【
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アビスベル=ジャシン帝 OR 闇文明 (4) |
クリーチャー:アビスロイヤル 7000 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。(「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、そのクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる) |
このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。 |
自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
《アビスベル=ジャシン帝》 | 墓地のアビス・クリーチャーにアビスラッシュを付与し、 離れる時かわりに手札を2枚捨てることができるブロッカー。 フシギバースやムゲンクライムを含む墓地召喚を2コスト軽減 |
《邪龍 ジャブラッド》 | コスト3初動。cipとアビスの攻撃時に2枚墓地肥やし 自分のアビスすべてに墓地のカード4枚を山札の下に送ることを条件とした置換効果の除去耐性を与えるタマシード/クリーチャー。 |
《邪侵入》 | シビルカウント2でS・トリガー化。 墓地肥やしに加えて1ターン早く《ジャシン帝》を出せる |
《ハンマ=ダンマ》 | S・トリガー獣。cipで3枚墓地肥やしと、 墓地の枚数未満のコストの相手1体を破壊 |
《ブルーム=プルーフ》 | コスト2初動。cipで1枚墓地肥やし 相手のターン中限定で、召喚せず出た相手のクリーチャーを破壊するコスト踏み倒しメタ |
《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》 | cip でクリーチャー限定でピーピングハンデスする。 シビルカウント3で攻撃時に相手の墓地にあるカードのcipを1つ使えるスレイヤー |
《漆黒の深淵 ジャシン帝》 | タマシード/クリーチャー。cipで1枚墓地肥やしと墓地の枚数以下のコストの相手1体を破壊 攻撃時に6以下1体リアニメイト |
《ド:ノラテップ》 | スレイヤー アビスのコスト軽減 |
《悪灯 トーチ=トートロット》 | S・トリガー獣。攻撃の後に自壊するブロッカー。 cipでパワーが最小の相手1体への選ばせ除去に加えて、 シビルカウント3でパワーが最大の相手1体に選ばせ除去 |
《アビスベル=ジャシン帝》の効果込みでも最低3コスト以上はかかるため、《ジャシン帝》を複数体立てる、自前のコスト軽減を利用、メクレイドで出す等、使用するには一工夫が必要。
《テブル=ザザーム》 | アビスラッシュ&W・ブレイカー。 手札を1枚捨てて自身を3コスト軽減できる。 更なるアビスラッシュ先の調達もこなせる |
《シャンデリア=ベリア》 | アビスラッシュ&W・ブレイカー。 やや重いがcipと離れた時相手1体に-4000のパワー低下 |
《暗刻 クロック=クロニクル》 | アビスラッシュ&W・ブレイカー。攻撃時に3枚ランダムハンデス。 自分のアビスは相手の呪文では離れない 《ジャシン帝》が複数ないと出しづらい重さは玉に瑕 |
《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》 | シビルカウント5で攻撃時オールハンデスを放つアビスラッシュ持ちW・ブレイカー。 スレイヤーブロッカー。cipで闇のカードを2枚まで墓地回収 |
《ソー=ゾー》 | 味方1体を破壊して1マナで召喚できるブロッカー 《アンダケイン》、《ドルマークス》と組み合わせて疑似【アンダケインドルマークス】が可能 |
《スパトー:ド:スパトゥー/邪暴乱舞》 | アビスラッシュ持ちW・ブレイカー。離れた時にアビス・メクレイド8 /6マナでアビス・メクレイド8と2枚墓地肥やしを同時に行うアビスへの誘い |
《ド:ニーワ》 | cip及びATでコスト3以下のアビス・クリーチャーを蘇生 |
《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》 | cipで-4000のパワー低下を2回行うS・トリガー獣/2マナで-4000のパワー低下 |
《ヨービリン=リリン/「……誰を呼びたい?」》 | クリーチャー破壊時、1ドロー/相手のクリーチャーを1体パワーを-6000 |
《謀遠 テレスコ=テレス》 | 相手のターンの初めにハンデス&ハンデスに反応してドロー |
《邪闘 シス》 | アビスラッシュ持ちW・ブレイカー。cipで敵獣1体に-∞ものパワー低下を放ち、攻撃時にアビス・W・メクレイド5 |
