セルフハンデス [編集]捨てる手札を自身で選べるハンデス。
相手に決定権があるハンデスである。ゆえに、その場で不必要なカードを優先して捨てられてしまう上、最悪墓地利用を助長したりマッドネスでカウンターを食らうこともある。 元々手札消費が激しく捨てるカードの選択肢が少ない速攻などはハンデスを撃った分だけ息切れするのが早くなりよく刺さるが、手札が充実したコントロールに対しては1枚だけ捨てさせてもいらないカードを捨てさせるだけで刺さらない。それどころか墓地利用やマッドネスの餌にすらされてしまう。 上の性質で最も貧弱なハンデスといえるため当然ながら最もコスト論が低く、基本的に軽く使用できる設計になっているのがポイントである。 しかし最も相手に与える被害が少ないといえども、相手の手札を全て捨てさせるならば最早それは最上級のハンデスと同じである。《「智」の頂 レディオ・ローゼス》や《ニコル・ボーラス》はセルフハンデスなのにオールハンデスと同義のハンデスと看做されている。 上記の実質オールハンデス以外では、《裏切りの魔狼月下城》や《絶望と反魂と滅殺の決断》などを連打すれば手札を枯らし切る事ができるため、デッキ全体をハンデスに傾けてこそ真価を発揮する。その場合には《西部人形ザビ・バレル》のような1枚しか捨てさせられないカードでも相手の手札を枯らすための露払いとして効力を発揮する(ハンデスコントロール)。 まとめると、相手が自ら手札を多く消費して息切れしやすいタイプなら、少ないセルフハンデスでも相手の動きを鈍らせることができ、相手がドローソースなどで息切れしにくい・少ない手札から復帰する手段を持つタイプなら、少ないセルフハンデス(≒相手の手札を0枚や1枚など選択肢を狭めるレベルまで減らせないセルフハンデス)は効き目が薄いどころか墓地利用促進の利敵行為になりうるというのが特徴である。ランダムハンデスやピーピングハンデスは必要なカードを運次第またはピンポイントで落とす/マッドネスも運次第または見て回避できる反面、それを相手の意思で操作されてしまうセルフハンデスは試合中での腐りやすさという観点で大きな差がある。
セルフハンデスを持つカード [編集]
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