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S・バック−指定カード(指定カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのカードをプレイする) |
この能力を持つカードは、所定の特性を持つシールドを手札に加える際、そのカードを墓地に置くことによって、(通常は手札から)コストを支払わずにプレイすることができる。
天真妖精オチャッピィ UC 自然文明 (3) |
クリーチャー:スノーフェアリー 1000 |
S・バック−自然(自然のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する) |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。 |
フレイムランス・トラップ UC 火文明 (6) |
呪文 |
S・バック−火(火のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、コストを支払わずにこの呪文を唱える) |
相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
S・バックを持つカードを用意しておけば、指定された種類のカードをシールドから手札に加える際、ルール上捨てる扱いで直接墓地に送ることで、マナコストを払わずに使用できる。
S・トリガー、ニンジャ・ストライクと並んで、相手のターン中に何か行動をすることができる数少ない方法である。
S・トリガーと比較した場合、手札にあれば使用できるため、コストなしで使える機会が多いのが強み。S・トリガーと異なり、《エメラル》や《アクア・スーパーエメラル》や、《音感の精霊龍 エメラルーダ》や、《ハッピーとラッキーの一撃》などのシールド回収を利用する事で能動的に使用可能な点も評価できる。
システム自体は悪くないが、最大の欠点は優秀すぎるシステムがゆえにバランス調整が難しく、S・トリガーと比べると種類があまりに少ない。ディスカード込みでコストパフォーマンス的に悪くないカードもいくつか存在するが、よく使用されるのはほんの数種類程度である。
総合ルール101.4.項より、「S・トリガー」「S・バック」「G・ストライク」「サバキZ」の4つは、それ専用の使うタイミングが設けられている。
詳細は「シールドチェック」を参照されたし。
《予言者プロキオン》 | 光 |
《瞬防の精霊龍 サドニアラス》 | |
《二極 シヴァイーヌ》 | コスト9の光 |
《クラック・クロウラー》 | 水 |
《暗黒鎧 ディオデスター》 | 闇 |
《ザンジ変怪》 | |
《デュアルショック・ドラゴン》 | 火 |
《爆襲 アイラ・ホップ》 | |
《ハクメイ童子》 | |
《天真妖精オチャッピィ》 | 自然 |
《「涅槃」の鬼 ゲドウ大権現》 | 闇または火 |
《超越男》 | 多色 |
《アクア・アドバイザー》 | ハンター |
DMPP-24で登場。
《天真妖精オチャッピィ》、《アクア・アドバイザー》、《デュアルショック・ドラゴン》はS・バックではないテキストで先に実装されていたが、能力の登場と同時にS・バックへと変更された。
デュエプレ公式サイトのFAQでは「手札にある時にのみ使用することができます」とTCGとは異なる部分について案内を出している。
Q.「S(ストライク)・バック」という能力はどのように使えばいいのですか?
A.例えば、「S・バック-自然」とあるクリーチャーが手札にあるとします。
表記されている文明(この場合、自然)のカードが自分のシールドゾーンから手札に加えられる時、そのカードを捨てて、手札にある「S・バック-自然」付きクリーチャーを相手に見せて宣言すれば、このクリーチャーを、コストを支払わずに召喚することができます。
クリーチャーだけでなく呪文の場合も同じように、「S・バック」で指定している文明がシールドから手札に加えられる時、そのカードを捨てれば、コストを支払わず唱えることができます。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.表記されている文明のカードを1枚、シールドゾーンから手札に加える時、 これを捨てれば、手札にある「S・バック」付きカードを何枚も一度にコストなしで使用することができますか?
A.いいえ、シールドから手札に加えるカードを捨てる枚数は、捨てたカード1枚につき、手札にある「S・バック」付きクリーチャー1体または呪文1枚だけとなります。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.シールドゾーンから手札に加えるカードが「S・バック」付きクリーチャーであった場合、このカードをコストなしで召喚することはできますか?
A.いいえ、できません。 手札に加えるカードの「S・バック」能力を使うことはできません。 そのカードを捨てて、すでに手札にある別の「S・バック」付きカードを召喚または唱えることができます。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.自分の手札に「S・バック」のカードがある時、シールドゾーンから手札に加えるカードに「S・トリガー」が付いていた場合、どちらを使用できますか?