《ラーテ:ガ:フヨーキ》 | 召喚時cipでアビス・W・メクレイド8を行い、アビスを全員スレイヤー化。 素の状態ではコスト9と非常に重いが、召喚する時に自軍2体破壊で3コスト軽減 |
《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》 | ブロッカー&W・ブレイカー。登場時、タップ時、離れた時に オールハンデス or 敵獣全破壊 or マナアンタップ制限 or シールド2枚ブレイクの4種から2つ選び、 さらに相手にその2つの中から1つ選ばせてその効果を使用する |
《深淵の襲傘 アンブレラ=イザベラ》 | cipまたは攻撃時に相手エレメントを1つ破壊してそのコスト分任意で墓地肥やし もしくは自分の墓地を13枚山札に戻し、相手の手札とバトルゾーンのカードも13枚山札送りにする |
《邪幽 ジャガイスト》※ | ブロッカー cipで2ディスカードするとアビス・メクレイド5 ターン1で山札からコスト踏み倒しした時そのコスト以下のアビスを擬似アビスラッシュ |
《フォック=ザ=ダーティ》 | 多色だが革命チェンジで踏み倒せる 登場時に墓地肥やししつつマナ加速 or 手札補充 |
《シェルフ=ガーチェルフ》 | cipでエレメント除去。自分の墓地が5枚以上でコスト8→2に激減 苦手な《∞龍 ゲンムエンペラー》への対策札 |
《単騎連射 マグナム》※ | 火文明。クリーチャーによるカウンターの阻止 《漆黒の深淵 ジャシン帝》の攻撃時効果でリアニメイトして出す |
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》☒ | 水文明。《漆黒の深淵 ジャシン帝》でクリーチャー面を出したり、 《サイバー・K・ウォズレック》で呪文面を唱える |
《奇天烈 シャッフ》 | 水文明。宣言コストにプリン効果、宣言コストの呪文ロック |
《極閃呪文「バリスパーク」》 | 光文明。色は合わないが【青黒緑ジャオウガ】や【アポロヌス】、【黒緑アビス】や【青赤マジック】など多くの環境デッキに有効 |
《一なる部隊 イワシン》※ | 水文明。どこからでも墓地へ置かれると1枚ドロー&ディスカード。墓地肥やしのついでに手札から墓地へ置きたいカードを落とす |
2ターン目は《ベル=ゲルエール》で墓地を整えつつ、3ターン目に《フォーク=フォック》や《レター=ジェンゲガー》で《ジャシン帝》を調達。
《邪侵入》等も駆使し、《アビスベル=ジャシン帝》を着地させ、貯めた墓地からアビスラッシュで一気にアビスロイヤルを展開する。
ワンショット時には、《ジャシン帝》をアビスラッシュすることで、更なるコスト軽減を図りつつ、除去に耐性を持ったクリーチャーが増やせる。
《ジャシン帝》を出せなかった場合は、溜まった墓地を利用して《龍頭星雲人》等でハンデスを決めつつビートダウンを狙う。
回転の速いデッキでもあるが、従来の速攻デッキにあるまじき防御性能も兼ね備える。
《邪侵入》での踏み倒し以外は墓地から召喚して出すため、召喚以外の方法をメタる《異端流し オニカマス》《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》等はほぼ効かない。
名目コストが高いクリーチャーも《テブル=ザザーム》ぐらいで、《ベイB セガーレ》《奇石 ミクセル》も怖くない。
一度《アビスベル=ジャシン帝》が着地すると軽減能力とアビスラッシュ付与により4~5マナ帯でも凄まじい数のアタッカーが並ぶ。
またW・ブレイカーやT・ブレイカーも多く並ぶため、多少のシールド追加やG・ストライク程度では簡単に止められない。
こうなると赤系速攻の《烈火大聖 ソンクン》1体程度では打点やブロッカーは捌き切れない。
アビスには墓地肥やし能力を持つ者が多く、《ベル=ゲルエール》や《フォーク=フォック》等をアビスラッシュで出すと増やした墓地から連鎖的にアビスを展開し、文字通りのラッシュを掛ける事が可能。特にこの2体は《ジャシン帝》存在下では僅か1コストで墓地召喚しつつ墓地を2枚以上増やす即攻要員という狂気じみたスペックへと変貌する。後者に至っては《ジャシン帝》の除去耐性に必要な手札まで補充できる。
また《テブル=ザザーム》も手札のアビスを墓地へ落としつつコスト3に軽減されるW・ブレイカーと小回りが利く上に破格の性能を持つ。無論《ジャシン帝》存在下では実質コスト1であり、アビスラッシュ時に手札に居る自身を落とす事で大連鎖&打点激増へと繋がる。
主なフィニッシャーである《アビスベル=ジャシン帝》と《深淵の三咆哮 バウワウジャ》がどちらも除去耐性を持つ。前者は手札2枚を犠牲にする必要があるものの、言い換えれば手札のアビスが墓地に落ちてしまうため相手にとっては非常に対処し辛い事この上ない。
