《ダイヤモンド・ソード》 [編集]

ダイヤモンド・ソード R 光文明 (3)
呪文
このターン、自分のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃できない効果はすべて無効になる。(召喚酔いや、「このクリーチャーは攻撃できない」または「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない」などの効果が無効になる。ただし、この効果によってクリーチャーを攻撃することは可能にならない)

DM-26で登場した呪文

《ダイヤモンド・カッター》のリメイク。
テキストは若干ややこしいが、軽量ブロッカーによく見られる相手プレイヤー攻撃できないデメリット召喚酔い《予言者マリエル》《「無情」の極 シャングリラ》《古代王 ザウルピオ》G・ストライクなどの攻撃を規制する能力を1ターンの間打ち消すということである。
詳しくはダイヤモンド状態も参照。

本家からマナコストが3マナに下がっており、格段に使いやすくなっている。
一応、唱えた時点で自分のクリーチャーに継続的効果を与える呪文であるため、唱えた後に出たクリーチャーは対象外となるという点では、攻撃できないルールそのものを変更する効果を持つあちらに劣っているが、それで困るような状況は非常に限定的であり、大概はプレイングでカバー出来るため、専ら上位互換とされる。

【ジェスターソード】のような小型ブロッカーを大量に並べるデッキで採用され、それらの攻撃制限を解除して一気に止めを指すのに使われる。
それ以外でもブロッカーが主体の【クリーチャーコントロール】で1、2枚採用されることがある。
適当なブロッカーを1、2体召喚してから唱えたり、サーチ墓地回収からの使用も容易い。

本家同様、序盤にやや腐りがちであるという弱点は1〜2枚ピン差ししてサーチマナ回収を用意しカバーしてやれば問題無い。

《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》《偽りの名 オレワレオ》などダイヤモンド状態を生み出すカードはいくつかあるので、デッキタイプに合ったものを選びたいところである。

ルール [編集]

環境において [編集]

登場早々の合うコントロール全般における打点作り手段兼1ターン分のキルターン短縮を行う手段として利用されるに至った。ただ、【ガーディアン】系統では《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》の方が優先された。

覚醒編以降の高速化によってこれをコントロールの締めに使う動きは相対的に弱体化したが、エピソード3環境では【ヒラメキドレーン】における早期フィニッシュ実現に使われた。

ドラゴン・サーガ環境【サザン・ルネッサンス】が発祥すると、そちらも居場所となった。以降新章デュエル・マスターズ環境まで採用率に多少の浮き沈みはあれど使われることに。革命編環境では《調和と繁栄の罠》によるハマり防止のためだけにこれを採用するビートダウンも散見された。

【白緑メタリカ】の現役末期には、ミラーマッチ対策として無理矢理3ターンキルするために使われることがあった。そちらのデッキは防御札がほぼないため、そちらとの対面では高速でワンショットすればほぼ勝ったようなものであった。

【チェンジザダンテ】の現役時代は《龍装艦 チェンジザ》コスト踏み倒しすることで唱えられることがあった。

2022年2月に入るとこれでワンショットまでのタイムラグをなくす型の【白青赤鬼羅.Star】が流行。

2024年5月下旬にはこれで死活問題となる攻撃制限全般を突破する型の【白青赤ゴスペル】も見られるように。

同年7月には1枚積みのこれで無理やりタイムラグを消してスピードを持たせつつ、【青赤マジック】プリン効果G・ストライクなどの諸々の攻撃ロックをケアする型の【白零サバキZ】が確認された(アドバンス、39人参加、準優勝)。

DM24-BD1DM24-BD2期には、《サイバー・K・ウォズレック》でこれにアクセスし、これで無理やりタイムラグを消して相手の速度計算を狂わせる型の【青黒緑COMPLEX】が結果を出した(オリジナル、64人参加、4位)。

カードイラストについて [編集]

  • イラストでは《霊騎マルディス》の元で大勢のアーク・セラフィムが進軍する様子が描かれている。その後のイラストにも登場し続けている辺り、彼がこの呪文を編み出したのだろう。味方に能力を付加させる点では《マルディス》らしい呪文と言える。
    • 能力的にも、自身の攻撃制限を解除出来る点でシナジーしている。

メディアでの活躍 [編集]

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMC-68
    飯を頬張りゃパワー満タン、こわいものなし!「さぁ、ピッとやっちまうヨ!」

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《メヂカラ・コバルト・カイザー》の相手のクリーチャーが攻撃できなくなる効果は、《ダイヤモンド・ソード》で無効にできますか?
A.はい、無効にできます。
引用元(2019.9.30)

+  類似裁定(2019.9.30)
+  類似裁定(2020.12.15)
+  類似裁定(2021.2.5)
+  類似裁定(2021.6.25)
+  類似裁定(2021.9.24)