A.選択できます。 そのカードの「S・トリガー」能力を使うか、そのカードを捨ててすでに手札にあるカードの「S・バック」能力を使うか、どちらかを選ぶことができます。しかし両方を選ぶことはできません。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.《エメラル》の効果で、自分のシールド1枚が手札に加えられますが、そのカードの「S・トリガー」を使うことはできません。そのカードを捨てて、手札にあるカードの「S・バック」能力を使用してもいいですか?
A.はい、使うことができます。 「S・トリガー」と「S・バック」は異なる能力なので、「S・トリガー」が使えない時でも「S・バック」を使うことはできます。
引用元(過去のよくある質問より)
類似裁定(2020.4.17)
Q.《お騒がせチューザ》がタップされている時、S・トリガーやS・バックを使って呪文を唱えることはできますか?
A.いいえ、できません。 このクリーチャーがタップされている間は、どのような手段でも呪文を唱えることはできません。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.手札に闇と水の両方の文明を持つカードがあり、シールドから水と火の文明を持つカードを手札に加えようとしています。このとき、《龍素記号 Sb リュウイーソウ》の能力で「S・バックー同文明」を使うことができますか?
A.はい、できます。「S・バックー同文明」を持つカードは、シールドから手札に加えるカードと共通する文明がひとつでもあれば使うことが可能です。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.《アクア防衛隊 バリアーマー》について、 「エスケープ」の能力で戻したシールドが「S・バック」の条件を満たす場合、それを捨てて「S・バック」を使うことはできますか?
A.はい、「S・バック」はシールドブレイクに限らず、どのような条件であってもシールドゾーンから手札にカードが移動するときに使用することができる能力です。
引用元(過去のよくある質問より)
Q.相手のターン中に「S・バック」能力によって、シールドゾーンから手札に加えられる《斬隠蒼頭龍バイケン》を捨て、自身の能力によってバトルゾーンに出した場合、《斬隠蒼頭龍バイケン》の手札に戻す効果を使えるタイミングはいつになりますか?
A.「S・バック」による召喚より《斬隠蒼頭龍バイケン》の効果が先になります。《斬隠蒼頭龍バイケン》はバトルゾーンに出してからクリーチャーを手札に戻す効果までが一連の能力になりました。ただし、手札に戻す能力は置換効果ではありません。
引用元(2019.7.2)
Q.相手がバトルゾーンに《光神龍スペル・デル・フィン》を出している状況で、自分は「S・トリガー」や「S・バック」で呪文の使用を宣言することはできますか?
A.いいえ、できません。
唱えることを禁止されていると、それらは宣言をすること自体ができません。
「S・バック」でカードを捨てることもできません。
引用元(2020.7.17)
Q.バトルゾーンに自分の《呪紋のカルマ インカ》がいます。自分のターン中、相手はクリーチャーの「S・トリガー」や「S・バック」の宣言をすることはできますか?
A.いいえ、できません。
召喚を制限されているとそれらは宣言をすること自体ができません。なので「S・バック」でカードを捨てることもできません。
引用元(2020.7.17)
類似裁定(2021.5.21)
Q.手札に《ハクメイ童子》がある状況です。自分のブレイクされたシールドが《ボルシャック・ドラゴン GS》だったのですが、この時、《ハクメイ童子》の「S・バック」と《ボルシャック・ドラゴン GS》の「G・ストライク」を両方使えますか?
A.はい、両方使えます。その場合、《ボルシャック・ドラゴン GS》を手札に加える際に、両方の能力を使うことを宣言してください。《ボルシャック・ドラゴン GS》を捨て、「S・バック」により《ハクメイ童子》を召喚した後で、「G・ストライク」を解決します。
A.はい、両方使えます。その場合、《ボルシャック・ドラゴン GS》を手札に加える際に、両方の能力を使うことを宣言してください。その後、「S・バック」と「G・ストライク」は好きな順番で解決できます。
引用元(2021.12.17)
Q.自分の《斬龍電融 オロチリュウセイ》がバトルゾーンにいて、山札の一番上のカードが《ハクメイ童子》である状況です。自分の《斬斬人形コダマンマ》の「出た時」の能力でシールドを1つ手札に戻す際、そのカードを捨てて山札の上から《ハクメイ童子》の「S・バック」を使えますか?
A.はい、使えます。
(総合ルール 110.4d) 引用元(2021.4.16)
類似裁定(2022.2.18)
Q.自分は《鬼寄せの術》を唱えて、効果で自分のシールドを1つ手札に加える際、「S・バック」で《ハクメイ童子》を召喚しました。《鬼寄せの術》の「このターン、次に召喚する自分の闇または火のクリーチャーの召喚コストを最大4少なくしてもよい。」の効果は、次に召喚するクリーチャーに適用できますか?
