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秩序の意志 R 闇文明 (4) |
呪文 |
S・バック:闇(闇のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこの呪文を唱える) |
相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。 (カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。 |
少なくとも使用したターン中の攻撃やブロックは阻止することができ、相手のデッキタイプによっては確定除去に等しい効果を発揮する。
破壊とパワー低下以外の除去に乏しい闇で、《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》など破壊しても意味が薄いクリーチャーを無力化できるのが特長。
類似カードに相手クリーチャーを破壊する《ファンタズム・クラッチ》があるが、タップされていない攻撃待ちのクリーチャーも除去できるため防御面ではこちらが勝る。反面、コマンドがバトルゾーンに出ると封印が解けてしまうので、対戦相手のデッキ構築次第で価値が大きく変わる1枚と言える。
登場時点のカードプールでは手札へのシールド回収が豊富な【赤黒バクロ法師】と好相性。
後に登場した《スプーン=ンプス》および【黒単アビスロイヤル】とも相性が良い。
十王篇環境では【カリヤドネループ】におけるカウンター札として使われた。このデッキではS・バックによってシールドを捨てることで2枚分の墓地肥やしになり、シナジーを生み出していた。
DMBD-18期にはオリジナルの【青黒退化】で、対速攻や死活問題となる《奇天烈 シャッフ》の呪文ロック対策、および《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》などに対する詰み防止手段として投入されるケースも見られるように。
《我我我ガイアール・ブランド》などの厄介なスター進化への対処としても評価された。【我我我ブランド】はコマンドが必要最小限しか採用されず、《奇天烈 シャッフ》もアタックトリガーなら防げる。《奇天烈 シャッフ》に「4」を宣言されるとロックされそうだが、その実他の止める必要性の高いコスト帯を宣言されることが多く、刺さりやすかった。また、pig持ちやltb持ちに有効な防御札という点も大きい。前者は《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》、後者は《我我我ガイアール・ブランド》などが該当する。
その後も【白青黒ギャラクシールド】に【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】対策として採用されたり、防御札兼墓地肥やしとして【黒単アビスロイヤル】に投入されたりしている。
DM22-BD1発売直前、【青黒緑有象夢造】の防御札として流行。