後者は自分のターン中限定だが破壊以外の除去を一切受け付けない。《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》等を恐れずにシールドを割りに行ける他、カウンターで現れた敵獣もATで破壊してしまえる。またアビスラッシュで出した場合もターン終了時に山札へ戻る事もない。
さらに、仮に止められたとしてもこの2体はブロッカーも兼ね備えている。
《邪侵入》は3コストで《アビスベル=ジャシン帝》を出せる他、一度の使用で4枚もの墓地肥やしが可能。仮に《ジャシン帝》がヒットしなかった場合も《バウワウジャ》や《ハンマ=ダンマ》等の更なる墓地肥やし可能なアビスを蘇生させる事で大量の墓地を獲得し、《龍頭星雲人》や《龍装鬼 オブザ08号》のコスト軽減に繋げられる。
速攻デッキでありながら《ジャシン帝》や《バウワウジャ》といったブロッカー、《ハンマ=ダンマ》や《零誕祭》といったS・トリガー等防御札が多く結構な受けの堅さもあるため、【我我我ブランド】等他の速攻との殴り合いでも有利。特にブロッカー、S・トリガー、最大2体への選ばせ除去の全てを兼ね備える《悪灯 トーチ=トートロット》の存在により【赤青アポロヌス】でさえも軽く止めてしまう事すらある。
また《龍頭星雲人》等ハンデスの採用も可能であるため、多少のロングゲームにも全く動じない。
別段無理にループしなくとも4ターン目までに2枚積みがデフォルトの《百発人形マグナム》にアクセスするのは容易で、諸々の能力ロックが絡まず、尚且つ先攻4ターン目の相手の横展開が間に合わない限り【ヘブンズ・ゲート】に対しては有利に立ち回れる。
《とこしえの超人》や《若き大長老 アプル》1枚で動きが止まってしまう。仮に先手を取られた時、2ターン目でこのメタクリーチャーを出されるとほぼ詰みになってしまうため、《龍装鬼 オブザ08号》等除去手段は必須となる。
一応《ハンマ=ダンマ》の射程に確定で収まるものの、テンポが大きく損なわれるのは速攻デッキとしては致命的なのでなるべく軽いコストで除去したいところ。
また《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》などでも動きは止まるため、よくある墓地利用メタでテンポが崩れる可能性は高い。特に《滅亡の起源 零無》を使用できないオリジナルフォーマットでは要注意。
《検問の守り 輝羅》や《反逆龍 5000typeR》系でもアビスラッシュを無力化され、《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》でコスト軽減を消されても打点が少しずつしか伸ばせなくなる。
それらを対処してもなお《こたつむり》、《月砂 フロッガ-1》、《レク・シディア》といった速攻メタで戦術が崩壊する。自身ターンの《邪侵入》は《流星のガイアッシュ・カイザー》のタダ出しを許してしまうおまけ付き。総じてメタビートは非常に不利。
メインアタッカーである《深淵の三咆哮 バウワウジャ》は闇のクリーチャー及びタマシードが自身含め計4枚以上無ければタマシードに逆戻りしてしまう。このクリーチャーでブロックする前提で居た結果その矢先に大量除去を食らい、これによりタマシードに逆戻りしブロック不可となる事態も起こり得るので注意。
パワーの低いアタッカーもそれなりに多いため、速攻対策で使われる全体除去もそこそこ刺さる。ロック手段も無いため、警戒するならば《ジャシン帝》・《バウワウジャ》・《テブル=ザザーム》等の高パワークリーチャーを大量に展開する必要がある。
除去を受け付けるシチュエーション自体はそれなりに存在するため、【青黒緑有象夢造】のようなデッキに入る《SSS級天災 デッドダムド》で継続的に除去される展開も若干厳しい。
展開力は基本的に《アビスベル=ジャシン帝》有りき。素のコストも速攻デッキとしては全体的に高いため、《ジャシン帝》が着地しなければ展開力がガタ落ちしてしまう。
さらにアビスラッシュで出したクリーチャーは効果によりそのターンの間しか存在できず終了時に山札の下へと戻ってしまう。墓地利用なので手札こそは消費しないものの、決め切れなかった場合は墓地リソースを消費した上でバトルゾーンの頭数は展開前まで逆戻りとなってしまう。
ただ、《深淵の三咆哮 バウワウジャ》や《悪灯 トーチ=トートロット》のように、耐性や自壊の能力で結果的にアビスラッシュでの山札送りを打ち消しているものもある。
《絶望と反魂と滅殺の決断》はメタ対策や《ジャシン帝》の蘇生が可能と一見相性が良さそうに見えるが、このデッキにおいて5というコストはかなり重い部類。S・トリガーやコスト軽減も持たず展開も《ジャシン帝》存在下のアビスラッシュで事足りる事が多いため、実は意外と使い辛い点が目立ってしまう。無論上記の様な恩恵はあるものの、無策で複数枚積むと逆にデッキ自体の動きを阻害しかねないため要注意。
