P'S(プレイス)封印(ふういん) [編集]

バトルゾーンのカードの上に裏向きでカードを置くこと、またはそうして置かれたカードのこと。
TCG版の封印デュエル・マスターズ プレイスに持ち込むにあたってチューニングされた仕様で、DMPP-27で初登場した。

禁断〜封印されしX〜 KDL 火文明 (マナコストなし)
禁断の鼓動
ゲーム開始時、P'S封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
バトルゾーンを離れない。
禁断解放:この鼓動のP'S封印がすべてなくなった時、《伝説の禁断 ドキンダムX》のほうに裏返す。
禁断解放後⇒《伝説の禁断 ドキンダムX》

ルール [編集]

TCG版を踏襲している点 [編集]

基本的な以下のルールはTCG版の封印と同様である。

  • カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。
  • 封印されているクリーチャーは無視される。
    • 封印されているクリーチャーもバトルゾーンの上限枚数7つの1つにはカウントされる。
  • コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。

TCG版との変更点 [編集]

封印を外す手段に以下の手段が新たに追加された。

以下のルールは、TCG版の封印とは完全に異なる。

  • クリーチャーに付与されていた効果は、封印を付けた時点で全て失われる。
    • TCG版においては、既に付与されていた効果は封印の前後で変動しなかった。参考

ゲームにおいて  [編集]

新たな封印を外す手段の実装は、デュエプレには上限枚数の概念があり、バトルゾーン7体すべてが封印されてしまった場合、TCG版の封印では完全な詰みになりかねない状態を回避するためだろう。

  • 副次的な作用だが、従来カードを指定して封印に直接触れる以外に外す方法のなかった無色クリーチャーの封印も容易に外せるようになった。

新たに封印を外す手段が増えたことで、TCG版の封印と比べて除去として弱体化したようにも思えるが、盤面が埋まってる状態だと進化クリーチャー以外でコマンドを出すことによる封印外しはできなくなっている。封印を外すのに5マナ支払うのも決して安いコストではないだろう。

封印も外せる除去カードと封印は外せない除去カードを区別できるようにするために、エレメントの概念が導入され、一部のカードのテキストがカード指定からエレメント指定に変更された。

  • デュエプレのカード指定除去は結局のところ、封印も外せるエレメント除去であり、DMPX-01までとの相違点は封印を外せるか外せないかだけである。従って、それらテキスト修正によりDMPX-01まででできていたことができなくなることはない。

相手クリーチャーの無力化に目が行きがちだが、デュエプレでは希少だった相手へのアドバンテージを与えない山札破壊でもある。1体に1枚と数は少ないものの、相手の盤面を乱しつつ山札を削れるためコントロールどうしの睨みあい等では勝敗を決することもあり得る。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《ファントム・バイツ》の効果でパワーを-2000されている《ボルシャック・ドラゴン》の上にP’S封印が1つ置かれました。その後、そのP’S封印が外れた場合、《ボルシャック・ドラゴン》のパワーは-2000されたままですか?
A.いいえ、パワーは-2000されず、元の6000に戻ります。
クリーチャーにP'S封印が上に置かれた場合、それに付与されていた効果はすべて失われます。
引用元


[1] https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43760/
[2] ルール質問掲示板/コメント/ログ保存014の「自分の場にドルマゲドン(解放前)が存在し、相手のターン中です。Wブレイクにより最終龍覇ボロフとヘブニアッシュ・サインが同時にトリガーしました。先にボロフの方を処理して封印を外し、それがクリーチャーだった場合ヘブニアッシュ・サインで蘇生することは可能ですか?」の質問と回答も参照