《セリヴィエット=エリー》 [編集]
セリヴィエット=エリー R 闇文明 (3) |
クリーチャー:アビスロイヤル 2000 |
このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。 |
自分のアビスを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。ただし、そのアビスのコストは0以下にはならない。 |
DM22-RP2で登場した闇のアビスロイヤル。
cipでディスカードするとセルフハンデスできる。また、自分のアビスを召喚する時任意でコストを2下げられるが下げると自壊する。
1番目の能力は《ルソー・モンテス》のcipがランダムハンデスからセルフハンデスになったもの。
そちらと比べるとコストパフォーマンスは大きく低下したが、アビスロイヤルであるため【黒単アビスロイヤル】における墓地肥やし兼妨害手段として利用できる。
2番目の能力はアビス版ササゲールとでも言うべきもの。マナカーブ上はコスト6のアビスに綺麗に繋がるが、登場時点のアビスには高コストのものが少ないのでコンボ用のカードと割り切って採用する場面もあるか。
自壊するアビスの例に漏れず、《アビスベル=ジャシン帝》のアビスラッシュ付与と相性が良い。
あちらのコスト軽減と合わせて計4コスト軽減で墓地からアビスを召喚でき、さらに能力を使って自壊したこのクリーチャー自身も墓地から出し直せるので、cipと軽減能力を1マナで何度でも使用できる。
デッキのコンセプトを損ねることなくコスト5以上のアビスを採用しやすくなるため、【黒単アビスロイヤル】の構築の幅を広げてくれるカードと言える。
その他 [編集]
- セリヴィエット(仏:serviette)とは、テーブルナプキンのこと。
- シークレット版のイラストの元ネタはジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」。そちらとほぼ同じ構図で《セリヴィエット=エリー》が水面に横たわっている。
大勢の客が丸いテーブルにぎっしり着席している。各席の前には皿、ナイフ、フォーク、ナプキンが置いてあるが、左右どちらのナプキンが自分に属するかわからぬほど左右対称になっている。そのとき、だれか一人が右側のナプキンを取り上げれば他の客もそれにならい、とたんに対称性が自発的に破れてしまう
引用元:「クォーク」講談社
- 「世界のルールを決める」という表現からして、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物ファニー・ヴァレンタインがこの例えを使った時のセリフも踏まえているのだろう。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.自分の《ラーテ:ガ:フヨーキ》を召喚する時に、自身のコストを少なくする能力で自分の《セリヴィエット=エリー》2体を破壊しつつ、《セリヴィエット=エリー》の「自分のアビスを召喚する時」の能力もあわせて使い、最終的に《ラーテ:ガ:フヨーキ》をコスト2で召喚できますか?
A.はい、コスト2で召喚できます。
コストを少なくする能力は、最初に使いたいものをすべて選んでから、選んだ能力を1つずつ適用していきます。
また、《セリヴィエット=エリー》の能力は、コストを少なくしてから自身を破壊する能力なので、結果的に自身を破壊できなくてもコストを少なくできます。
そのため、まず《ラーテ:ガ:フヨーキ》の能力を適用して《セリヴィエット=エリー》2体を破壊した後、《セリヴィエット=エリー》2体の能力を適用すれば、合計でコストを7少なくできます。
引用元(2023.8.4)