安定フィニッシュには5ターン程度かかるため、それまでの除去、ハンデス、ブロッカーでの時間稼ぎの有効性が薄い高速デッキには手を焼く。妨害が通る前に高速マナブーストから一気に物量で押すドラゴン基盤系に不覚を取る場合もそれなりにある。
DM22-RP2で獲得した新規アビスにより異次元とも呼べる変化を遂げたため別枠で記載する。
これらを初めとした新規札によって速攻・ロングゲームのどちらにおいても大きな強みが浮き出る強化を獲得し、以前までと比較して対応できる対面が激増した。
そしてDM22-EX2にて《漆黒の深淵 ジャシン帝》、DM23-SP1にて《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》といった軽コストかつ良質な除去を獲得すると、いよいよ以って《とこしえ》or《アプル》を1体立てられた程度では簡単に止まらなくなった。
アドバンスでは《滅亡の起源 零無》を搭載可能。特にこのデッキの場合、序盤の展開や《ジャシン帝》の除去耐性で手札を消費する点が《手札の儀》と相性が良く、アタッカーが大量除去に巻き込まれやすい点を《破壊の儀》で補える。
さらに墓地が0枚でも《邪侵入》1枚からcipで墓地を肥やすアビスを蘇生すれば、墓地利用メタに左右されがちな《復活の儀》と《墓地の儀》をいきなり達成できてしまう。そのため墓地リセット程度では零龍卍誕を止められない。
オリジナルフォーマット用の構築にそのまま《滅亡の起源 零無》と超GRゾーン12枚を添えるだけで済む手軽さも魅力である。
こちらもDM22-RP2で《セリヴィエット=エリー》を獲得した事で大幅に強化。cipで両プレイヤーの手札を削って《手札の儀》、墓地と場を何度も往復する事で《破壊の儀》の達成をそれぞれ狙え、全ての零龍の儀を能動的に達成できる様になった。
王道篇から登場したハイパー化ギミックを導入した型。
DM24-RP1時点でも《邪魂の王道 ジャシン帝》や《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》を既存の型に投入する動きは見られたが、DM24-RP2で《邪魂龍 ジャビビルブラッド》を獲得した事で本格的に超化獣へ寄せた構築が成立した。
邪魂龍 ジャビビルブラッド SR 闇文明 (4) |
クリーチャー:アビスドラゴン/超化獣 4000 |
ブロッカー |
自分の墓地から出たクリーチャーはすべて、出たターンの間、相手プレイヤーを攻撃できる。 |
ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く) |
ハイパーモード 10000 |
W・ブレイカー |
各ターン、はじめて自分のアビスが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、コスト3以下のアビス・クリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。 |
《邪魂龍 ジャビビルブラッド》 | 墓地から出したクリーチャー全てに擬似SAを与えるブロッカー ハイパーモード中はパワー10000のW・ブレイカー化し、自分のアビスが各ターン初めて攻撃する時、2枚墓地肥やしした上でコスト3以下のアビスを蘇生。 |
《シックル=シーク》 | コスト2のスレイヤー持ち初動。タップするだけで3枚墓地肥やし。 AT感覚で使っても十分強力だが、超化獣のハイパー化コストに充てるとマナを支払う事すら無くメインステップ中に墓地肥やしが可能 |
従来型の候補カードも参照の事。
《邪魂の王道 ジャシン帝》 | アビスラッシュ以外でもアビスを墓地から召喚可能にする。 場のクリーチャー2体をコストにOVERハイパー化して13000のT・ブレイカーへ変貌、 ハイパーモード中に攻撃すると3枚墓地肥やし+コストの合計が自分の墓地枚数以下となる様に2体破壊可能 |
《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》 | 相手にマナタップインを強要。 ハイパーモード中はパワー6000のW・ブレイカー化し、攻撃時に2枚セルフハンデス |
《霊淵 アガルーム=プルーフ》 | コスト1のブロッカーかつ最軽量の超化獣。自分の墓地が5枚以上で攻撃可能。 ハイパーモード中はパワー4000に増量し、自分のターン終了時にタップしている味方1体につき任意で1枚墓地肥やし。 《シックル=シーク》と併せる事で3ターン目にマナを支払う前の段階で墓地7枚に到達可能 |