A.はい、「S・バック」で召喚した《ハクメイ童子》の次に召喚するクリーチャーのコストを4少なくできます。
引用元(2021.7.16)
Q.《二極 シヴァイーヌ》の「S・バック」能力は、シールドから手札に加える《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》を、コスト9の光のカードとして捨てられますか?
A.いいえ、捨てられません。ツインパクトカードを捨てて《二極 シヴァイーヌ》の「S・バック」を使う場合、片側がコスト9の光のクリーチャーか呪文である必要があります。
引用元(2021.9.10)
Q.相手の《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》がバトルゾーンにいる状況です。自分のターン中に《トライガード・チャージャー》を唱えて、表向きの《剣参ノ裁キ》を手札に加えた時、そのカードを捨てて《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》の「サバキZ」の使用を宣言できますか?
類似効果:S・バック
A.いいえ、呪文の「サバキZ」の宣言はできません。《トライガード・チャージャー》を唱えた時点で《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》の「相手は、自身のターンに1枚しか呪文を唱えられない。」の効果が適用されますので、唱えられない状況では、カードを捨てることも宣言することもできません。
引用元(2021.9.24)
Q.シールドがブレイクされた時に、「G・ストライク」と「S・トリガー」、「S・バック」をすべて使いたい場合、それぞれ、どのタイミングで宣言すればいいですか? また、解決する順番はどうなりますか?
A.「G・ストライク」「S・トリガー」「S・バック」をすべて使いたい場合、これらはすべて同時に相手に見せ、使用を宣言する必要があります。なお、「S・バック」はその宣言をする時点でカードを捨てる必要があります。
その後、これらの解決は、宣言したプレイヤーが好きな順番で行うことができます。
引用元(2021.12.17)
Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分のシールドゾーンからカードを手札に加える時、手札にあるコスト5以下の呪文の「S・バック」を使えますか?
類似能力:「サバキZ」
A.手札に加わるカードを捨てて、「S・バック」を宣言することはできます。ただし、効果は無視されているので、解決した結果、何も起きずに墓地に置くことになります。
なお、同時に宣言していた「S・トリガー」呪文の効果などで、解決時に《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンを離れていた場合には、問題なく効果を解決できます。
引用元(2022.6.3)
Q.自分の《ナゾの光・リリアング》のパワーが0になって破壊される時、かわりに「エスケープ」でシールドを手札に加え、バトルゾーンに残しました。パワーが0なので《ナゾの光・リリアング》は再度破壊されますが、「エスケープ」で手札に加えるカードを捨てて「S・バック」を使いたい場合、どのような処理になりますか?
類似例:「サバキZ」
A.その場合、《ナゾの光・リリアング》が再度破壊される前に「エスケープ」で手札に加えるカードを捨てて、「S・バック」の使用宣言を行います。
宣言した後、効果の解決は待機した状態で、続けて「エスケープ」で次のシールドを手札に加えることができます。シールドがなくなるか、シールドを手札に加えないことを選ぶまでこの処理を繰り返します。
待機している「S・バック」などの効果の解決は、最終的に《ナゾの光・リリアング》が破壊されて墓地に置かれてから、好きな順番で行います。
引用元(2022.12.16)
Q.自分の《マジック・H・コレクター/♪マジソンを 集めて早し ストリーム》がバトルゾーンにいる状況です。
手札にある「S・バック:ツインパクト」を与えられたカードを「S・バック:ツインパクト」で使う場合、クリーチャー側と呪文側どちらを使うかを決めるのはいつですか?
A.「S・バック」の使用宣言をした時点で決定します。
例えばシールドゾーンから手札に加えるツインパクトカードを捨てて、「S・バック」を宣言する時に、どちらの面を使うかも指定する必要があります。
引用元(2023.6.23)
Q.自分の《マジック・H・コレクター/♪マジソンを 集めて早し ストリーム》がバトルゾーンにいる状況です。
ツインパクトカードを自分のシールドから2枚同時に手札に加える場合、「S・バック:ツインパクト」によって1枚を捨てて、もう1枚を「S・バック」として使えますか?
A.いいえ、使えません。「S・バック」は、その能力を持つカードが手札にある状況でシールドからカードが加わった時にのみ宣言できます。
「S・バック」を持つカードと指定されたカードをシールドから同時に手札に加える場合、「S・バック」は使えません。
(総合ルール 112.3b) 引用元(2023.6.23)