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真久間メガ R 火文明 (13) |
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 13000 |
相手のクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。 |
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする) |
このクリーチャーが出た時、相手のパワー13000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 |
DM24-SP1で登場した火のメガ・コマンド・ドラゴン/革命軍。
スピードアタッカーを持ち、cipで相手のパワー13000以下のクリーチャーを全て破壊する超大型のドラゴン。
自身がコスト軽減能力を持つが、《ブルー・インパルス》ですら条件が重いとされているため、同様のコスト軽減能力を持つ《メガ・マグマ・ドラゴン》の一回りも二回りも召喚が難しいクリーチャーだろう。
EXライフによる耐性、【白緑巨大天門】のブロッカーなら《支配の精霊ペルフェクト》や《∞龍 ゲンムエンペラー》といった火力がそもそも効かない系が存在するため油断ならないが、逆に素のパワーだけで火力の範囲外に逃れるクリーチャーはそう多くない。かの《CRYMAX ジャオウガ》すらジャストでパワー13000以下の範疇である。
13という部分だけ見れば基本的にコスト踏み倒しと併用して使うのが望ましいクリーチャーである。
【連ドラ】系のデッキでは、大型全体除去ドラゴンとして採用の余地がある。さながら非召喚でも全体火力を放てる《黄金龍 鬼丸「王牙」》。その場合、基礎スペックの似た《炎龍神ヴォルジャアク》やブロッカー全体除去の《メガ・ブレード・ドラゴン》が競合相手となるか。
《流星のガイアッシュ・カイザー》採用時はコスト軽減を足し算できるため想像以上に軽くなる。その場合は《ガイアッシュ》1体で13-4=9換算でき、素のコストが8の《メガ・マグマ・ドラゴン》にぐっと近づいた召喚難易度になる。例えば相手が《キユリのASMラジオ》や《スターゲイズ・ゲート》あたりで踏み倒しを行ったターンにカウンターで《ガイアッシュ》を出しておき、13-4-(2以上)の計算の結果なら《メンデルスゾーン》《ボルシャック・栄光・ルピア》のマナブースト力があれば十分リセットに手が届くコストになる。
ドラゴン基盤やコマンド基盤、ファッティ基盤に単色マナ感覚で1枚積みされるケースが一定数ある。
DM24-SD1・DM24-SD2・DM24-SP1期、アドバンスCS(ただし32人規模)で準優勝した【モルトNEXT】に2枚採用されていた。
また、オリジナル環境で【黒緑アビス】が流行すると、その盤面を1枚で壊滅させられる点が注目され、【5色蒼龍】等のグッドスタッフ系のデッキに1〜2枚採用されるケースが散見されるようになった。
DM24-RP1期には、【メクレイド刃鬼】に1枚投入されて92人規模のオリジナルのチャンピオンシップを優勝した事例もある。新カードには《百威と族絆の決断》も採用されており、ビッグマナ戦術で繰り出す札の1つとして《真久間メガ》がチョイスされたと思われる。
参加者57人のアドバンスCSでは3位入賞した【赤白ドギラゴン閃】に1枚積みされたていた
極端な話、《メンデルスゾーン》と《流星のガイアッシュ・カイザー》の2つでジャンプアップすれば、運と状況には左右されるが3ターン目にポンと出て来ることもある。腐っても《流星のガイアッシュ・カイザー》とこれで3ターン目に5打点が並ぶと考えれば、そのままフィニッシャー格を待たずにビートダウンするという手もある。何ならそれらに加え、《爆龍覇 グレンリベット》のマッドネスやS・トリガーを利用すれば、そのままリーサルを組むことも不可能ではない。
2024年のゴールデンウィーク中には3人1チーム戦のチャンピオンシップで、これを4枚積みした【メクレイド刃鬼】を握ったプレイヤーがエントリーされたチームが結果を出した(64チーム、準優勝)。地道なマナブーストと《流星のガイアッシュ・カイザー》があれば、これ4枚積みの場合は運は絡むが大抵の場合4ターン目に【黒緑アビス】相手に着地できるのが大きいのだろう。
2024年のゴールデンウィーク明けには、32人参加のオリジナルCSで2枚採用された【白ガイアッシュ覇道】が3位入賞した。
しかし2024年8月17日殿堂レギュレーション改訂により【黒緑アビス】が弱体化して仮想敵が1つ減ると、相性の良いデッキにも採用を見送られるケースが激増。次第に環境でほとんど見なくなった。