《超化秘伝アビスアサルト》 | 「アタック・チャンス:ハイパーモード中のクリーチャー」を持つ呪文 3枚墓地肥やし&コスト4以下1体蘇生。アビス以外も蘇生可能 |
《ガスラン=リュカスライン》 | コスト3のブロッカー。cipで2枚墓地肥やし 超化獣のみ対象だが墓地召喚を可能とする |
《シザー=ゾー》 | cipで相手1体-4000。ハイパーモード中の味方の攻撃に反応して墓地から自身を射出 |
《ジョーロー=スイーロ》 | タップ状態の自軍全員をスレイヤー化。味方が破壊される度に1枚ドロー |
《百発人形マグナム》 | 両軍対象のコスト踏み倒しメタ。 《邪魂龍 ジャビビルブラッド》1枚+《漆黒の深淵 ジャシン帝》2枚と併せて無限ループ。詳細は後述 |
バトルゾーンに出たターン攻撃できる用にする効果を付与するクリーチャー(ここでは《邪魂龍 ジャビビルブラッド》)、《漆黒の深淵 ジャシン帝》(A)、《百発人形マグナム》、その他の闇クリーチャーが各1体ずつ、墓地に《漆黒の深淵 ジャシン帝》(B)が1体の状態から開始。
1.《漆黒ジャシン》(A)で攻撃し、アタックトリガーで《漆黒ジャシン》(B)を蘇生してcip使用。《マグナム》効果が起動するので、攻撃中の《漆黒ジャシン》(A)を破壊して攻撃中止。
2.《ジャビビルブラッド》効果で攻撃可能となった《漆黒ジャシン》(B)で攻撃して先程破壊した《漆黒ジャシン》(A)を蘇生。《マグナム》効果が起動するので、攻撃中の《漆黒ジャシン》(B)を破壊して攻撃中止。
以下1.に戻りループ。
《漆黒ジャシン》(B)の代わりに蘇生先を《ド:ニーワ》や《アーテル・ゴルギーニ》に変えた場合、ループの途中に前者はコスト3以下のアビス、後者の場合はコスト4以下のクリーチャーを1体余分に蘇生できる。その場合、《マグナム》効果の破壊対象は以下の様になる。
これらの方法を利用してループ途中に《邪龍 ジャブラッド》を立てて山札回復機構を作りつつ頭数を揃える、《奇天烈 シャッフ》で全てのコストを指定する、《冥土人形ウォカンナ・ピエール》で即死ループを行う等も可能となる。
《漆黒の深淵 ジャシン帝》がバトルゾーンに1体(A)、墓地に2枚(B)(C)の状態で無限攻撃が可能。以下手順。
1.《漆黒ジャシン》(A)で攻撃し、アタックトリガーで《漆黒ジャシン》(B)を蘇生。《マグナム》効果が起動するので、《ジャビビルブラッド》、《漆黒ジャシン》、《マグナム》以外のクリーチャーを1体破壊。
2.《ジャビビルブラッド》効果で攻撃可能となった《漆黒ジャシン》(B)で攻撃して《漆黒ジャシン》(C)を蘇生。《マグナム》効果が起動するので、攻撃済の《漆黒ジャシン》(A)を破壊。
3.《ジャビビルブラッド》効果で攻撃可能となった《漆黒ジャシン》(C)で攻撃して先程破壊した《漆黒ジャシン》(A)を蘇生。《マグナム》効果が起動するので、攻撃済の《漆黒ジャシン》(B)を破壊。
4.《ジャビビルブラッド》効果で攻撃可能となった《漆黒ジャシン》(A)で攻撃して先程破壊した《漆黒ジャシン》(B)を蘇生。《マグナム》効果が起動するので、攻撃済の《漆黒ジャシン》(C)を破壊。
以下2.に戻る。
墓地肥やしと展開の効率がさらに上がり、最速3ターン目に畳みかける事も可能となった。
《シックル=シーク》タップ時の効果による墓地肥やしが非常に強力であり、横に《邪龍 ジャブラッド》を立てて攻撃するだけでも5枚の墓地肥やしが可能だが、この効果の本質はやはり超化獣と組み合わせた時。ハイパー化のコストに指定する事で、メインステップ中ならばいつでもマナを支払う事無く余分に墓地を稼げる。《邪魂の王道 ジャシン帝》のOVERハイパー化コストに2体充てようものなら脅威のノーコスト6枚肥やしである。
《シックル=シーク》自身もスレイヤーを持つため、殴り返しで処理されにくい点も強みである。
最軽量の超化獣である《霊淵 アガルーム=プルーフ》と《シックル=シーク》を併せた場合、3ターン目のマナ未払い段階で7枚もの墓地を用意可能。その状態で《邪侵入》が撃てるとなれば選択肢は余りにも潤沢過ぎる上、超化獣なので当然《超化秘伝アビスアサルト》のアタック・チャンスも纏めて使用可能。
また《アガルーム=プルーフ》同士で互いをコストにそれぞれハイパー化するとターン終了時の効果が複数回起動し、最低4枚の墓地肥やしが可能。そのため手札に溜まっても腐りにくい。
《邪魂龍 ジャビビルブラッド》が居ると墓地から出したクリーチャーは即座に相手プレイヤーへ攻撃可能となる。《ジャビビルブラッド》自身もハイパーモード中にコスト3以下のアビスが蘇生可能なため、そこからさらに蘇生能力を持つ《漆黒の深淵 ジャシン帝》を出せば攻撃の手を緩める事無く一気に畳みかけられる。
また《ジャビビルブラッド》の疑似スピードアタッカー付与は自分自身やアビス以外も対象と広範囲であり、《奇天烈 シャッフ》で同一ターン中に着地分と攻撃分の2回コスト指定を行う事も可能。
