《ノラディ:ド:スルーザ》 [編集]
※正式な表記は《ノラディ:ド:スルーザ》だが、ページ名はこのWikiの仕様上《ノラディ:ド:スルーザ》と表記する。
ノラディ:ド:スルーザ SR 闇文明 (4) |
クリーチャー:ノワールアビス 4000 |
アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。 |
このクリーチャーが出た時、または相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。 |
このクリーチャーが攻撃する時、カードを4枚、自分の墓地から好きな順序で山札の下に置いてもよい。そうしたら、アビス・メクレイド8する。そうしなければ、自分の山札の上から4枚まで墓地に置く。(アビス・メクレイド8:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト8以下のアビスを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く) |
DM23-RP1で登場した闇のノワールアビス。
アビスラッシュを持ち、出た時と相手に選ばれた時にランダムハンデスする。
また、アタックトリガーで墓地のカードを4枚山札の下に送ることができ、そうしたならアビス・メクレイド8を、そうしなければ4枚までの墓地肥やしを行う[1]。
目玉となるのはアタックトリガーのメクレイド8だろう。アビスラッシュを使えば召喚したターンのうちにタイムラグなくアタックトリガーを使用できる。
墓地と運は必要だが、コスト8のアビスを4ターン早くプレイできると考えればその早出し性能は《フェアリー・ギフト》2枚分に匹敵する。ただ、登場時点のアビスには高コストで強力なものがまだまだ少ないため、現時点ではオーバーキル気味の能力である。
踏み倒すとしたらやはりDM23-RP1の《深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル》だろう。DM23-RP2の《深淵の襲傘 アンブレラ=イザベラ》とはメクレイドの条件の都合上相性が悪い。
墓地肥やしのアタックトリガーの方はほぼ《堕魔 グリール》の劣化だが、アビスであるため、《邪龍 ジャブラッド》などの種族サポートと組み合わせることでそこそこ戦えるだろう。実戦であえてメクレイドを使わずこちらを使用することもまああり得るというギリギリのラインである。
- 墓地肥やしのアタックトリガーで増やせる墓地が4枚、メクレイドのアタックトリガーで消費する墓地もちょうど4枚なので、2ターンかける、または《スルーザ》を2体用意することで墓地ゼロの状態からメクレイドができる。
総じて、コストの低さに反してメリット能力が多く、スーパーレアらしいカードパワーを備えた一枚と言える。【黒単アビスロイヤル】の強化パーツになり得るだろう。
その他 [編集]
- カード名は逆さ読みすると「ディラノ」「ザールス」となり、ティラノサウルスを表していると考えられる。
- シークレットレア版のモチーフはラスコー洞窟の壁画。黒い馬が描かれていた部分が《ノラディ:ド:スルーザ》に置き換わっている。
- 元の壁画は旧石器時代に描かれたとされる。古代生物がモチーフのクリーチャーであるためか、他のアビスのシークレットレアと比べても圧倒的に古い。
- アニメ『デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編』では第15話で斬札 ウィンら「デュエマさいこークラブ」が文化祭で運営するお化け屋敷の一員として初登場したが、霞ヶ関 ファルゴによってお化け屋敷が崩壊したことで日光を浴び、他のノワールアビスと共に弱体化した。
続く第16話でのファルゴへの「邪神タイム」に他のノワールアビスと共に手のみで参加していた。
デュエマシーンでは召喚されていない。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《ノラディ:ド:スルーザ》を攻撃したり、ブロックした時にも「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。攻撃やブロックでは、そのクリーチャーを選んだことになりません。
引用元(2023.4.21)
Q.相手の《若き大長老 アプル》がバトルゾーンにいて、自分の墓地にカードが4枚以上ある状況です。
自分の《ノラディ:ド:スルーザ》の「攻撃する時」の能力で墓地のカード4枚を山札の下に置こうとして、結果的に《若き大長老 アプル》の能力でカードが墓地にとどまったのですが、この場合でも「アビス・メクレイド8」できますか?
類似例:《ド:スモンマー》
A.はい、できます。前提となる行為を行おうとして、結果的にできなかった場合でも「そうしたら」以降の能力を使えるため、墓地にカードが4枚以上あれば「アビス・メクレイド8」できます。
+
| | (総合ルール 101.3a)
| - 101.3a
- 効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
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引用元(2023.4.21)
どちらか強制の効果ではあるが、何もしたくなければ「0枚の墓地肥やし」を選択することが可能。