がいる状況で、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がバトルに負けて破壊されようとしています。「エターナル・Ω」によって墓地に置かれるかわりに手札に戻ることになりますが、この時、《龍装者 ジスタジオ》の能力はどうなりますか?
A.能力は適用されず、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》は手札に戻ります。
バトルに負けたクリーチャーの移動先が「エターナル・Ω」によって墓地から変更されているだけなので、《龍装者 ジスタジオ》の能力の対象にはなりません。
引用元