上述の通り《百発人形マグナム》を出しておくと《漆黒ジャシン》の枚数によっては無限に墓地肥やしと敵獣破壊を繰り返したり、果ては無限攻撃までも可能。この構築では3、4ターン目に山札が残り2枚以下となる事も日常茶飯事であるため、パーツが盾落ちしていない限り揃える難易度は低い。
超化獣の特性上、ハイパー化コストに充てる余分なクリーチャーが必要となる。そのため、軽量除去で妨害されると本来のポテンシャルが発揮し辛い。
またハイパーモード解放前は軒並みパワーが低く、《飛翔龍 5000VT》の刺さりが強くなったのは見過ごせぬ弱体化点である。
当然ながら一度でも攻撃ステップに移った後の段階で登場した超化獣はハイパー化できず、素の能力のみで戦う事となる。幸いにも《邪魂龍 ジャビビルブラッド》は未解放でもある程度強いため、蘇生先に困った場合は選択肢に入れておくと良い。
《アビスベル=ジャシン帝》がサブプランに落ちた事で、召喚以外メタに若干厳しくなっている。同時に素でアビスラッシュを持つクリーチャーがほぼ居なくなってしまったため、恐ろしい墓地肥やし効率に反してアビスラッシュの反動や《邪龍 ジャブラッド》の効果を能動的に使用した山札回復も難しい。
ライブラリアウトの危険性が高い。墓地肥やしが強制効果の物もそこそこ多く、調子に乗って墓地を増やし過ぎると展開時に勢い余って山札を削りきってしまう事も少なくない。
もう一つの弱体化点として、デッキの枠を極限まで使用するためS・トリガー等の受け札が投入し辛くなり、従来型よりも防御力が格段に落ちてしまったのは非常に痛い。
DM22-RP1発売とほぼ同時に成立し、ある程度の速度と高い防御性能を兼ね備えるという独自性のある性能から環境でも入賞報告が散見されていた。
ただ、この段階では立て直しの弱さや《とこしえの超人》・《若き大長老 アプル》といった主流の墓地利用メタが致命的に刺さるという弱点が目立ち、入賞数自体は多くなかった。
転機が訪れたのはDM22-RP2発売後。上述の通り優秀な新規による強化を受けて以前まで抱えていた弱点のほとんどを克服し、フィニッシュ性能も格段に上昇。それまでとは別物レベルで強化された事で使用率・入賞数共々急上昇し、環境での地位を大幅に上げる事となった。
DM22-EX2発売とともに《漆黒の深淵 ジャシン帝》を獲得。発売当初は目立った活躍こそなかったものの、後にアビスの必須枠として活躍するようになる。
しかし【絶望神サガループ】が環境に登場すると、そちらへの対策が困難な上に【サガループ】対策のメタカードがこのデッキにもそのまま刺さるという事で環境からほぼ脱落。【メタジャオウガ】の成立や【鬼羅.Star】の復権等といったメタカードを大量搭載したデッキの蔓延も致命的な追い打ちとなった。
【サガループ】台頭から暫く経ち環境での復権はもはや絶望的と思われていたその矢先、突如として《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》及び《漆黒の深淵 ジャシン帝》をそれぞれ4枚投入した型の入賞報告が相次いで見られる様になった。《絶望神サガ》やその補助札・対策札を含むコスト3以下の重要性が急激に増した事で《ウォズレックの審問》が環境に通り易くなった他、《漆黒の深淵 ジャシン帝》のコスト6以下蘇生効果で《サイバー・K・ウォズレック》の側を出す事で《邪侵入》再使用や相手の呪文利用が可能といった新たな戦術が見出された点等が要因となったと思われる。
また、単独では最高峰の墓地利用メタのひとつである《若き大長老 アプル》が、《とこしえの超人》に押され数が減ったことも要素として考えられる。
《とこしえの超人》もアビスラッシュの墓地召喚のメタではあるが、マナ加速として逆利用はできたり、墓地が0枚でも《漆黒の深淵 ジャシン帝》で破壊できるので《アプル》よりはるかにマシな相手である。
『DMGP2023-1st』Day2(オリジナル)では【アビス】括りでベスト128に3人残った。
その内1人は上述《ウォズレック》&《漆黒ジャシン》構築になんと《ノクターン・ドラグーン》を1枚差しした構築を使用しており、《漆黒ジャシン》の蘇生対象かつ《ウォズレック》や《マーダン=ロウ》では射程外となる《百鬼の邪王門》対策を主として投入していたとの事。
DM23-RP1発売とともに《ド:ノラテップ》を獲得。csではこちらを4枚採用する型と《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》を4枚採用する型の二つが主流となった。
