離れない [編集]
「(ゾーンを)離れない」は、ルールに影響を及ぼす継続的効果であり、耐性の1種でもある。
単に「離れない」と書かれている(ゾーンの指定が明記されていない)場合は「バトルゾーンを離れない」と同等。
初出はDMR-12の《無法神類 G・イズモ》。
無法神類 G(ゴッド)・イズモ VIC 光文明 (9) |
クリーチャー:ゴッド・ノヴァOMG 12000+ |
相手は、コスト5以下の呪文を唱えることができない。 |
T・ブレイカー |
中央G・リンク(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出す時、自分の好きな数のゴッドからカードを1枚ずつリンクを外してもよい。その後、このクリーチャーを、「右G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドにリンクしてもよい) |
このクリーチャーがカード3枚でリンクしていれば、リンクしているゴッドのカードはバトルゾーンを離れない。 |
禁断〜封印されしX〜 KDL 火文明 (マナコストなし) | KNDN〜SEALED X〜 KDL Fire |
禁断の鼓動 | KNDN Pulse |
この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。 | This pulse starts the game in the battle zone with 6 seals on it. |
この鼓動はバトルゾーンを離れない。 | This pulse can't leave the battle zone. |
禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。 | Unsealing - When this pulse has no seals on it, flip it to its creature side. |
禁断解放後⇒《伝説の禁断 ドキンダムX》 |
ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード[1] |
封鎖の誓い 玄渦 R 光文明 (3) |
クリーチャー:メタリカ 3500 |
相手の墓地にあるカードは、墓地を離れない。 |
「〇〇を離れない」効果が有効であるカードは、その場所にある間、別のゾーンへ移動するルール処理や効果を一切受け付けない。
特に、「バトルゾーンを離れない」は「破壊されない」や「離れるかわりにとどまる」よりも強力な耐性として考えることができる。
ほぼすべての除去カードがこの能力の前には腐るため非常に強力。
かつてはこの能力を逆手に取り味方の起動コストやデメリットによるディスアドバンテージを帳消しにするのにも使えたが、下記のQ&Aを参照にする限り一部カードではデメリットを帳消しするための対象としてこの能力を持つクリーチャーを選ぶことができなくなった。
《あたりポンの助》で能力を無効化されてから除去されるのには無力。またバトルゾーンを離れるわけではないが、封印でも無力化されてしまう場合がある。このため必ずしも完全な耐性ではない。
参考 [編集]
公式Q&A
Q.選んだクリーチャーがバトルゾーンを離れない能力を持っていました。《テキサス・ストーム》で相手のシールドをブレイクできますか?
A.いいえ、できません。最初のクリーチャーと、山札の上に置かれてからバトルゾーンに戻ってきたクリーチャーは別のクリーチャーとして扱われます。シールドをブレイクするのは山札の上から出てきたクリーチャーですので、最初にバトルゾーンを離れなかった場合はブレイクが出来ません。
引用元(2019.7.2)
Q.「マナ武装5」が発動している《真・龍覇 ヘブンズロージア》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《†正義†と「正義」》を唱えました。次の相手のターン、自分は離れなくなったクリーチャーで「シールド・セイバー」を何度も使えますか?
A. いいえ、《†正義†と「正義」》の効果を受けているクリーチャーを破壊して「シールド・セイバー」を使うことはできません。「破壊されない」や「離れない」効果を与えられているクリーチャーを破壊して「シールド・セイバー」のようなかわりに破壊する置換効果を使用することはできません。
引用元(2021.9.24)
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| | 類似裁定(2021.10.22)
| Q.《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》の「コストを支払うかわりに~」の能力で、代替コストとして《零龍》のような「バトルゾーンを離れない」能力を持つクリーチャーを破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。「破壊されない」や「離れない」能力を持つクリーチャーを破壊して、かわりに破壊する置換効果を使用することはできません。
引用元
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| | 類似裁定(2022.6.24)
| Q.《CRYMAX ジャオウガ》の「鬼S-MAX進化」の置換効果で、《零龍》など、バトルゾーンを離れないカードを破壊しようとすることはできますか?
A.いいえ、できません。置換効果は、置換後のイベントが実行できない場合は使えません。《零龍》の構成カードは墓地に置くことができないので、破壊するカードとして選べません。
引用元
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Q.《母なる星域》でマナゾーンに置くクリーチャーとして、下のカードが7枚以下で離れなくなっている自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》を選べますか?
A.はい、選べます。また、選んだクリーチャーがマナゾーンに置かれなかったとしても、その後マナゾーンからマナゾーンの枚数以下のコストの進化クリーチャーを出せます。
「そうしたら」と書かれている効果は、その前半の効果を実行しようとして、結果的にできなかった場合でも後半の効果を行えます。
今回の例の場合、バトルゾーンに自分のクリーチャーがいて、それをマナゾーンに置こうとした結果、置けなかったという状況なので「そうしたら」以降の効果を解決できます。
+
| | (総合ルール 101.3a)
| - 101.3a
- 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
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引用元(2024.1.18)
1つのデッキに投入できるのはいずれか1セットまで