DM23-SP1発売とともに《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》や《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》など優秀な新規アビスを獲得した。特に《ドアノッカ=ノアドッカ》は登場後すぐにcsで成果を上げ、一気にアビスロイヤルの入賞報告が増えた。単色デッキのみの特殊レギュレーションにおいて1位から4位全て【黒単アビスロイヤル】の結果も届いている。
この頃には高速で畳み掛けるビートダウンに限らず《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》などで妨害しながら場を整えて1ショットキルを狙うこともできるということで、重さがネックとされていた《絶望と反魂と滅殺の決断》も使われるようになった。
2023年『月刊コロコロコミック 7月号』の付録にて、闇単色にして相手の墓地リセット効果を持つ《深淵の文暴具 ケシカス=カース》を獲得した。
DM23-RP2期辺りから、デッキ掘削能力を活かして殿堂入りのカウンター封殺手段である《単騎連射 マグナム》にアクセスする型も散見されるようになった。
『超CSV in 新潟』(オリジナル)では予選通過128人3人が使用と、予選実績9位タイを記録。同率には【白青黒天門】、【マーシャル・クイーン】。しかしベスト8進出は逃している。
【絶望神サガループ】消滅を機に、環境でもそこそこの地位に復帰。直後には《奇天烈 シャッフ》をタッチした型がオリジナルのチャンピオンシップで優勝を果たした。この頃になると、《飛翔龍 5000VT》の影響を受けにくいパワーラインの優等生が多いデッキという利点が目立つように。
8月4週のオリジナルではメタカードが消えた影響で上位入賞率2位を記録。特に【白赤アーマード・サムライ】や【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】といった特定のパーツに依存するデッキに対して早期のハンデス(回り方が良ければそれも1枚や2枚ではない)が刺さるのが大きい。
2023年8月の終わりのオリジナルのチャンピオンシップでは、《∞龍 ゲンムエンペラー》をフィニッシャーとして出張させた【青黒アビスロイヤル】なる派生形が優勝。DM23-SD3発売直前にはタッチされた水マナをアテに《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の呪文面で詰める型が流行。
DMGP2023-2ndでは予選実績9位のベスト128進出者中3人使用。
DM23-EX2発売2週目には《ボン・キゴマイム》やG・ストライクなどの足止めへの対策として、《ダイヤモンド・ソード》を《サイバー・K・ウォズレック》で唱える前提で光の唯一の採用カードとして1枚積みした型が4位入賞。
『ジュニア グランプリ2023』では参加者271人中36人使用と使用率1位。
DM23-RP4で《アイロン=バイロン》、《機深天 クロフェシー》、《忍蛇の聖沌 c0br4》、《DARK MATERIAL COMPLEX》を獲得。もっともこの内《DARK MATERIAL COMPLEX》は、速攻型だと育つ前に勝負が決まってしまうことが多いのが悩ましい。
DM23-RP4期には《ウォズレック》で《ダイヤモンド・ソード》を唱えてG・ストライクや《ボン・キゴマイム》を始めとした攻撃制限を突破する型がオリジナルで結果を出した(ただし32人規模のチャンピオンシップでの3位入賞)。
DM23-BD4・DM23-BD5・DM23-BD6・DM23-BD7期のオリジナルでは、《秩序の意志》を【青赤マジック】対策メインで4枚積みされケースもある。『超CSⅥ in群馬』準優勝を記録した構築にも4枚積みされていた。ほぼ同時期に開催された512チーム規模のチーム戦のオリジナルのチャンピオンシップでは3人中2人がこのデッキを使用したチームが準優勝。ベスト4には3面このデッキというチームが残っていた。
『超CSⅥ in福岡』ベスト128進出者の中に6人残っており、【黒緑アビス】、【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】と並んで予選実績6位タイ。しかしベスト8は逃している。
DM23-EX3発売前最終週末には、《邪眼王B・ロマノフ》軸の型がオリジナルのチャンピオンシップで3位入賞。
DM23-EX3期から5枚目の《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》、あるいはG・ストライクと単色マナ目当てで《ゴースト・Re:タッチ》が1枚程度投入されるケースが見られるようになった。
『超CSⅥ in群馬』ベスト128進出者中に10人が使用しており、予選実績5位。準優勝を記録している。
DM24-RP1で《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》、《邪魂の王道 ジャシン帝》、《深淵の憤髄 ファウン=テイン》、《シックル=シーク》を獲得。
『DMGP2024-1st』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中3人使用に留まった。【黒緑アビス】と比べると墓地への依存度が高い上に単色のためカスタマイズ性が低く、既に研究され尽くして丸裸になったデッキが大型大会で活躍するのは難しかったのだろう。
2024年5月の真ん中頃から、オリジナルで《キング・ザ・スロットン7/7777777》をアビス系統対策に2枚程度挿した型が散見されるようになった。
DM24-RP2で《邪魂龍 ジャビビルブラッド》、《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》、《霊淵 アガルーム=プルーフ》、《死神覇王 ブラックXENARCH》を獲得。
以降ほとんどの黒単型が【黒単ハイパーアビス】へと移行し、発売初週のオリジナルCSで入賞率4位に躍り出た。
7月に入ると《アーテル・ゴルギーニ》で山札を掘削し、ループパーツとなる《百発人形マグナム》を掘り当てる型が流行。
《奇天烈 シャッフ》のcipを無限に使いつつ《単騎連射 マグナム》を立てて原則すべてのクリーチャーと呪文でのカウンターをロックして詰める型もあるが、タマシードまでは防げないことと《奇天烈 シャッフ》まで使わなくとも大抵の受け系は《単騎連射 マグナム》で事足りることから、《単騎連射 マグナム》単採用の構築がこの頃には主流。
この《アーテル・ゴルギーニ》型の浸透を機に、《アビスベル=ジャシン帝》がデッキの切り札から自由枠に降格している。
DM24-EX1で《冥土人形アカイブ・ヤップップ》を獲得。そちら偶に除去札兼ループパーツとして使われる。DM24-EX1発売日には《黒神龍ザルバ》をループさせる型も確認された(オリジナル、60人参加、準優勝)。黒単限定とはいえ丸20年以上前に登場したライブラリアウト手段が使われる辺り、《黒神龍ザルバ》の独自性が窺い知れよう。《シュバルスリング-B3/エン・ゲルス・スパーク》をループさせて盾落ちケアに使う場合もある。
『ジュニア グランプリ2024』ではベスト32進出者中4人使用と【白黒赤ファイアー・バード】、【白青天門】、【青黒COMPLEXコントロール】と並んで予選実績2位タイ。
『超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中4人が使用。
2024年8月17日殿堂レギュレーション改訂を機に、《冥土人形ウォカンナ・ピエール》をループさせる型が台頭。
『DMGP2024-2nd』Day2のオリジナル部門では【ゼーロ】と並んで予選突破のベスト128進出者4人を記録し、予選突破実績9位タイ。しかし本戦ではベスト8進出を逃している。
12月に入ると山札破壊対策が進んだことから対策を擦り抜けやすい《黒神龍ザルバ》をループのフィニッシャーとした型も見られるように。中旬のオリジナルの3人1チーム戦では、《冥土人形ウォカンナ・ピエール》でのループを狙いつつ、いざという時に【ヘブンズ・ゲート】系統や最速パターン以外の諸々の中速ビートダウンに刺せるように《百発人形マグナム》を通例の2枚から3枚に増やした型を1人が使用したチームが優勝。
DM24-RP4期に入ると《Re:奪取 ブラッドレイン》と《一撃奪取 ブラッドレイン》を合計8枚体制として、コスト4のアビスや《修羅の死神フミシュナ》の早出しに寄せた型が流行。
『全国大会2024』では参加者57人中1人が使用したが、ベスト8進出は逃した。
そのプレイヤーはコスト2初動に《Re:奪取 ブラッドレイン》、《策士のシダン ニャハン》各4枚、《一撃奪取 ブラッドレイン》2枚を採用した変則の型を使用していた。
DM25-RP1で《奇跡妖精サートゥル》を獲得。
《真気楼と誠偽感の決断》が流行すると、そちらによるカウンターに対してループで圧殺できることから、環境で一定の立場に立つように。
DM25-BD1・DM25-BD2発売4日目には、《一音の妖精》と《ゴルパガーニ-A7/ダウンフォース・サーキュラー》を1枚ずつタッチした型が140人参加のオリジナルのチャンピオンシップを優勝。《一音の妖精》の進化元が事実上不在で《単騎連射 マグナム》と両採用の構築であったため、恐らくは呪文ロックとしてのみの採用で《奇天烈 シャッフ》の宣言除けとして2回目以降の呪文なら問答無用でロックできる《一音の妖精》を採用したのであろう。《ダウンフォース・サーキュラー》も恐らくは《一音の妖精》を守るためである。